翻訳とコトバを変革するAPIサービス「LDX hub」が、OpenAIの自然言語処理モデルと連携。文法上の修正などの利用が可能に。

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株式会社川村インターナショナル(本社:東京都新宿区、代表取締役:森口功造)は、言語と人のI/Oに関するソリューション提供サイト「LDX lab」の、翻訳とコトバを変革するAPIサービス「LDX hub」のテキスト翻訳プロバイダにOpenAIを追加しました。
  • テキスト翻訳プロバイダにOpenAIを追加
  • テキスト翻訳プロバイダにmeta翻訳を追加
  • テキスト翻訳に差分表示機能を追加

今回のプロバイダ追加によりLDX hubにて、OpenAI社のChatGPTでも使用されている自然言語処理モデルによる、翻訳文の文法上の修正・文章の要約・コピーライティングの利用が可能となりました。

ドキュメント処理技術において、日本国内の特許※を取得しているLDX hubでは、文章をDeepLで「機械翻訳」にかけたあと、OpenAIの「文法上の修正」をかけるなど、ユーザによる任意の処理の選択を可能とするとともに、出力データに対応する処理の提示を繰り返すことにより、システムが保有する処理を自由に組み合わせて最終生成データを取得することを実現します。※特許番号:特許第6993751号(P6993751)

LDX hubを使用したサンプルアプリケーションでの実装例LDX hubを使用したサンプルアプリケーションでの実装例

ChatGPT(チャットジーピーティー)とは
AIの研究開発機関OpenAI社が2022年11月に発表した対話型AIチャットボットです。
ChatGPTは自然言語処理技術を利用し、精度の高い文章生成や会話応答が可能なことから、ビジネスにも幅広い活用が期待されています。

■LDX hubとは
「多種多様な変換・加工・機械翻訳をワンストップで提供、処理の組み合わせも自由自在」
詳細ページURL:https://ldxlab.io/ldxhub

言語(Language)のデジタル変革(DX)には、デジタルデータの変換・加工等を支援する柔軟なソリューションが不可欠です。LDX hubは、言語サービスの課題を解決するための豊富なAPI群を提供し、それらの自由な組み合わせをサポートします。1つのドキュメントの入力を起点に、様々な変換・加工・機械翻訳処理を連鎖させ、ニーズに応じた多種多様な出力を得ることが可能です。

■LDX hubがサポートするドキュメント変換・加工・機械翻訳処理の一例

入力 処理 出力
PDF(.pdf) フォーマットを変換する
(ドキュメントのレイアウトを維持)
Word(.docx)
Excel(.xlsx)
PowerPoint(.pptx)
PDF(.pdf)
TIFF(.tiff)
JPEG(.jpg)
PNG(.png)
BMP(.bmp)
OCR結果を出力する
(ドキュメントのレイアウトを維持)

Word(.docx)
Excel(.xlsx)
PowerPoint(.pptx)
Word(.docx)
Excel(.xlsx)
PowerPoint(.pptx)
フォントサイズを指定倍率に変更する 入力フォーマット
PDF(.pdf)
Word(.docx)
Excel(.xlsx)
PowerPoint(.pptx)
Text(.txt)
抽出したテキスト(和文)の形態素解析結果を出力する Excel(.xlsx)
Word(.docx)
Excel(.xlsx)
PowerPoint(.pptx)
Text(.txt)
HTML(.html)
XML(.xml)
SRT(.srt)
CSV(.csv)
TSV(.tsv)
 テキストを抽出する XLIFF(.xlf)
Word(.docx)
Excel(.xlsx)
PowerPoint(.pptx)
Text(.txt)
HTML(.html)
XML(.xml)
XLIFF(.xlf)
MQXLIFF(.mqxliff)
SDLXLIFF(.sdlxliff)
SRT(.srt)
CSV(.csv)
TSV(.tsv)
みんなの自動翻訳@KIで翻訳する
Google Cloud Translation Advancedで翻訳する
Google Cloud Translation Basicで翻訳する
Microsoft Translatorで翻訳する
Amazon Translateで翻訳する
DeepLで翻訳する
SAP Translation Hubで翻訳する
IBM Watson Language Translatorで翻訳する
Globalese 4で翻訳する
Globalese 2.1で翻訳する
Rozetta T-4OOで翻訳する
SYSTRAN Translateで翻訳する
ModernMTで翻訳する
Intentoで翻訳する
meta翻訳で翻訳する
入力フォーマット
PDF(.pdf) すべてのテキストを消去する 入力フォーマット
WAVE(.wav)
MP3(.mp3)
Google Cloud Speech-to-Textで音声文字起こしする
Microsoft Speech to Textで音声文字起こしする
Amazon Transcribeで音声文字起こしする
IBM Watson Speech to Textで音声文字起こしする
Text(.txt)
SRT(.srt)
Text(.txt) Google Cloud Text-to-Speechでテキストを音声に変換する
Microsoft Text to Speechでテキストを音声に変換する
Microsoft Long Audio APIで長いテキストを音声に変換する
Amazon Polly(SynthesizeSpeech)でテキストを音声に変換する
Amazon Polly(SpeechSynthesisTask)で長いテキストを音声に変換する
IBM Watson Text to Speechでテキストを音声に変換する
WAVE(.wav)

※ご要望に応じて、新しい書式への対応、自社ツールとの連携、新たな機械翻訳エンジンとの連携も可能です。

■株式会社川村インターナショナルのソリューション提供サイト「LDX lab」
ホームページ:https://ldxlab.io/

■LDX lab運営会社
株式会社川村インターナショナル
ホームページ: https://www.k-intl.co.jp/
本社所在地:東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル6階
設立年月日: 1986年1月
代表取締役: 森口 功造 (もりぐち こうぞう)
事業内容: 翻訳・機械翻訳・ポストエディットなどの翻訳ソリューション、通訳、制作、人材派遣・紹介
資本金:50,000,000円

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