- 資金調達の目的・背景
amptalkは、「 昨日まで世界になかったチャンスを作り出す」ことを目指し、2019年に創業し、AIによるオンライン商談の書き起こしと分析を行う「アンプトーク」をリリースしました。
昨今、多くの業界でDX(デジタルフォーメーション)が話題になっている中、新型コロナウイルス流行も加わり、営業活動はオンラインが主流となりました。その流れは、アフターコロナであっても持続すると想定されています。
また、多くの企業では、オンライン商談への移行対応だけでなく、営業組織の課題として「営業活動の属人化」や「営業人材の育成」、「インサイドセールス(IS)・フィールドセールス(FS)・カスタマーサクセス(CS)(※)の連携、情報共有」などの課題を抱えています。
そのような社会の流れの中で、チーム毎の情報の分断をなくし、あらゆる情報を定量化し、分析することで営業活動の最適化と効率化を目指す“セールスイネーブルメント”の実現に多くの企業が取り組んでいます。
そのセールスイネーブルメントを実現するために「アンプトーク」は、Web会議システムやIP電話の自動書き起こし・分析・解析を可能とするだけでなく、自動でSalesforceやSlack、HubSpotに共有されることで、時間や労力を削減しながら商談の共有・振り返りが可能となります。これらを通して「アンプトーク」はセールスイネーブルメントの実現します。
今回の資金調達では、「アンプトーク」のサービスアップデートをしてくとともに、シリコンバレー発のScrum Venturesをリード投資家とし、東南アジアでの投資実績を誇る既存のジェネシア・ベンチャーズ、また既存のモバイル・インターネットキャピタル、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタルという日本の市場に対するプレゼンスの高い投資家陣からの投資を受けることで、日本マーケットのみならず、今後の北米及び東南アジアへの展開を見据えたプロダクト・マーケティングへの投資によりサービスの認知拡大、事業拡大を見据えたグローバル人材の採用活動を強化していきます。
- 資金調達概要
調達金額:3億円
調達方法:第三者割当増資
引受先 :Scrum Ventures LLC、株式会社ジェネシア・ベンチャーズ、モバイル・インターネットキャピタル株式会社、みずほキャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社
- 投資家コメント
◯Scrum Ventures LLC プリンシパル 黒田 健介
電話やビデオ会議での商談が当たり前になった現在、蓄積された豊富な商談データにテクノロジーを適用することで、これまでにない次元で営業生産性の向上、セールスイネーブルメントを実現し得る時代になりました。まさにその名の通り、talkをamplifyできる時代です。この短い期間にも、猪瀬さんをはじめamptalkチームが顧客に真摯に向き合い、凄まじいスピードでプロダクトを開発し、導入社数を伸ばしていく姿を見ていて、近い将来日本のセールステックを代表する会社になる風格を感じます。スクラムベンチャーズとしても微力ながら全力で支援してまいります!
◯株式会社ジェネシア・ベンチャーズ ジェネラル・パートナー 鈴木 隆宏
2021年9月のシード期に出資をさせて頂いた際にもコメントさせて頂いたのですが、猪瀬さんと出逢った瞬間に想いの強さとレジリエンスを感じ、一目惚れに近いカタチで支援をさせて頂きました。またご一緒させて頂いてからは、猪瀬さんだけではなく、Team amptalkの皆さまの想いの強さ、実行力に更に魅了され、今回ラウンドの追加出資の機会を頂きました。多くのビジネスパーソンの皆さまが携わる営業活動の現場をテクノロジーを通じて効率化し、「人と人が向き合う時間を最大化する」と言うミッションを実現すべく、引き続き共にチャレンジし続けてまいります。
◯みずほキャピタル株式会社 投資第5部長 根本 丈司
amptalk は、猪瀬さんの行動力や戦略性の高さに加えて、優秀なメンバーも集結している魅力的なスタートアップです。
コロナ禍で多くの企業の営業スタイルがリアルからオンラインへ移行する中、セールスイネーブルメントが注目を浴び始めております。「アンプトーク」は時流を捉えたプロダクトであり、トラクションも順調に伸びています。今後は、みずほグループの総力を挙げてご支援させていただきます!
◯三菱UFJキャピタル株式会社 投資第二部部長 田口 順一
オンライン商談が普及してきた昨今、営業のアップデートは急務だと感じています。
amptalkは営業の効率化、情報の共有、人材の育成を実現出来るツールとして急成長中です。
猪瀬代表の意思の強さ、物事を前に進める力、そして周囲を巻き込む力に魅力を感じ、今回投資させて頂くことになりました。今後のamptalkのさらなる飛躍を微力ながら応援させて頂ければと存じます!
◯モバイル・インターネットキャピタル株式会社 代表取締役社長 海老澤 観
amptalkは、独自の高精度AI技術をベースに、オンライン商談における実効性の高い営業改善ができるツールとして、多くの顧客を獲得し、驚異的に低い解約率を実現しています。
また、様々なオンライン会議ツールとの連携を図ることで、更なる利便性の向上に努める等、日々、進化し続けております。
猪瀬さんをはじめとする優秀な経営陣は、amptalkを用いたデータとAIによるオープンでスマートな営業活動を実現することで、様々な社会変革をリードし、より豊かな生活を実現してくれるものと確信しております。
微力ではありますが、その一助を担えることを、非常にうれしく思います。
- amptalk株式会社 代表取締役社長 猪瀬 竜馬 コメント
2020年5月の資金調達からおよそ1年半ほど経過し、新型コロナウイルスと社会の付き合い方も様々な局面を迎えています。たった1年半にも関わらず、人々や社会における働き方に対する見方は劇的に変化してきたと感じています。あらゆるコミュニケーションツールが開発され、発展していく中で、我々が出来る「会話を可視化し、人々が今まで時間をかけてやってきたことをより効率よく実施出来るような製品をお届けする」ことで社会に貢献していく必要があると考えています。
セールスイネーブルメントは比較的新しい分野ですが、今回調達した資金を用いて、私たち「amptalk」が先陣を切って、日本で、そして海外でも“セールスイネーブルメント”を普及させていければと考えています。
- 採用情報
amptalkは資金調達とともに以下の職種を募集しています。
職種:ソフトウェアエンジニア/機械学習エンジニア/セールス/マーケティング
採用ページ:https://amptalk.co.jp/recruit
- 「アンプトーク」概要
「アンプトーク」は、IP電話やテレビ会議システムなどあらゆるコミュニケーションツールと連携し、オンライン商談や通話を自動で書き起こし・要約・解析し、Salesforceに自動出力することで、オンライン商談を自動化・可視化します。
「アンプトーク」を用いることで、あらゆる企業のセールスイネーブルメントを実現し、インサイドセールスからフィールドセールス、カスタマーサクセスまで営業組織全体の生産性向上を支援します。
◯連携しているツール:
(ビデオ会議)Zoom Meetings,Microsoft Teams
(IP電話)Dialpad, Zoom Phone
(SFA)Salesforce
(CRM)HubSpot
(チャット)Slack
- 会社概要
amptalkは、「 無駄を省き人と人が向き合う時間を最大化する」をミッションとし、「 昨日まで世界になかったチャンスを」作り出すことを目指しています。“人”だけではできなかったことを成しとげることで、“人”がより効率的に働ける世の中を作る会社です。
ユーザーがより効率良く営業活動に集中し、売上をあげることで世の中に「機会」を作り出すことを目指し、音声認識の仕組みや様々なAIの技術を用いて営業人員の効率化を加速するプロダクトを開発し、販売しております。
商号 :amptalk株式会社/アンプトーク株式会社
代表者 :猪瀬 竜馬
所在地 :東京都渋谷区恵比寿1丁目8-3
設立日 :2020年11月17日
HP :https://amptalk.co.jp/
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