スカイコムとGMOグローバルサイン、電子化・eシール付与で適格請求書改ざん防止を推進

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株式会社スカイコム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川橋 郁夫 以下、スカイコム)は、GMOインターネットグループのGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社の連結企業群で、電子認証サービスを展開するGMOグローバルサイン株式会社(代表取締役社長:中條 一郎 以下、GMOグローバルサイン)と連携したサービスにおいて、スカイコムにより電子化された「適格請求書」の『適格請求書発行事業者登録番号(以下 登録番号)』と、GMOグローバルサインが発行する「eシール」に付与した『登録番号』の自動紐づけが可能であることがこのたび実証されました。
この結果、電子化された「適格請求書」に「eシール」を付与して発行する方法は、改ざん、なりすましの防止に有効であることがわかりましたため、今後、日本版eシールの開始に向け、両社の連携によるこの発行方法を核として製品化を進めてまいります。
 

 

  • 【検証の内容】

2022年2月にスカイコムとGMOグローバルサインは協業を開始(※1)し、同年6月にはスカイコムのPDF生成ソリューション「SkyPDF」とGMOグローバルサインの電子署名サービス「電子印鑑ソリューションDSS byGMO」(URL: https://jp.globalsign.com/documentsigning/dss/)の連携が完了(※2)しました。
これにより「SkyPDF」によって生成された電子文書への電子署名がワンストップで行えるようになり、電子請求書等の高い信頼性を求められる電子文書が効率的に作成、「eシール」付与の環境が整いました。
そのため、同年11月には、GMOグローバルサイン・ホールディングス(以下、GMOグローバルサイン・HD)とGMOグローバルサインとの間の取引において「適格請求書」を電子的に発行、テスト版の「eシール」を「SkyPDF」上で付与し、eシール付与済みの適格請求書を「SkyPDF」上で検証するという一連の流れをテストいたしました。
(※1)スカイコムとGMOグローバルサインが協業 URL:https://www.skycom.jp/news/release/2022/00182/
(※2)スカイコムのPDF生成サービス「SkyPDF」とGMOグローバルサインの電子署名サービス「電子印鑑ソリューションDSS byGMO」が連携開始 URL:https://www.skycom.jp/news/release/2022/00192/
 

■具体的な検証方法
電子化された適格請求書に記載された「登録番号」と、eシールに記載した「登録番号」を突合。突合した「登録番号」を国税庁のサイトにおいて自動で検索したところ、適格請求書の発行元と登録番号の紐づけが可能であることが検証されました。

               【請求書作成からeシールの検証まで】

 

 

▼図:eシールと請求書内の適格請求書発行事業者登録番号の確認情報

 

▼図:国税庁のサイトでの検証後の確認済み情報

 

 

 

今後もスカイコムとGMOグローバルサインは、電子請求書におけるeシールの有効性を発信し、eシールの制度化推進を行ってまいります。

 

  • 株式会社スカイコムとは

選ばれるPDFメーカー、 スカイコム。
『安全・安心な電子文書化社会の実現に貢献』をスローガンに掲げ、電子文書の世界標準フォーマットである「PDF」をコアに据えたPDFソフトウェアプロダクト(ペーパーレス、業務改革推進のための製品・ソリューション)を提供しています。
PDF技術を自社内で開発する専門性と技術力で強みを発揮し、日本国内のみならず海外においても高い評価を得ています。
国際的なPDF関連ベンダーの業界団体であるPDFアソシエーションメンバーとして、これまで数多くの一般企業、金融機関、官公庁・自治体が利用するシステムやアプリケーションに当社のPDFテクノロジーを提供し、豊富な実績を築いています。
 

  • 「GlobalSign」とは

世に電子認証サービスが登場し始めた初期段階の1996年にベルギーでサービスの提供を開始し、ヨーロッパで初めてWebTrustを取得した認証局です。ベルギー政府関連機関への数多くの実績を持ち、eID(※3)(BELPIC)をはじめとするベルギー電子政府プロジェクトの最上位認証局である、ベルギー政府認証局への認証を行っています。2006年にGMOインターネットグループにジョインし、政府レベルのセキュリティを、日本をはじめワールドワイドに販売展開しております。現在では、SSLサーバ証明書をはじめとした2,500万枚の電子証明書発行実績と、政府関連機関や大手企業へ多数の納入実績があります。
また、『CABF(CA/Browser Forum)』、『Anti-Phishing Working Group』に参加し、電子証明書市場のリーディングカンパニーとして積極的な活動を行っています。さらに、2018年5月からは、Adobe社が2016年に設立した電子署名業界および学術界の専門家から構成される国際団体「クラウド署名コンソーシアム」に加盟し、国際的な法規制を遵守したクラウド上の電子署名の実施におけるオープンな標準規格の決定に参加しています。

(※3)ベルギーの電子政府プロジェクトの一環として始まった国民ID カードプロジェクト。12歳以上のベルギー全国民に対して電子証明書入りのIDカードが配布される。
 

  • サービスに関するお問い合わせ先

●GMOグローバルサイン株式会社
マーケティング部 坂井
TEL:03-6370-6500
Email:support-jp@globalsign.com

●株式会社スカイコム
営業本部 広報部 東・亀川
TEL:03-5289-0780 Email:pr@skycom.jp

 

GMOグローバルサイン株式会社 (URL:https://jp.globalsign.com/

会社名 GMOグローバルサイン株式会社
所在地 東京都渋谷区道玄坂1-2-3  渋谷フクラス
代表者 代表取締役社長 中條 一郎
事業内容 ■情報セキュリティ及び電子認証業務事業
資本金 3億5,664万円

 

株式会社スカイコム (URL:https://www.skycom.jp/

会社名 株式会社スカイコム
所在地 東京都千代田区神田松永町19 秋葉原ビルディング10階
代表者 代表取締役社長 川橋 郁夫
事業内容 ■ソフトウェアプロダクトの開発・販売
(SkyPDFシリーズ/SkyAgentシリーズ/SkyPASシリーズ)
■システムインテグレーション/コンサルティング 
■保守サービス
資本金 1億円

 

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 (URL:https://www.gmogshd.com/

会社名 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
(東証プライム 証券コード:3788)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役社長 青山 満
事業内容 ■電子認証・印鑑事業  ■クラウドインフラ事業
■DX事業
資本金 9億1,690万円

GMOインターネットグループ株式会社 (URL:https://www.gmo.jp/

会社名 GMOインターネットグループ株式会社
(東証プライム 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 ■インターネットインフラ事業  
■インターネット広告・メディア事業
■インターネット金融事業 
■暗号資産事業
資本金 50億円

 

※記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。

Copyright (C)2023 GMO GlobalSign K.K. All Rights Reserved.
Copyright (C)2023 SKYCOM Corporation. All Rights Reserved.

本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

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