かつて「手打ちそば杉乃屋」が営業していた吉川地区は西川町の最東端、隣接する寒河江市との境に位置します。最寄りの山形自動車道西川インターチェンジからは車で約6分と、遠方からも比較的アクセスしやすいエリアです。
長年この地で蕎麦を打ち続けてきた大沼さんから、そば打ちの技術を引き継ぐ後継者を募集しています。
- 今回の後継者募集について
- 事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」について
- 会社概要
1.今回の後継者募集について
西川町は日本有数の豪雪地帯として知られ、最近は全国ニュースでも取り上げられることが増えています。この地で2003年10月から「手打ちそば杉乃屋」という屋号を掲げ、手打ち蕎麦店を営んできた店主の大沼さん。
純和風建築の店舗兼住宅には囲炉裏もあり、窓からは寒河江川を見下ろすことのできる落ち着いたロケーションが広がっています。
大沼さんが蕎麦を打つ所を拝見していると、一つ一つの工程に詰め込まれた技術と丁寧な仕事ぶりが印象的でした。
「使っているそば粉は、全国様々な蕎麦を食べ比べた結果、北海道で幻のそばと言われている『ぼたん蕎麦』を選びました。独自の配合にして取り寄せています。歯切れを良くするため、殻も少しだけ配合しているんです」
水の温度から段階的な粉の混ぜ方、麺棒の使い分けに至るまで、すべての工程において驚くほどの「コツ」が凝縮されています。その一つ一つを、実際に手を動かしながら丁寧に説明してくださいました。どの場面を切り取っても無駄がなく、洗練された所作には目が奪われます。
大沼さんご夫妻は閉店後もこの店舗兼住宅で生活する予定です。そのため、大沼さんの技術を引き継ぎたいという人には、西川町が全面的にサポートします。住居や、店舗として利用できる物件探し、移住・開業にあたって利用できる制度の提案など、後継者の要望に合わせたプランを提示してもらえます。1人で全てを調べる必要がないため、県外からの移住であっても安心できる環境です。
大沼さんから蕎麦打ちの技術を引き継ぎ西川町で開業する場合、「杉乃屋」の屋号や仕入先の引き継ぎ、客席テーブルなど、希望するものは差し上げるのでぜひ使ってほしいと大沼さんは話します。
費用に関しては、譲渡額は必要ありませんが、蕎麦粉など蕎麦打ちを学ぶにあたって発生する経費は後継者の負担となります。
「真剣な気持ちで蕎麦に向き合う方に継いでほしいですね。お客様に蕎麦を食べてもらう以上、毎日全身の力を使って蕎麦を打ち続けていかなければいけません。中途半端な気持ちでは続けていけないでしょう」
お話を聞いていても、ご自身のこれまでの経緯やこの先への想いよりも、とにかく蕎麦に関する話題が尽きない大沼さん。ここまで蕎麦を愛しているからこそ、多くの人に愛されるお店へと成長したのだと感じました。
西川町による頼もしいバックアップの元で、誰よりも蕎麦の魅力を知り尽くした大沼さんから蕎麦打ちの技術を引き継ぎ、この地で独立を目指してみませんか?
関連URL:https://relay.town/entrustments/sugunoya
【協業や掲載のお問い合わせ先:株式会社ライトライト】
- 窓口担当:清野 愛
- 電話番号:0120-417-007
- メール :press@light-right.jp
2.事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」について
事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」は、事業を譲りたい経営者と、事業を譲り受けたい候補者をマッチングさせるサービスです。従来のM&Aマッチングサイトと異なり、どんな想いで企業や店舗を運営してきたか、オーナーの横顔を含めた想いを記事化し、後継者を公募するという特徴があります。
※公式Webサイト:https://relay.town/
3.会社概要
【株式会社ライトライト】
所在地 :〒880-0805 宮崎県宮崎市橘通東3丁目3−15 若草金城堂ビル 2F
代表取締役:齋藤 隆太
資本金 :65,010,000円
事業内容 :事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」開発/運営
コーポレートサイト:https://light-right.jp/