調査サマリー ■【共働き夫婦の家事育児の分担率を調査】 ママが8割以上の家事育児を担う世帯は約半数を占めた。 ■【育児アプリの家族共有機能の利用率を調査】 アプリの共有機能を利用する夫婦は、育児に積極的なパパが多い傾向に。 ■「家事育児に積極的なパパ」の都道府県ランキングを発表! 第1位は、3割以上の家事育児を担うパパの割合が85%だった「愛媛県」。 第2位は「神奈川県」で62%、第3位は「福岡県」で60%でした。 |
調査背景
総務省統計局「令和3年社会生活基本調査※1」によると、6歳未満の子どもがいる世帯の男性の家事・育児などの時間は、わずか1時間54分に留まっています。2016年の同調査と比較すると31分増え、多少増加傾向にあるものの、依然として夫婦間の家事・育児分担に課題があります。
少子化対策として夫婦間の家事育児の分担率が注目される昨今、当社では、10年以上の提供実績がある妊娠・子育て支援アプリにおける夫婦間の育児分担状況をスコアリングする新たな機能「子育て共有スコア」を開発し、今後、提供開始予定です。
さらなる少子化改善に向け当社は新たな取り組みを推進する背景から、このたび育児アプリにおける家事育児の分担率および育児アプリのデータ共有機能※2率に関する実態調査を実施しました。
※1:出典 総務省統計局「令和3年社会生活基本調査」(令和4年8月31日)
https://www.stat.go.jp/data/shakai/2021/pdf/gaiyoua.pdf
※2:育児アプリのデータ共有機能とは、アプリに記録したデータを家族間で情報共有できる機能です
共働き夫婦の家事育児の分担率を調査
ママが8割以上の家事育児を担う世帯は約半数を占める
アルバイトなどを含むワーママを対象に、夫婦間の家事育児分担の割合を調査した結果、上位3つには、「ママ8:パパ2」と「ママ7:パパ3」が各25%、「ママ9:パパ1」が23%という結果となり、ママが家事育児を8割以上担う世帯は、約半数(49.5%)を占めました。
育児アプリの家族共有機能の利用率を調査
アプリの共有機能を利用する夫婦は、育児に積極的なパパが多い傾向に。
家族や夫婦間でアプリに記録したデータを共有できる「家族共有機能の利用率」について調査した結果、47%が「利用している」と回答しました。
家族共有機能の利用世帯におけるパパとの家事育児の分担率を調査すると、半数以上のパパが3割以上の家事育児を担っていると回答し、家族共有機能の利用者は育児に積極的なパパが多い傾向にあります。
「家事育児に積極的なパパ」の都道府県ランキングを発表!
共働き世帯且つパパが3割以上の家事育児を担う世帯割合をランキング化しました。
第1位は、3割以上の家事育児を担うパパの割合が85%だった「愛媛県」となり、第2位は「神奈川県」で62%、第3位は「福岡県」で60%でした。
今後も当社では、少子化改善に向け家族における家事・育児の共有率向上を支援する取り組みを推進してまいります。
当社では、「子育て共有スコア」を活用した新たな事業を開始
3月10日に発表した通り当社では、夫婦間の育児分担状況をスコアリングする「子育て共有スコア※3」を活用し、企業や自治体が保有するデータを掛け合わせることで、独自性のあ る高付加価値な事業を開発いたします。
様々な企業様との事業開発や「子育て共有スコア」の提供を通じて、女性活躍や男性育休文化の醸成を推進し、家事育児分担率の引き上げ、出生率の改善および子育てしやすい社会の実現に貢献いたします。
「子育て共有スコア」に関するプレスリリースはこちらをご覧ください。
※3:特許出願中
調査詳細
調査名称:家事育児の分担率と育児アプリのデータ共有率に関する実態調査
調査期間:2023年2月16日〜3月8日
調査母数:1007名
調査方法:インターネット形式
会社概要
企業名 :株式会社カラダノート(東証グロース:4014)
本社 :東京都港区芝浦3-8-10 MA芝浦ビル6階
代表 :佐藤竜也
事業内容:家族サポート事業
ライフイベントマーケティング事業
家族パートナーシップ事業
URL :https://corp.karadanote.jp/