学会プログラムの一環として5/26日正午に開催されたランチョンミーティング(於・高知県民文化会館オレンジホール)では、遠迫憲英(医療法人啓光会理事長 / HIKARI CLINIC院長 / 精神科医)と山口征浩(株式会社Psychic VR Lab代表)が「VR/メタヴァースを用いた心理カウンセリングの可能性」をテーマに講演し、150人強の聴講者を集めました。また同時に開催された体験デモブースでは約100人強の参加者が、HMDを使ってVRプレゼンテーションを体験しました。
ポストコロナ社会において、リモートワークのニーズと課題に関心が高まる中、産業衛生に携わる医師、保健師、心理士たち医療従事者や、企業のVR担当者など、幅広い層がVR/メタヴァースでの医療サポートの可能性に興味を示し、活発な質疑応答が交わされました。また、今回発表と併せて、HIKALYは法人向けEAP(従業員向け支援プログラム)サービスをリリースしました。
HIKALYについて:
HIKALYを共同開発する医療法人啓光会は、アイソレーションタンク(フローティングタンク)を併設する国内唯一の心療内科HIKARI CLINIC(岡山市)を12年以上運営して得られた知見から、VR/メタヴァース空間における特殊な知覚作用と、アイソレーションタンクで得られる深いリラクゼーションの関係を「感覚遮断/包囲」の類似性として捉え、「こころの空間」としてのVRカウンセリングルーム「HIKALY」を株式会社Psychic VR Lab(東京都新宿区)のAR/VRプラットフォーム「STYLY」と共同開発、2021年4月にローンチしました。
HIKALYを共同回開発する株式会社Psychic VR Lab(東京都新宿区)は、アーティストに空間表現の場を提供するAR/VRプラットフォーム「STYLY」を開発、運営。2022年6月3日(金)より開催される、攻殻機動隊 SAC_2045 EXHIBITION “In The Shell”のVR展示のサポートなど、STYLYを用いたXR事業を展開しています。
参考URL:
HIKALY
https://hikaly.jp/
心療内科HIKARI CLINIC
フローティングタンクサロン COCOON
https://hikariclinic.jp/
株式会社Psychic VR lab
https://psychic-vr-lab.com/
STYLY
https://styly.cc/
第95回日本産業衛生学会
https://sanei-shikoku.jp/