Relicの「不動産投資型クラウドファンディング構築サービス Powered by ENjiNE」とGMO ReTechの「GMO賃貸DX」が連携開始

この記事は約7分で読めます。
日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する事業共創カンパニーである株式会社Relic(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 北嶋 貴朗、以下「Relic」)と、GMOインターネットグループのGMO TECH株式会社の連結会社で、不動産テック事業を推進するGMO ReTech株式会社(代表取締役社長:鈴木 明人 以下、GMO ReTech)は、不特法事業者である不動産管理会社並びに小口不動産投資家双方によりシームレスな顧客体験を提供するための連携(以下「本連携」)を開始致しました。本連携を通じ、小口不動産投資家にとって、より便利で安心感のあるプラットフォームを2社で共同構築し、不動産管理会社に提供致します。

 

【本サービスの公式サイトURL】
https://relic.co.jp/services/enjine/real_estate/

【本連携の概要と背景】
 2017年の不動産特定共同事業法改正により不動産管理会社を含めた200を超える事業者が不動産特定共同事業許可を受けました。(令和4年4月末時点)改正にはインターネットを介した不動産投資型クラウドファンディングが可能となる内容が盛り込まれており、これまで以上に不動産投資が始めやすい法的環境整備が進められています。不動産の小口販売数増加に伴い、管理を行う投資家数が増えた結果、不動産管理会社においてはこれまで以上に投資家とのコミュニケーションや報告業務が煩雑になっていました。
 本提携により、不動産特定共同事業における、会員登録から契約、小口販売までのサポートをRelicが担い、販売後の効率的なコミュニケーショをGMO ReTechのサポートで担うことによって、不動産特定共同事業の契約から販売、その後の出資者とのコミュニケーションまで一気通貫でサポートすることが可能となり、不動産事業者様におかれましては、追加での物件販売促進や顧客満足度向上の為の施策を図ることが可能になります。
 

【本連携のメリット】
 今回、RelicとGMO ReTechが連携することで、不動産会社のみならず、投資家へのメリットも生まれます。

【不動産会社のメリット】

  • アプリを通じて既存の投資家に小口商品の案内ができる
  • 既存の投資家にリーチしやすくなり、追加での商品販売が可能になる
  • 投資後もアプリを通じて相談が受け付けられる
  • アプリという身近なコミュニケーションツールにより、投資家に安心感を与えることができる
  • 投資物件を小口商品とすることで、新規、既存を問わずより多くの投資家との接点を持つことができる

【投資家のメリット】

  • アプリから収支確認ができるようになる
  • 不動産会社に対して気軽に投資に関する相談ができるようになる
  • アプリから小口不動産に投資することができるようになる

■Relicの「不動産投資型クラウドファンディング構築サービス Powered by ENjiNE」について
 本サービスは、不動産事業者が不動産投資型クラウドファンディング事業に参入する際に懸念となる、システム構築、保守・運用などのコスト、構築までに掛かる時間を最小限に抑えつつ、スピーディーに事業を展開することを実現した、SaaS型の不動産投資型クラウドファンディングサイト構築サービスです。

 不動産特定共同事業法の一部が改正され、インターネット上での契約締結を必要とする電子取引業務に関わる規定が整備されたことで、インターネットで幅広く資金を募ることが可能となりました。それに伴い、国内でも複数の事業者が不動産投資型クラウドファンディング事業への参入を表明・開始しておりますが、併せて下記のような課題も頻出するようになりました。
 

  • 社内にIT部門が無く、何から検討すれば良いのか分からない
  • 不動産特定共同事業の許可申請で止まってしまっている
  • システム導入で開発会社へ相談をしたが、費用が高額で納期も長かった
  • 事業計画、収支計画の策定方法がわからない
  • 事業開始後に本当にお金が集まるか不安

 
 本サービスは不動産特定共同事業の許可申請からシステムの導入、実務設計のサポート、サイト公開後の投資家集客までを一気通貫でサポートし、上記のような課題を包括的に解決できるサービスとなっています。現在は大手不動産企業、金融系企業を中心に30社以上の導入実績があり(※サイト公開前含む)、いずれのサイトでもファンドの募集開始後はわずか数分で募集金額を達成しました。

 今後は更なる市場の流通活性化に向け、不動産出資持分をトークン化するプラットフォームを構築していき、投資家同士が出資持分の権利移転を容易にできるようになることを目指します。不動産特定共同事業法などの法令のもと、個人投資家がいつでも好きなタイミングで不動産出資持分を売買し、不動産投資型クラウドファンディング事業者の柔軟かつスピーディーな資金調達を可能とするプラットフォームの構築に向け、さらなる普及と発展を目指します。

詳しくは以下URLをご参照ください。
https://relic.co.jp/services/enjine/real_estate/

■株式会社Relicについて
 Relicは、日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する「事業共創カンパニー」です。2,000社以上が利用する国内シェアNo.1のSaaS型イノベーションマネジメント・プラットフォーム「Throttle」や、国内シェアNo.1のSaaS型クラウドファンディングプラットフォーム「ENjiNE」、顧客のロイヤリティを向上し、事業のグロースをマネジメントする次世代型マーケティングオートメーション/CRM「Booster」等の「インキュベーションテック事業」に加え、新規事業開発における事業プロデュースやコンサルティング、オープンイノベーション支援、新規事業創出プログラムや社内ベンチャー制度の企画・設計・運営や、事業開発に特化した共創型エンジニアリングサービス「Digital Innovation Studio」、ベンチャー・スタートアップ投資など総合的なソリューションを提供しています。創業から6年間の活動を通じて、大企業~中小・ベンチャー企業まで業界トップクラスである3,000社・15,000件以上の新規事業開発に携わってきた実績も含め、新規事業やイノベーションの共創や支援の分野において唯一無二の価値と意義、そして業界トップクラスの規模や成長を実現してきたリーディングカンパニーです。
[コーポレートサイト] https://relic.co.jp
[事業内容] https://relic.co.jp/services/

GMO ReTech株式会社について
 GMO ReTechは「賃貸運営を楽にする」をミッションに掲げ、不動産テックのサービスブランド「GMO賃貸DX」のもと、「GMO賃貸DXオーナーアプリ」「GMO賃貸DX入居者アプリ」を提供し、不動産賃貸領域におけるDXを推進しつつ不動産管理会社の業績アップをバックアップするサービスを展開しています。

参考
・不動産賃貸管理会社向けDXプラットフォーム「GMO 賃貸DX」
URL:https://chintaidx.com/
・不動産賃貸管理会社向けオーナーアアプリ「GMO賃貸DXオーナーアプリ」
URL:https://chintaidx.com/owner/
・不動産賃貸管理会社向け入居者アプリ「GMO賃貸DX入居者アプリ」
URL:https://chintaidx.com/resident
・不動産賃貸のDXマガジン「GMO賃貸DX WEBメディア」
URL:https://chintaidx.com/media/

■本リリースおよび「不動産投資型クラウドファンディング Powered by ENjiNE」のお問い合わせ先
株式会社Relic  担当:中村
TEL: 03-6455-0735
FAX:03-6869-9452
E-MAIL:info@relic.co.jp

タイトルとURLをコピーしました