パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、「CO2冷媒採用ノンフロン冷凍機」のラインアップを拡充し、2023年4月27日より、冷媒量調整タンク付き20馬力・30馬力・40馬力モデルの受注を開始します。
パナソニックは、業界に先駆けて2010年9月より、自然冷媒の中でも不燃性で毒性の無いCO2冷媒を採用した別置形のノンフロン冷凍機を発売しており、食品小売業の店舗などを中心に国内累計約16,500台を納入し自然冷媒化を牽引してきました。
今回、需要が拡大している低温物流倉庫や食品工場向けとして、冷媒量調整タンク付き仕様の3機種を発売します。標準機と比べて対応できる冷媒充填量が多く、デフロスト時にエバポレーター内に冷媒ガスを残さないようポンプダウン(タンクの中に回収)することが可能です。冷媒充填量を調整できるため、これまで難しかった配管距離が長い物件の施工も可能となります。
また、インバーター冷凍機の高調波を低減させるアクティブフィルターは、これまで床置き設置をしていましたが、新製品の本体に取り付けるため、タンク側面パネルの構造を強化し、「アクティブフィルター取り付けキット」を発売。現場の工事を簡単にし、設置面積の省スペース化にも貢献します。
パナソニックは、SDGsの達成に向けて、2030年別置形冷凍機に占めるノンフロン冷凍機の出荷台数比率100%を目標に、業界の自然冷媒化を率先して推進していきます。
<主な特長>
1. 自然冷媒(CO2冷媒)採用
2. 冷媒量調整タンク付きで、低温物流倉庫や食品工場、長配管物件に最適
3. アクティブフィルターの本体取り付けが可能となり、現場工事が簡単に、省スペース化にも貢献
【お問い合わせ先】
パナソニック株式会社 コールドチェーンソリューションズ社 経営企画室
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]CO2冷媒採用ノンフロン冷凍機に、冷媒量調整タンク付きタイプ登場(2023年4月27日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230427-3