IT技術の進展により、だれもが自由な発想で創作活動をすることができるようになりました。さらに、近年のブロックチェーン・NFTに代表されるWEB3.0を支える技術の普及により、自分の作品をより簡単に、より広範囲に拡散、流通することができる環境が整って来ております。
このように、テクノロジーが人々のクリエイティビティの可能性を発展させる一方で、それらの個人クリエイターの創作物を、無断で配信したり、掲載したり、出品するような著作権を侵害するような不正な行為が後を絶ちません。
そこで私達は、2020年にコンテンツ企業向けに開発した、ブロックチェーン技術を活用したWeb3時代のデジタルコンテンツの著作権侵害対策支援サービス「C-Guardian」をベースとして、主として個人のクリエイターの創作物に対する侵害の対策を支援するために、新たに以下の4つの特徴をもった新しい「C-Guardian」サービスを開発・提供開始しました。
①侵害者による侵害の証拠を半永続的に保管
ブロックチェーン技術は、データを半永続的に改竄不能な形で記録できる特徴を持っています。C-Guardianを使うと、証拠データを、通常のデータベースシステムではなく、上記の技術特徴をもつブロックチェーンシステムに記録して永続的に消えない形で保管し続けることができます。
②違法サイトに対して牽制力をもった対応が可能
C-Guardianは、証拠保全にブロックチェーン技術を採用しています。そのため、改竄不能で高い”信頼性”のある証拠データが、半永続的に”透明性”をもってブロックチェーンシステム上に公開されます。この高い信頼性と透明性をもった証拠をブロックチェーンに記録したことを示す侵害記録証明書をダウンロードでき、それを違法なサイトに提示することで、取り下げ警告する際の強い牽制力となります。
③証拠保全を手軽にワンコイン(500円)で簡単ワンクリックで
侵害が発生する件数は時期によってまちまちです。また侵害サイト毎のアクセス規模や知名度によって対応は異なります。個人クリエイター向けC-Guardianは、月額の一律料金ではなく、1件につきワンコイン(500円)で、ワンクリックするだけで簡単に証拠保全できます。侵害の発生件数が多い時期に限って、対応を要するサイトに絞って、必要な分だけ利用いただけます。
④NFTの侵害へも対応
個人クリエイター向けC-Guardianでは、これまでの漫画、アニメに加えて、近年、新たな個人クリエイターの創作物として注目されているNFTの侵害の証拠保全もできます。
■「コンシューマーユーザー向け C-Guardian」
https://c-guardian.jp/
なお、C-Guardianは、日本のコンテンツ関連企業50社が加盟する一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブが、日本のIPコンテンツを安心安全にグローバルに流通拡大させるための基盤として支援している、日本発のパブリックブロックチェーン「Sanpō-Blockchain(サンポー・ブロックチェーン)」を採用しています。
<Sanpō-Blockchain>
コンテンツ領域の活用に特化した日本発のパブリックブロックチェーン
コミュニティサイト:https://sanpobc.io
Github:https://github.com/sanpo-blockchain
エクスプローラー:https://sanpobc.tech
ケンタウロスワークスは、ブロックチェーン等の先端技術を活用したコンテンツ領域のソリューション開発を進めています。今後も多様な知見や技術を有する社外パートナーと共に、コンテンツ業界のデジタルトランスフォーメーションを支援してまいります。
【本件に関するお問い合わせ】
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代表取締役 河﨑健一郎
(E-mail:info@centaurusworks.jp)
(URL:https://centaurusworks.jp/)