市立中学生によるビジネス提案発表会「さいたまカップ」開催 タムロンの光学技術を題材にした企画が探求学習プログラム「さいたまエンジン」にて初代グランプリを受賞

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 総合光学機器メーカーの株式会社タムロン(代表取締役社長:鯵坂司郎、本社:さいたま市)は、次世代を担う人材の育成と地域社会貢献を目的に、2022年からさいたま市教育員会が新たに開始した地域探求プログラム「さいたまエンジン」に参画いたしました。その初年度の集大成となる「さいたまカップ」が2022年12月17日(土)に行われ、当社の産業用レンズラインアップの1つである短波赤外線(SWIR)用レンズを応用した自律移動ロボットの企画「清水(しみず)」が、初代グランプリを受賞しました。
 ​「さいたまエンジン」は、さいたま市がウェルビーイング(Well-being)なまちづくりを目指し、将来を担う中学生と今を生きるさいたま市の企業が協働し、新たなビジネスモデルを生み出し提案するプロジェクトです。参加したさいたま市内の公立中学校3校(浦和中学校、岸中学校、大宮国際中等教育学校)の生徒は、企業のリソース(事業の特色や強み)とさいたま市のリソース(魅力や可能性)を探求し、地域や社会、人のためになる「イノベーションプラン」を約半年にわたり考え、企業にプレゼンテーションを行いました。各学校の予選を勝ち抜いた代表13チームがフィナーレの場である「さいたまカップ」でプレゼンテーションを行い、グランプリ、準グランプリおよび企業冠賞の審査が行われました。
 

 

                <「さいたまエンジン」授業の様子>
 

                  <「さいたまカップ」の様子>

【グランプリ・タムロン賞】
学校名・チーム名: 浦和中学校 「オムハヤシ」
企業のリソース: 株式会社タムロン 短波赤外線レンズ(SWIR)、測るレンズの技術
地域のリソース: 暑いさいたま、さいたま市の農業
プレゼンテーションタイトル: 「清水(しみず)」
プレゼンテーション概要:
当社の産業用レンズラインアップの1つである短波赤外線(SWIR)用単焦点レンズを活用した自律移動ロボット「清水」は、「水遣り」「打ち水」「透かしみず」といった3つの機能を搭載。「水遣り」機能では畑に水を撒いたり、レンズで温度を測る「打ち水」機能では、暑い時期に公共の場で打ち水を行い人々へ「涼」を提供したり、レンズで果物の糖度をはかる「透かしみず」機能は、作物の適切な収穫時期を見極めることができる。また作物の出来を良くすることでフードロスを無くす。水遣りには雨水を使用し、ロボットは太陽光発電で稼働する。農業の省人化や環境問題などに触れた問題解決型ロボット。

■さいたまカップ結果 ※はタムロンに向けて提案をした各中学校の最優秀チーム。

 

株式会社タムロンはこれからも「さいたまエンジン」をはじめ、小中高校生の部を設けている写真コンテスト「タムロン鉄道風景コンテスト」の開催など、次世代育成や地域貢献活動を行ってまいります。

<株式会社タムロンについて>
デジタル一眼カメラ用交換レンズをはじめとする、一般ユーザー向けの自社ブランド製品からOEM製品、そして各種産業分野に貢献する光学製品に至るまで、独創的な光学製品を供給している総合光学機器メーカーです。今後も豊かな創造性と先進的な高い技術力を駆使し、さまざまな産業分野に眼を向けて邁進するとともに、事業活動のあらゆる面で環境保全に配慮した活動を目指します。

<取扱光学製品>
ミラーレスカメラ用交換レンズ、一眼レフカメラ用交換レンズ、監視カメラ用レンズ、FA/マシンビジョン用レンズ、TV会議用レンズ、カメラモジュール、車載用レンズ、コンパクトデジタルカメラ用レンズ、ビデオカメラ用レンズ、ドローン用レンズ、医療用レンズ 他
 

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