日本においても、SDGsの浸透やエシカル消費の台頭により「人・社会・地域・環境に配慮した消費行動」や「社会的な課題の解決を目指す企業」を選ぶ傾向が高まっています。実際に、中古のスマートフォンの保有率が数年前に比べると近年倍増しています。
さらに、2022年8月には、フランス環境管理庁はリファービッシュの電子機器が新品よりも環境負荷が低いことを示す初めての報告書を発表しました。(https://www.backmarket.co.uk/en-gb/c/iphone/refurbished-smartphones)
Back Marketは、リファービッシュ製品の浸透やリファービッシュ技術の向上を通して、電子機器の購入時には、新品ではなく「リファービッシュ(=整備済製品)」が第一の選択肢となることをビジョンとして掲げています。
Back MarketのCEO兼創業者であるティボー・ユグ・ドゥ・ラローズ(Thibaud Hug de Larauze)は、「今日、企業は環境への影響を減らすことの重要性を無視することはできません。私達は現在、気候変動のターニングポイントにおり、今日の選択が明日の持続可能な未来を保証すると考えています。Back Marketにとって、B Corpの認証取得は、常に重要な戦略目標でした。今回の取得により、さらにコミットし、リファービッシュ技術に対する信頼性、透明性、正当性を強化します。地球の資源は驚くほどの速さで減少しており、需要の増加による製品の過剰生産は、その問題の大きな部分を占めています。だからこそ、B Corpの認定を受け、私達はさらにリファービッシュを推進し、行動をしていきたいと思います。」と語っています。
Back Marketは今回のB Corpの取得を通して、ガバナンス、従業員、地域社会、環境、顧客に対して、さらに循環型の社会や経済の構築を目指し、様々な角度で活動を推進して参ります。
<「Back Market Japan株式会社」について>
Back Market Japan株式会社は、携帯電話やパソコンなどのハイテク機器のリファービッシュ品のみを取扱うプラットフォームとして2014年11月にフランスで設立され、ヨーロッパ、アメリカなど世界17ヶ国で事業を展開するユニコーン企業の日本法人です。Back Marketは、自社で中古端末の購入・修理・販売は行わず、「リファービッシャー」と呼ばれる中古品の買取後、修理を施し販売する修理販売者に対して、リファービッシュ品の販売を行うプラットフォームを提供しています。また、同社では、「リファービッシャー」が販売する「リファービッシュ」品の品質を維持するため、ミステリーショッピングによる抜き打ち検査の実施を行っているほか、購入者が安心してリファービッシュ品を購入できる取組として、通常30日程度の補償に対して、12ヶ月という長期補償を提供するなど、新品以下の価格かつ、中古品以上の品質と補償を持ち合わせたリファービッシュ品の普及に取組んでいます。
所在地:東京都渋谷区神宮前6-12-18 The Iceberg
事業内容:リファービッシュ品販売サイトの運営
設立:2020年11月
URL:https://www.backmarket.co.jp/