過去のカウンセリングデータをAI解析。類似事例で信頼できるカウンセラーが見つけられる機能を提供開始

オンラインカウンセリングサービスを運営する株式会社Unlace（アンレース）（本社：東京都渋谷区、代表取締役：前田康太）は、AIを活用し類似事例から信頼できるカウンセラーが見つかる「searchlight」をオンラインカウンセリングサービスの新機能として、2023年4月26日から提供開始します。
【サービスURL：https://www.unlace.net】

「searchlight」について

Unlaceは誰にもとっても一番始めやすいカウンセリングサービスを目指し、24時間チャット形式で相談可能な資格保持カウンセラーと相談者のマッチング型サービスを提供してきました。「searchlight」機能では、AIが相談者が入力した悩みを過去のカウンセリングデータ*と照合。過去に似た悩みを解決したカウンセラーをマッチング候補として提案することで、相談者は「過去の類似事例」から自分の悩みに適したカウンセラーを見つけられる機能です。

「searchlight」は、ChatGPT を提供する OpenAI 社の開発する大規模言語モデル GPT-3.5 および GPT-4と自然言語処理のEmbedding技術を活用した類似度計算により実現しています。

*カウンセリングデータ：Unlaceのサービス内での相談内容（匿名情報に加工済み）

開発背景

今までのオンラインカウンセリングでは、自分の悩みに合ったカウンセラーを見つけようとしても、相談カテゴリや年齢・性別といった限られた情報で選択しなければなりませんでした。カウンセラーのプロフィールを一人ずつ読んで選ぶという作業も、時間と労力が掛かってしまいます。

この課題を解決すべく開発した新機能「searchlight」では、過去にカウンセラーが解決した相談内容から選択することができ、より効率的に自分に合ったカウンセラーを見つけやすくなりました。また同時に、悩みの解決方法としてカウンセリングが適しているか否かについても検討することも可能になります。カウンセラー、もしくは自分の悩みの適した解決方法を見つける体験を含めて「Searchlight」と名付けました。

Unlaceが目指すテクノロジーとカウンセリングの未来

昨今の急速なAI技術の発展により、人を介さないAIによるカウンセリングサービスも登場してきました。私たちはAIを最大限活用しながらも、全てをAIに委ねるのではなく、カウンセラーが役割を変えてAIと共存できるカウンセリングの未来を目指しています。

従来の方法では解決できなかった課題へのアプローチや更なる改善、メンタルヘルス・ウェルネス業界の発展に向けて、当社では最新テクノロジーを活用したサービスのロードマップを作成し、開発を進めています。

ツーサイドプラットフォームとしてクライエント、カウンセラーそれぞれの体験を変えていきます。

人材募集採用について

社会意義性とスケールの両方を実現できる事業に共感し、共に前進できるサービス開発、マーケティングポジションの方々を募集しております。まずはお気軽にご応募ください。

【採用ページURL】https://job.unlace.net/

株式会社Unlace（アンレース）について

　「選択できる感情に自由を」悩みや不安があっても、誰かに頼ることはしたくない、症状が重くなっても治療することに抵抗がある。そんな人がたくさんいます。社会的スティグマを無くし、すべての人の毎日の生活にメンタルウェルネス・メンタルヘルスケアが浸透している社会の実現を目指しています。

　Unlaceは24時間チャット形式で相談可能な資格保持カウンセラーと相談者のマッチング型サービスに加え、無料のジャーナリング・メディテーション・心理診断のサービスを提供しています。メンタルウェルネス（心の健康）をサポートするセルフケアを合わせてご利用いただくことで、カウンセリングの体験を最大化し、効果を感じやすい今までにない新しいカウンセリングサービスを提供しています。