AIが会話の文脈を理解: ChatGPT活用 議事録生成AI「CalqTalk」の進展

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ジェネレーティブAIや量子技術を活用したクリエイティブ集団であるKandaQuantum (本社:東京都千代田区、CEO:元木大介)の新サービス「CalqTalk」はOpenAIの高度な書き起こし技術である「Whisper」を統合し、音声データから文脈を理解する議事録生成AIとして活用余地を広げました。CalqTalkは文脈を理解することにより、特定の人の話し過ぎや、個人の話し方の修正、文脈に基づいたAIの提案など多くのメリットがあります。

当社が2023年2月3日に音声をまとめた議事録AIの実現可能性について提唱、PoCを開始*1し、2023年2月9日に音声情報を高度に構造化し提案作業まで行う議事録AI「CalqTalk」を世界初の法人向けサービス*2, *3として開始しました。また昨夜OpenAIの書き起こし技術であるwhisperによりCalqTalkの高速高精度化を実現*4しました。

この度、CalqTalk(音声認識技術 + 自然言語生成技術)に独自アルゴリズム(発案: 元木大介)を導入し、30分以上の音声データを読み込んだ際に文脈を理解して、様々なトピックを組織的に整理することを可能にしました。

*以下実際の面談時の話の内容を「CalqTalk」で議事録を作成した様子。サマリのみならず「目次」を出力し、文脈の判定に成功している。機密情報は「——–」として白塗りにしている。

 

この技術は、音声データを解析することで、音声に含まれる情報をより効率的かつ正確に把握することができます。特に、長時間の音声データであっても、CalqTalkは内容を理解して、重要なトピックを抽出することができます。これにより、ユーザーは音声データをより効率的かつ迅速に把握することができます。

CalqTalkが文脈を理解することによって生じるメリットは以下のようなものがあります。

  • 議事録の照合が容易: CalqTalkが文脈を理解することにより、目次化を行い議事録の照合が容易になります。
  • 話の流れがわかる: CalqTalkが文脈を理解することにより、全体の話の流れがわかります。これにより、会議などでの議事の進行状況がわかり、より効率的な進行ができます。
  • 手作業によるエラーを減らすことができる: CalqTalkが文脈を理解することにより、手作業によるエラーを減らすことができます。これにより、より正確な議事録を作成することができます。
  • 特定の人が話し過ぎていることがわかる: CalqTalkが文脈を理解することにより、特定の人が話し過ぎていることがわかります。これにより、会議などでの参加者の話す時間を均等にすることができます。
  • 高精度な情報の把握が可能: CalqTalkは音声データから文脈を理解することができるため、高精度な情報の把握が可能です。
  • 議事録の作成時間の短縮: CalqTalkは自動的に文脈を理解して議事録を生成するため、手作業による議事録の作成時間の短縮が期待されます。
  • 繰り返された内容の把握: CalqTalkが文脈を理解することにより、繰り返された内容の把握ができます。

CalqTalkは、ビジネスマン、学生、リサーチャーなど、様々なユーザーにとって非常に便利なツールです。特に、長い音声データを解析する際には、CalqTalkが大変役立つことでしょう。

株式会社KandaQuantumは音声データの解析技術の進化に寄与することで、ユーザーにより良い体験を提供することを目指しています。このような革新的な技術を採用することで、全ての人が退屈な業務から手を離し創造性を広げる機会を創って行きます。

​[今後の展望]
CalqTalkは現在法人向けサービスとして提供されており、今後は個人向けサービスにも展開される予定です。また、当社サービス「CalqMatch」との連携により、リアルタイムな人と物のマッチングも実現することができます。これにより、ビジネスの運営がよりスムーズになり、議事録作成だけでなく人と物のマッチングまでを行うことができるようになります。

CalqTalkは、音声認識技術と自然言語生成技術の融合を実現した最先端の議事録生成AIです。当社はこのCalqTalkにより、ビジネス界に多大な貢献をすることを目指しています。
*1. https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=82094&release_id=5
*2. 当社調べ
*3. https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=82094&release_id=7
*4. https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=82094&release_id=11

[株式会社KandaQuantumについて]
2020年設立。2年半で約30社の各業界の国内最大手企業から数億~数十億円の調達を完了したスタートアップまで、量子コンピューター、AI、クラウド、IoT等最先端技術を支援してきました。株式会社KandaQuantumはジェネレーティブAIや量子技術を活用したクリエイティブ集団として最先端プロダクトを展開しています。誰もが人生に熱中できる世の中を目指し、より良い社会の実現に向け新たな価値を創出していきます。

株式会社KandaQuantum HP
https://kandaquantum.com
株式会社KandaQuantum CEO 元木SNS
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