また、10代・20代男性に実際に売れている「レディース」カテゴリは、1位「ショルダーバッグ」、2位「財布」、3位「トートバッグ」、4位「ハンドバッグ」、5位「ネックレス」で、ファッション小物が人気であることがわかりました（注）。本調査では、10代・20代の男性ユーザーを対象に背景を探っています。
【意識調査結果サマリー】
●初めて「レディースファッション」のアイテムを購入した場所は「古着屋」が約2割で最多
●「レディースファッション」のアイテムを使用する理由は「デザインが好きだから」が約5割
●メンズ／レディースに関わらず「ファッションは、自分らしく自由に楽しみたい」と思う人が9割以上
●「自分の美意識が高い」と思う人は7割以上
●美意識が高い理由は「ファッション・ブランドが好きだから」「自分を高めたい・綺麗でいたいから」がそれぞれ約6割
●好きな服を着こなすために自分磨きをしている人は約7割。「運動」が最多
●フリマアプリでファッションアイテムを購入する理由は「安いから」が約6割で最多、「新品で買えないものが見つかるから」が約5割
●初めて「レディースファッション」のアイテムを購入した場所は「古着屋」が約2割で最多
「初めて『レディースファッション』のアイテムを購入した場所」（単一回答）について質問したところ、「古着屋」（24.6％）が最多となりました。次いで「ブランドの店頭」（24.3％）、「フリマアプリ」（21.5％）、「通販サイト」（17.1％）、「セレクトショップ」（11.6％）という結果でした。
●「レディースファッション」アイテムを使用する理由は「デザインが好きだから」が約5割
「『レディースファッション』アイテムを使用する理由」（複数回答）について質問したところ、「デザインが好きだから」（53.3%）が最も多く、次いで「シルエットが好きだから」（35.1％）、「サイズ感がフィットするから」（24.3%）、「（メンズアイテムに比べて）より綺麗に見えるから」（23.5％）、「カラーバリエーションが多いから」（17.4%）、「素材感が好きだから」（15.2%）、という結果で、メンズアイテムにはあまり見られないデザインやシルエット、カラーに魅力を感じている人が多いことがわかりました。
●メンズ／レディースに関わらず「ファッションは、自分らしく自由に楽しみたい」と思う人が9割以上
「メンズ／レディースのカテゴリにとらわれず『ファッションは、自分らしく自由に楽しみたい』と思うか」（単一回答）について質問したところ、合計93.9％が「思う」（80.1％）、「やや思う」（13.8%）と答えました。
●「自分の美意識が高い」と思う人は7割以上
「ご自身の美意識について、高いと思うか」（単一回答）について質問したところ、合計76.8％が「高い」（25.4％）、「やや高い」（51.4％）と答え、「レディースファッション」アイテムを購入する10代・20代男性の多くは美意識が高いことがわかりました。
●美意識が高い理由は「ファッション・ブランドが好きだから」「自分を高めたい・綺麗でいたいから」がそれぞれ約6割
自分の美意識が「高い」、「やや高い」と答えた278人に「その理由」について質問したところ、「ファッション・ブランドが好きだから」（61.9%）が最多、次いで「自分を高めたい、綺麗でいたいから」（59.7％）、「好きな音楽・アーティストに影響を受けたから」（27.7%）、「家族や友人の影響を受けたから」（15.8%）、「SNSなどで、自分の姿が人に見られる機会が多いから」（12.6％）、「美容を重視する仕事柄だから」（12.2%）という結果でした。
●好きな服を着こなすために自分磨きをしている人は約7割。「運動」が最多
「好きな服を着こなすためにしていること」（複数回答）について質問したところ、全回答者の68.0%が何らかの自分磨きをしていると回答しました。最も多かったのは「運動」（38.4％）、次いで「脱毛やスキンケア」（34.3%）、「ヘアケア」（32.6％）、「食事に気を配る」（27.9%）、「内面磨き（読書など）」（16.0％）という結果となりました。
●フリマアプリでファッションアイテムを購入する理由は「安いから」が約6割で最多、「新品で買えないものが見つかるから」が約5割
「フリマアプリで服を買うメリット」（複数回答）について質問したところ、最も多かったのは「安いから」（58.6％）、次いで「新品では買えないものが見つかるから」（53.0%）、「オンラインの方が買いやすい」（27.3％）、「人と被らないから」（18.5%）、「環境に優しいから」（13.0%）、「わからない／特にない」（9.1%）という結果になりました。
以上のことから、10代・20代男性の間では、自分自身を高めたり、ファッションを楽しんだりするために、メンズ／レディースのカテゴリにとらわれず、自分が良いと思うファッションアイテムを購入している人が多いことがわかりました。
【調査概要】
調査エリア： 全国
調査対象者： 「楽天ラクマ」ユーザー
回収サンプルサイズ： 362サンプル
調査期間： 2023年3月13日（月）～3月15日（水）
調査実施機関： 「楽天ラクマ」
（注）2023年2月1日（水）～2月28日（火）の取引数より算出
【フリマアプリの「楽天ラクマ」について】
「楽天ラクマ」は、2012年7月にサービスを開始した日本初のフリマアプリ「フリル」と、楽天で運営していた「ラクマ」が2018年2月に統合して生まれました。繋ぐ力で物を棄てずに循環させる「循環の輪」を広げ、誰でも手軽に活躍できるECの世界を築くことにより、サーキュレーション市場の活性化を図り、循環型社会の実現に貢献することを目指しています。2022年5月時点で「楽天ラクマ」のアプリは3,500万ダウンロードを突破しました。
※本レポートでは小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100％とならない場合があります。
以 上
