東京パラ五輪日本代表・友野有理選手アーティスト・荻下丈さんがタマディックに入社

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株式会社タマディック(本社:東京都新宿区/愛知県名古屋市、英文社名:TAMADIC Co., Ltd.)は、2023年4月3日(月)に名古屋能楽堂で開催した入社式において、パラ卓球日本代表・友野有理選手と、アーティスト・荻下丈さんを含む83名の新入社員を迎え入れました。
友野有理選手は、パラ卓球クラス8(立位)の日本代表選手です。2016年より国際卓球連盟パラ卓球国際大会の日本代表に選出され、日本体育大学時代には2021年に開催された東京パラリンピックに出場してベスト8に入賞。2022年に開催されたITTFチェコ・パラオープンで優勝を果たすなど、2024年パリパラリンピックで活躍が期待される注目選手のひとりです。

荻下丈さんは、「Jo(ジョー)」の名義で活動する岐阜県大垣市在住のアーティストで、2023年3月に大垣特別支援学校を卒業しました。下書きなしで描いた伸びやかな線が特徴で、アメリカのアニメなどから影響を受けた楽しげな作風です。展覧会やグッズ販売の他にも、金融機関やインテリア専門商社とコラボ、2021 年には、NFTアートを集めた世界最大のデジタル空間の市場「OpenSea」に出展し、活躍の場を広げています。

 

弊社は1959年の設立以来、自動車・航空・宇宙をはじめとするものづくり産業を高い技術力で支えていく「総合エンジニアリング企業」を目指し続けております。同時に、ハンディキャップを持つ社員においても、それぞれに合わせた働き方を実現できる環境の整備に努めるとともに、働くすべての人が性別、年齢、国籍等に関係なく活躍できる組織を目指すダイバーシティに取り組んでおります。

今回、友野選手と荻下さんを迎え入れるにあたり、エンジニアリング業務や管理業務のみならず多様な人材に活躍の場を創出すべく、人事部にDW Gr(Diverse Work Group)という新部署を設立いたしました。2名のアスリート活動、アーティスト活動のサポートを行うとともに、ハンディキャップを持つ方々の雇用促進と活動支援に取り組み、持続的社会の発展に貢献してまいります。

■プロフィール

氏名:友野 有理(ともの・ゆり)
種目:卓球(運動機能障害クラス8)
生年月日:2000年5月1日
出身地:兵庫県神戸市
出身校:日本体育大学 スポーツ文化学部 スポーツ国際学科
戦型:シェークハンド ドライブ型
5歳から卓球を始め、11歳の時に脳梗塞を発症し、右半身にマヒが残るが、利き手を右から左にかえて競技を続行する。2016年より国際卓球連盟パラ卓球国際大会の日本代表に選出され、2016年の「第8回国際クラス別パラ選手権大会」にて初優勝。日本肢体不自由者卓球協会2023年度強化指定選手(NT)。
【主な戦績】
2018 アジアパラ競技大会 シングルス3位
世界選手権 シングルス ベスト6
2020 エジプトオープン シングルス優勝、団体戦優勝
2021 東京2020パラリンピック競技大会 シングルス・団体5位入賞
2022 チェコオープン シングルス優勝、混合ダブルス17 3位
第14回全日本パラ卓球選手権大会 シングルス優勝、混合ダブルス優勝

 

氏名:荻下 丈(おぎした・じょう)
生年月日:2004年12月13日
出身地:岐阜県大垣市
出身校:岐阜県立大垣特別支援学校

重度の発達障がいと診断される。6歳ごろから絵に夢中になり、魚や恐竜の絵を毎日百枚以上描く。人物を描き始める頃になると、自分の周りの人の行動や会話、気持ちに興味が出はじめ、笑顔を描くことから、驚いた顔、泣いた顔、怒った顔などを描くようになり、喜怒哀楽の細かい表現を描くようになる。
【主な展覧会】
2016 「みんなのアート~それぞれのらしさ2016」
2017 「tomoniアートのフェスティバル 花さく、ハレ!」
2018 個展「ぼくとこころとペンとかみ」「第1回ぎふ美術展」
2019 小笠原宣 二人展 「旅の途中でジョーくんと出会った」個展「ジョーのてんらんかい」

「ママ、ふあんにおもわなくていいよ、ぼくは このせかいをしあわせで いっぱいにするためにきたよ~」「ママ、ふあんにおもわなくていいよ、ぼくは このせかいをしあわせで いっぱいにするためにきたよ~」

「多ような有りょうてん」「Jo’s World展」「純情動物園Ⅱ」「Jo展」
2020 「ぼくはJo、Wakabaちゃんとてんらんかいだよ」「再始動プロジェクト~tomoni~芸術祭」
2022 名古屋 名鉄百貨店 ポップアップ ショップ Jo’s pop up shop
名古屋 栄 三越 Jo’s pray for peace 展

【受賞歴】
2018 第1回ぎふ美術展 自由表現部門 優秀賞、洋画部門 入選
2019 第2回ぎふ美術展 洋画部門 入選
2022 大垣市文化連盟奨励賞

 

 

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