アスエネ、持続的なサプライチェーン調達のESG評価サービス「ESGクラウドレーティング(ECR)」のシステム英語版をリリース

この記事は約5分で読めます。
アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「当社」)は、持続的なサプライチェーン調達のESG評価サービス「ESGクラウドレーティング(ECR)」システムの英語版をリリースしました。

 

  • 英語版開発の背景

「ECR」は、CDP認定スコアリング/コンサルティングパートナーとしての知見と豊富な実績を生かした、持続的なサプライチェーン調達のためのESG評価クラウドサービスです。GRI(Global Reporting Initiative)や国連グローバル・コンパクト(UNGC)など、国際的なESGフレームワークに準拠した、信頼性が高いレーティングとスコアリングを通じて、企業のESG評価を可視化します。

2023年4月から、有価証券報告書でもサステナビリティ情報の開示が義務化されるようになり、企業はESGに正しく取り組めているかどうかの可視化が求められています。多くの企業で「ECR」を導入いただいている中、海外拠点やサプライチェーンを持つ製造業をはじめとする大企業から、英語対応に対するご要望をいただく機会が増えてきました。今回の英語版リリースにより、企業はグローバルでのシステムの利用が可能となります。

導入企業(バイヤーなど)は、改善計画への取り組みにより、国内外における自社やサプライチェーン全体のESGの評価を改善・向上することができます。また、サプライチェーン企業に対しては、各サプライヤーの評価比較、一元管理、改善の働きかけなどが可能となり、サプライチェーン全体でESG経営を推進することができます。
 

  • 英語の詳細について

<英語版の主な機能>
・ダッシュボード:サプライチェーンのESG評価を7段階のレーティングとスコアで可視化
・質問票:GRIなど国際的なESG評価に準じる質問票の提供
・改善計画:国際基準に沿った、信頼性の高い評価と改善計画の提供

「ECR」では、ESG評価に伴う質問票への回答や開示情報、改善計画案も英語で支援することで、海外拠点を持つ企業のESG評価に伴うデータ登録業務を大幅に削減可能です。当社は言語対応のご要望に技術開発の観点でお応えし、お客さまのグローバルなESG経営業務の工数削減と最適化を実現します。
 

  • 「ESGクラウドレーティング(ECR)」について

「ESGクラウドレーティング(ECR)」は、企業のサプライチェーンのESG(E:環境、S:社会、G:ガバナンス)経営の取り組みを可視化できるESG評価プラットフォームです。

<主な特長>
・サプライチェーン企業に対し、信頼性の高いESG評価が可能
・サプライチェーン調達におけるESG評価の工数削減
・表彰・PRで認知と集客の最大化
ECRサービスサイト:https://earthene.com/rating
 

  • アスエネ 会社概要

会社名:アスエネ株式会社
事業:CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」
   ESG評価クラウドサービス「ESGクラウドレーティング(ECR)」
   再エネ調達コンサルティングサービス「アスエネ」
資本金:25億2,681万円(資本剰余金含む)
代表者:代表取締役CEO 西和田 浩平
株主:経営陣、インキュベイトファンド、環境エネルギー投資、STRIVE、
   パビリオンキャピタル(シンガポール政府/テマセク傘下ファンド)、
   Salesforce Ventures、SBIインベストメント、GMO VenturePartners、
   Sony Innovation Fund、GLIN Impact Capital、Axiom Asia Private Capital等
創業:2019年10月
住所:東京都港区虎ノ門1丁目17−1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階 CIC TOKYO
URL:https://earthene.com/corporate/

【採用について】
アスエネでは、ミッションである「次世代によりよい世界を」を実現するため、全方位で採用を強化しております。ご興味・ご関心がある方は、ぜひお問い合わせください。
採用サイト:https://earthene.com/corporate/recruitment

【アライアンスについて】
アスエネでは、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」の展開を、一緒にお取り組みいただけるパートナーを募集しております。

協業例:金融機関・地域金融機関、総合・専門商社、コンサル、製造業、投資ファンドなど
問い合わせ先:https://earthene.com/asuzero/contact

<注釈補足>
* GHGプロトコル:Greenhouse Gas(温室効果ガス)の排出量算定と報告の国際・世界基準
* Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分
  Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
  Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
  Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
* SX:サステナビリティ・トランスフォーメーション。企業が持続可能性を重視した経営方針へと切り替える
* LCA:ライフサイクルアセスメントの略。製品やサービスの生産から消費、廃棄に至るまでのライフサイクル全体における環境負荷を定量的に算出する手法
 

タイトルとURLをコピーしました