不審なメールによる情報漏えい被害や個人情報の流出など、生活に影響を及ぼすサイバーセキュリティに関する問題が多数報じられています。誰もが安心してITの恩恵を享受するためには、国民一人ひとりがセキュリティについての関心を高め、これらの問題に対応していく必要があります。このため政府は、サイバーセキュリティに関する普及啓発強化のため、2月1日から3月18日までを「サイバーセキュリティ月間」とし、国民がサイバーセキュリティについて関心を高め、理解を深められるよう、サイバーセキュリティに関する様々な取組を集中的に行っています。
内閣サイバーセキュリティセンター（NISC）
「みんなで使おうサイバーセキュリティ・ポータルサイト」
https://security-portal.nisc.go.jp/
■スミッシングの知識や対策を学ぶ「クイズで診断！スミッシング防御力チェック」
「サイバーセキュリティ月間」に合わせて、トビラシステムズでは、昨今増加中で問題となっているスミッシングの危険性と対策法を気軽に学べるコンテンツの発信を行います。
開催期間中、トビラシステムズの公式Twitterアカウントにて、「クイズで診断！スミッシング防御力チェック」と題し、スミッシングに関する知識や対策を楽しく学べるコンテンツの発信を予定しています。Twitter上で参加できるクイズなどを発信予定ですので、ぜひ気軽にご参加ください。
トビラシステムズ公式Twitter（@tobilasystems）
https://twitter.com/tobilasystems
【クイズの例（2月1日公開）】
■前年比2倍に急増の「スミッシング」、手口の変化も
実在する企業やブランドを騙るSMSやメールを送り、添付されたURLにアクセスさせて偽サイトに誘導し、個人情報を盗み取る犯罪をフィッシング詐欺といいます。スミッシングとは「SMS」と「フィッシング」を組み合わせた造語で、フィッシング詐欺の中でもSMSを用いたものを指します。
当社の調査で、2022年に確認されたスミッシングの件数は、前年比で約２倍に増加しています。また、文面パターンやなりすましに悪用される事業者など、手口のトレンドも常に変化しています。トビラシステムズの調査で確認された、2022年に発生したスミッシングで特に多かった手口は、（1位）宅配便の不在通知を装う手口、（2位）通信事業者を装う手口、（3位）官公庁など公的機関を装う手口となりました。昨今の時勢に乗じた手口も見られ、コロナ禍に便乗したワクチン接種や助成金に関する内容や、コロナ禍で旅行や遠出を自粛する人もいる中、交通系サービスの自動退会手続きを装う内容などが発生しました。さらに、ウクライナ情勢に便乗し、仮想通貨で義援金を募る不審なサイトに誘導する手口も確認されました。
スミッシングに関する当社の調査レポートは、以下にてご覧いただけます。
・スミッシングトレンドワードと手口ランキング（2022）
https://tobila.com/news/release/p1326/
・スミッシングトレンドワードと手口ランキング（2021）
https://tobila.com/news/release/p1141/
