AutoStore、最新の調査レポートを発表「2023年 倉庫管理・フルフィルメントに向けた5つの課題について」

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300人以上の経営幹部を対象とした調査ではコスト削減と自動化テクノロジーへの投資が最優先事項であることが判明しました

ノルウェーのロボティクステクノロジー企業であるAutoStore™(日本法人:オートストア システム株式会社、 以下 「オートストア」)は 倉庫管理およびフルフィルメントに携わる300人以上の経営幹部から得たインサイトをまとめた最新のベンチマークレポートを発表しました。調査参加者は、組織が直面している現在の課題の上位3つを、エネルギーコストの上昇(32%)、人件費の増加(27%)、サプライチェーンと出荷の制約(26%)と特定しています。
 

オートストアのビジネス デベロップメント マネージャーである中村 正明は、次のように述べています。
「2023年には、より効率的な運用が求められており、10社中9社近くが倉庫に自動化テクノロジーを導入または検討しています。厳しいマクロ環境に対して技術力で対応することは、『製品を早く欲しい』という顧客にとっては朗報です」

AutoStore™は、北米、欧州、アジア太平洋地域の経営幹部を対象に、本レポートの調査を実施しました。ヨーロッパの回答者(44%)がエネルギーコストを最大の課題として挙げているのに対し、北米とアジア太平洋地域の回答者(24%)はエネルギーコストを挙げています。逆に、APAC(34%)と北米(27%)では、ヨーロッパ(22%)に比べ、人件費の上昇がより懸念される結果となりました。

効率化を向上させるテクノロジー
業界のビジネスリーダーによると、2023年に最も重視すべき分野は、顧客満足度の向上(34%)、自動化テクノロジーへの投資(31%)、持続可能なソリューション(31%)、労働力の効率化(31%)、Goods to Person(GTP)システム導入の迅速化(30%)となっています。

回答者の大多数(88%)が、「2024年までに自動化された保管・検索システムを導入する」と回答しています。32%は「すでに何らかの自動化テクノロジーを導入」しており、56%は「今後12ヶ月以内に導入する計画を立てている」と回答しています。

AutoStore™のチーフ・マーケティング・オフィサーであるMarcus Mogéusは、次のように述べています。
「自動化テクノロジーは、もはや『あると便利』ではなく『必須』なものとなっています。このレポートでは、自動化テクノロジーに関する企業の投資計画が、前回のレポートから飛躍的に増加していることが示されています」

スペース効率化の推進
このレポートによると、業界のビジネスリーダーのおよそ3人に1人が、2023年の重要な優先事項として「サステナビリティ」を挙げていることがわかります。「エネルギー効率(55%)」、「廃棄物の削減(46%)」、「従業員の福利厚生(43%)」、「保管スペースの削減(39%)」、「リサイクル(36%)」が最も重要な取り組みとして挙げられています。逆に、顧客がAS/RSプロバイダーに求めるものは何かという質問に対しては、「持続可能性」の優先順位が下がりました(13%)。

これに対し、回答者は「信頼性」(24%)、「シンプルさ」(22%)、「スペース利用」(20%)をより重要な属性として挙げています。実際、43%は、省スペース化/有効活用が「ビジネスにとってミッションクリティカルである」と回答し、49%が「非常に重要なビジネス優先事項」として挙げています。

中村は、次のように述べています。
「組織にとってスペースは非常に重要です。従来の保管方法と比較して、倉庫の占有面積を75%削減しながら、コスト削減、効率化、そして1~3年での完全なROIを実現することを目的にお客様の支援を行っています。スペースの最適化は、コスト上昇の課題と密接に関連しています」

レポートの詳細については、こちらをご覧ください。
https://ja.autostoresystem.com/insights

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