「夢・チャレンジ始まりの地」小牧市が、デジタル技術を活用して課題解決を目指し実証4テーマを発表

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アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)(事務局:特定非営利活動法人コミュニティリンク/兵庫県神戸市 代表:中西雅幸)は、小牧市(愛知県)がデジタル技術を活用して行政課題の解決を目指す事業「Urban Innovation KOMAKI(アーバン・イノベーション小牧)」の4課題を公開し、参加事業者の募集を開始しました( https://urban-innovation-japan.com/city/komaki-city/ )。愛知・岐阜・静岡3県の東海中部エリアでUIJが同様の実証を行うのは8例目となり、7月22日(金)に応募受付を終了し、8月下旬には採択事業者を決定、2022年9月-2023年12月を実証実験期間とする予定です。

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■「Urban Innovation KOMAKI」とは
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戦国の昔、織田信長公が小牧山に城を築き、 天下統一に向けて夢・チャレンジの第一歩を踏み出した地が小牧市です。郷土の先人が培ってきた「チャレンジする精神」は今もこの地に引き継がれています。

恵まれた広域的交通条件を生かし、内陸工業都市として飛躍的な発展を遂げる一方で、国内でも有数の健全財政を活かして様々な施策に積極的にトライし、最近ではこれまでの取り組み等が評価され、愛知県の尾張地区で初となる「SDGs未来都市」に選定されています。

その小牧市が抱える行政課題について、デジタル技術を活用して、今までにはない新しい方法で課題解決にチャレンジしたい。そんな想いからこの『Urban Innovation KOMAKI』は立ち上がりました。今回の課題は4つ。いずれも全国に展開可能な普遍的なテーマであることが特徴です。小牧市と一緒に「夢・チャレンジ」してくださる熱い想いを持った皆さまのご参加をお待ちしています。

▼Urban Innovation KOMAKI
https://urban-innovation-japan.com/city/komaki-city/

▼参加企業・事業者向けのオンライン説明会開催します!

開催日時:2022年7月13日(水)
(詳細・お申込みは以下のウェブサイトで)
https://urban-innovation-komaki-2022.peatix.com/

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■課題は4件 応募は7/22(金)まで
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  • 課題1)外国人市民の方に正しく伝わる、機械翻訳の仕組みづくりを進めたい!

外国人市民の方に、正確で迅速な情報提供を行うための機械翻訳の仕組みづくりを行いたい。まずは、保育園での緊急性の高い保護者メール文や様式の記入例などを中心に機械翻訳を行ったうえで、誤訳の有無の確認と誤訳を引き起こす要因の分析を行う。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/komaki-city/2022-7/machine-translation/
所管課:小牧市多文化共生推進室、幼児教育・保育課
 

  • 課題2)カラスに愛される街?数え切れないほどのカラスによる被害を軽減したい!

緑豊かな小牧山は、小牧市のシンボルである一方で、多数のカラスが生息している。これらが周辺に及ぼす農作物被害、生活環境被害を軽減したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/komaki-city/2022-7/crow-damage/
所管課:小牧市農政課
 

  • 課題3)もっと簡単に!もっとスムーズに!ごみの分別区分や出し方の案内ツールの開発

デジタル技術を活用して、ごみの分別区分から出し方までを一連で案内できるサービスの実証。文字だけでなく画像やイラストなどを活用して直感的に理解できる情報提供ツールなど。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/komaki-city/2022-7/separate-trashu/
所管課:小牧市ごみ政策課
 

  • 課題4)高齢者も安心して使える!リモート相談窓口を実現したい!

味岡市⺠センターでの取扱業務外について相談があった際に、味岡市⺠センターにいながら適切な窓口につないで、市民の方が出直すことなく相談や手続きができるようにしたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/komaki-city/2022-7/online-info/
所管課:小牧市味岡市民センター

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■「Urban Innovation JAPAN」とは
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Urban Innovation JAPAN(アーバン・イノベーション・ジャパン、UIJ)は神戸市から生まれ、日本全国の自治体の課題とスタートアップ・事業者をマッチングするオープンイノベーション・プラットフォームです。DXに取り組む自治体のニーズを、本当に課題を解決できる人のところにまで届け、適材適所に課題を解決できる事業者との出会いが加速する姿勢が高い評価を受け、2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。

▼UIJのその他の自治体との取り組み(2022年6月27日現在、募集中):
・Urban InnovationTOHOHASHI / 豊橋市(愛知県)6/30応募〆切

https://urban-innovation-japan.com/city/toyohashi-city/
・ひょうごTECHイノベーションプロジェクト / 兵庫県 7/3応募〆切
https://urban-innovation-japan.com/city/hyogo-pref/
・Hatch Technology Nagoya(課題提示型支援)/ 名古屋市 7/10応募〆切
https://urban-innovation-japan.com/city/nagoya-city/
・シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI / 山口県 7/19応募〆切
https://urban-innovation-japan.com/city/yamaguchi-pref/
・AICHI X TECH(アイチ クロス テック)/ 愛知県 7/25応募〆切 
https://urban-innovation-japan.com/city/aichi-pref/

▼関連記事:
・自治体のオープン・イノベーション推進のための実証実験スキーム「Urban Innovation Japan」が2021年度
グッドデザイン賞を受賞
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072562.html

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