今回のRTB接続により、「AJA SSP」が保有するOTT(*3)広告への「TVBridge Ads」及び「Logicad」を通じた配信が可能になりました。
OTT広告の大きな特徴は、著作権処理された公式動画コンテンツ内の広告枠への配信によるブランド毀損リスクの低減、そして高水準な広告完全視聴率による視聴単価を抑えた配信です。SMNではOTT広告配信において、「TVBridge Ads」によるテレビ視聴データを活用したターゲティング、複数のOTT広告を横断したフリークエンシー制御が可能であり、更なるリーチ拡大の実現が期待できます。
■「TVBridge Ads」
「Logicad」を基盤としたDSP「TVBridge Ads」は、国内最大級となる約900万台(*4)のインターネット接続テレビが取得するテレビ視聴データを活用し、テレビとデジタル(テレデジ)を横断した広告配信を実現します。「TVBridge Ads」が有するテレビCM/番組視聴ユーザー判定機能を活用したOTT広告配信は、特定のテレビCMを視聴したユーザーへの再訴求や、テレビの視聴時間が短い傾向にある若年層など地上波のテレビでリーチできない層へのインクリメンタルリーチ拡大を可能にします。
・詳細:< https://tv-bridge.com/ads/index.html >
■フリークエンシー制御
SMNでは、「AJA SSP」が保有するOTT広告のほか、番組見逃し配信や「GYAO!」、「DAZN」、「Spotify」など、様々なOTT広告への一括配信が可能です。媒体を横断してフリークエンシーを制御することで、リーチの最大化を実現できます。
国内OTT市場はその規模を拡大しており、2024年には1兆円に達すると予測されております(*5)。今後もSMNは、魅力的なコンテンツを保有するOTT広告の接続追加や、テレビとデジタルの両側⾯を持つコネクテッドテレビへの配信拡充により、広告主様のブランディング効果の最大化に努めてまいります。
*1 DSP(Demand Side Platform):広告主の広告配信効果を最適化するためのプラットフォーム
*2 Logicad:大規模な配信ログ、オーディエンスデータを高速かつ安定的に処理することが可能なシステムインフラを備え、独自のアルゴリズムを用い、RTBにも対応した自社開発の広告配信最適化プラットフォーム
・詳細ページ:< https://www.logicad.com/ >
*3 OTT:「オーバー・ザ・トップ(Over The Top)」の略称で、インターネット回線によってアクセスできるコンテンツ配信サービスの総称
*4 大手テレビメーカー4社がユーザーから広告用途への利用の同意を得て取得しているテレビ視聴データ(2022年9月15日時点)。個人を特定する情報は含まれない
*5 出典:国内OTT市場調査(2022年3月25日 AJA / デジタルインファクト調べ)< https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=27446 >
■株式会社AJA < https://aja-kk.co.jp/ >
株式会社AJAはメディアの成長と収益向上を支援しながら、健全性・透明性の高い広告ビジネスを実現する、メディア発のアドテク事業を行う会社です。「AJA SSP」、「AJA DSP」など、最先端の技術を追求しパフォーマンスの高いソリューションを提供しています。
■SMN株式会社 < https://www.so-netmedia.jp/ >
2000年3月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理と人工知能のテクノロジーを連携し進化を続けています。現在、DSP「Logicad」、マーケティングAIプラットフォーム「VALIS-Cockpit」のほか、テレビ視聴データ広告配信サービス「TVBridge」を提供するなど、マーケティングに関する様々な課題解決を実現しています。