元々インドア派の多い猫の飼い主さん。コロナ禍とそれに伴う社会的変容で、暮らしや購買意欲にどのような変化があったのか、最新動向調査から読みときます。
- キャットフードの買い替えタイミングは、愛猫の「食いつきの変化」
まず、「キャットフードの買い替えのタイミングはいつ?」の問いに、半数近い48%の方が「食いつきの変化」と答え、「健康」18%や「年齢/病気」14%よりも大きく上回る結果となりました。
猫はグルメと言われ、味の好みもさまざまです。うちの子好みの美味しいキャットフード選びは、飼い主さんの悩みのひとつと言えそうですね。
- キャットフードの情報収集はオンラインとオフラインが約半分ずつ
次に、【キャットフードについて調べたいときはどうしてる?】の質問。オンラインでは「インターネット検索」54.7%、オフラインでは「動物病院」34.9%の回答が多く集まりました。
「インターネット検索」は気になる情報を簡単に調べることができ、利便性に優れる反面、情報へのリテラシーも必要です。対して「動物病院」は顔が見え、信頼できる情報が得られるけれど、自分から情報をキャッチしに行くには少し手間がかかりがち。
「キャットフードは種類が多すぎて、どれを選んでいいのかわからない」という飼い主さんは購入時の重視点の違いで、オンライン・オフラインを上手に使い分けをしているようです。
- キャットフードを購入する場所はホームセンターが1位。EC派も着実に増加中
キャットフードを購入する場所は、生活圏にある「ホームセンター」53.0%、「スーパー・ドラックストア」44.7%の回答数が多く集まりました。現状ではEC活用は37.0%で3番手となっていますが、場所や時間を問わず購入することができ、持ち運びすることなく届けてもらえる利便性が魅力。さらにフードでは店頭価格より安くなっている場合があり、ネットでの購入を検討している人も多いようです。
ネットスーパーや宅配サービスの普及そしてステイホームの影響などもあり、情報収集から購入までをオンラインで全て完結する飼い主さんが今後も増えていくのは間違いなさそうです。
どんな情報を選び、どういう消費行動をするのか。さまざまな選択肢がある中で、もはや答えは一つとは限りません。ペットへの向き合い方もまさに多様性の時代と言えそうです。
- 調査概要
■調査概要:【2022年】猫オーナーのペットフードに関する調査
■調査期間:2022年8月
■調査方法:PECOアプリ利用者へのアンケート調査
■調査人数:338人
■調査対象:全国の10代〜70代男女
■調査主体:PECO
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