クラスメソッドとメソドロジックがModern Data Stack分野で戦略的協業を開始

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クラウドを中心とした技術支援を提供するクラスメソッド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:横田 聡、以下「クラスメソッド」)と、データモデリングとアーキテクチャー設計の株式会社メソドロジック(本社:東京都港区麻布台、代表取締役社長:大西俊幸、以下「メソドロジック」)は、Modern Data Stack分野における戦略的協業を2023年4月1日より開始しました。

​【Modern Data Stackとは】
データ分析基盤プラットフォームには、現在、Snowflake/Databricks/AWS Redshift/Google BigQuery/Azure Synapseといったクラウドデータウェアハウスを中心に、『The Modern Data Stack』という新しい潮流が生まれてきています。
Modern Data Stackとは、最新のクラウドネイティブのテクノロジーとSaaSツールを組み合わせたデータ分析基盤であり、またその考え方を指す言葉です。データ統合、データ分析、ビジネスインテリジェンスに関する企業の要求を満たすために、より柔軟かつ高速に、データ分析基盤を構築することを目的としています。

【Modern Data Stackの構成イメージと主要なソリューション】
 

※現在の主要なツール例のイメージであり、今後、両社による選定、評価により変更、追加、拡張をしていく予定です。

【Modern Data Stackの特徴と、協業に至る背景】
Modern Data Stackの最も重要なポイントは、導入をする上で、アプリケーション開発・運用の負担が少なく、スピーディに利用開始できること、必要に応じて柔軟に変更が可能になることです。
しかしながら、Modern Data Stackの技術領域は非常に幅広く、スムーズに導入をしていくためには、様々な新たなソリューションを選定、評価し、検証する高度なスキルを持つデータエンジニアが必要になっており、こうした経験豊富なデータエンジニアは慢性的に不足しています。
エンタープライズ領域でのデータ分析基盤の構築にModern Data Stackを適用する企業は、この5年で急増していくことが想定されており、Modern Data Stackに対応できるデータエンジニアを育成していく必要がシステムインテグレータに求められています。

従来、クラスメソッドとメソドロジックは、Databricks社のレイクハウス・プラットフォームに関して、クラスメソッドのAWS構築における強みと、メソドロジックのデータ分析基盤構築ノウハウを共有し、お客様のデータ&AIの民主化を推進してまいりました。
今回、両社の協業領域を更に拡大し、Modern Data Stack分野でのデータ分析基盤構築事業の共同推進、両社のデータエンジニアの育成強化を実施してまいります。

【具体的な協業内容】
Modern Data Stackの幅広い領域に対して、両社でソリューションの最新情報の調査・選定・研究を行うとともに、マーケティングプロモーションや営業活動など、共同でのプロジェクト推進を実施します。

クラスメソッド社は、主にModern Data Stackのソリューションの調査研究を実施し、DevelopersIOを通じて技術情報を発信します。またModern Data Stackを構成する主要なSaaSや製品・サービスの高度な技術コンサルティングを実施します。

メソドロジックは、Modern Data Stackを導入するユーザのデータガバナンス方針の立案や、データマネジメント組織の設立支援、データのモデリングの支援を実施します。クラスメソッドとModern Data Stack技術情報を連携し、最適なソリューションの選定を支援。Modern Data Stack全体のシステムアーキテクチャーの設計を実施して、お客様環境へのModern Data Stackソリューションの導入を支援します。

プロジェクトから得た両社の知見を、DevelopersIOを通じてお客様にフィードバックし、Modern Data Stackのエンタープライズ領域へのスピーディな展開に対応していくことを目指します。
両社は、本取り組みにより、Modern Data Stack分野で、2025年に10億円の売上を目標として協業を実施していきます。

【エンドースメント】
Modern Data Stack各社より、以下のようなコメントを頂戴しております。

●Fivetran,inc. アジア太平洋アライアンス統括部長 Shane Harris-Tunks 氏
弊社Fivetranは、Classmethod様とMethodLogic様がModern Data Stackのパートナー協業を開始することを強く支持いたします。この共同プレスリリースは、両社がModern Data Stackの価値を深く理解していることを示しており、弊社としても大変嬉しく思います。両社の豊富な経験と知識を合わせて、より高度なデータ分析を実現し、日本の顧客のビジネス成功に貢献することを期待しています。

●Hightouch,inc Head of Asia Pacific & Japan Henry Bottger

データアクティベーションはモダンデータスタックの重要な要素であり、クラウドデータウェアハウス上の全てのデータ取り込みとモデル化を行うことで、マーケティングや営業、財務、サポートチームにとって必須の業務ツールでのデータ利用を可能にするものです。

●dbt Labs,inc  APACs& Japan Regional Director Aaron McGrath
dbt Labsは、このたびのクラスメソッド様とメソドロジック様による協業を歓迎いたします。
データ基盤構築とデータ活用について、技術的に深い知識と多くの提供実績を持つ両社が連携することで、お客様へのModern Data Stackソリューションの導入が最大限に支援されることを確信しております。
dbt Labsはクラスメソッド様、メソドロジック様と協力し、お客様へのModern Data Stack導入支援を通したデジタル・トランスフォーメーションの実現を期待しています。

また、クラスメソッドおよびメソドロジックの両社は以下のように述べています。

●株式会社メソドロジック 取締役 COO 白石 章 氏

データ分析基盤構築の勢いは留まることなく、DataMeshとModern Data Stackを中心に進んでいくこと確信しています。今回のクラスメソッド社との協業により、弊社が単独でModern data stackを推進していくよりも数倍勢いが増すことは間違いありません。Modern data stack分野から、クラウドネィティブの次世代のシステムインテグレーションの世界をクラスメソッド社と一緒にリードをしていきます。

●クラスメソッド株式会社 取締役 佐々木 大輔
今日、メソドロジック社とのパートナーシップを発表できることを非常に嬉しく思います。
昨今、データ活用の重要性は益々増しており、そのためのデータ分析基盤を最新の技術を用いながら素早く構築することが求められています。その答えがModern Data Stackであると私達は考えています。
データモデリングとアーキテクチャ設計に多くの実績を持つメソドロジック社との協業により、企業様のデータ分析における課題解決を促進いたします。

【会社概要】
<株式会社メソドロジックについて>
メソドロジックは、データモデリングとアーキテクチャー設計を軸としたIT コンサルティング会社です。ビジネスの本質を捉え、業務と、システムの構造を可視化するモデリングと、最適な構造に変革するアーキテクチャー設計を実施しております。最先端の技術を活用したIT アーキテクトを通じてエンタープライズ向けシステムの構築、継続性のあるシステム運用、改善を支援しております。

名称:株式会社メソドロジック
代表:代表取締役社長 大西 俊幸
住所:東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MT ビル
事業内容:データモデリング、アーキテクチャー設計
URL:http://www.methodologic.co.jp

<クラスメソッド株式会社について>
クラスメソッドはアマゾン ウェブ サービスをはじめ、データ分析、モバイル、IoT、AI/機械学習等の分野で企業向け技術支援を行っています。AWS支援では2015年から継続して最上位パートナーに認定され、2018年と2020年、2021年には「AWSサービスパートナー オブ ザ イヤー」を受賞。2022年にはグローバル最優秀パートナーとして「SI Partners of the Year」を受賞しました。技術支援実績は3,000社以上、AWS環境については20,000アカウント以上となります。社員による技術情報発信にも注力し、オウンドメディア「DevelopersIO」では3万本以上の記事を公開中です。「すべての人々の創造活動に貢献し続ける」という企業理念のもと、最適な技術を提案してまいります。

名称:クラスメソッド株式会社
代表:代表取締役社長 横田 聡
住所:東京都港区西新橋1-1-1 日比谷フォートタワー26階
事業内容:クラウド導入支援、ビッグデータ基盤構築、モバイルアプリ開発、LINE技術支援、AI/機械学習技術支援
URL:https://classmethod.jp/

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

 

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