https://www.zdh.co.jp/customer/manufacturing/agc/
<AGCが抱えていた課題と背景>
グローバル共通基盤DWHの構築が重要なテーマに
AGCは中期経営計画「AGC plus-2023」において、主力戦略に「DXの加速による競争力の強化」を掲げ、部門ごとの取り組みの深化や複合化とともに、DXによるAGCグループのビジネスモデルの変革に取り組み、競争優位性を築き、お客様と社会に新たな付加価値を提供することを目指しています。
DX加速にはデータ活用の拡大が重要として、2025年までにデータサイエンスの一般教養を身につけた人材5,000名、上級人材100名を育成する目標を掲げると共に、データ活用を支えるグローバル共通基盤の整備に注力しています。
多彩な事業を持つAGCでは、異なる事業を支えるシステム(ERP)はこれまで個別に構築していましたが、近年「標準ERP」という考えに転換。グローバルでの共通化の検討と共に付属するBIシステムについても同じ発想を採り、グローバル規模でERPデータを活用するためのDWHが必要という状況にいました。
30の国と地域に拠点を展開するAGCでは、SaaSベースのERPを導入中であるため、同様にSaaSベースで、独自アーキテクチャにより拡張性に優れたクラウドDWH「Snowflake」を検討していました。先行導入した欧州ですでに導入効果が出ていたこともあり、日本でもSnowflakeが採用され、DWHやBIに精通しSnowflake日本法人とパートナーシップを結ぶジールがPoCの技術支援パートナーに選定されました。
<PoCの成果と今後の展開>
検証環境を構築し実データを使ってテストを実施
PoCは、「セキュリティ・ガバナンス」「権限管理」「課金を意識したユーザの使用状況の可視化」の3つの検証カテゴリで実施し、ジールのSnowflakeに関する豊富な知見により、3つのすべてのカテゴリにおいて効率的で納得がいくまで確認ができたと、AGCより評価をいただいております。
また、PoCを実施したことで本格的にERPからSnowflakeへどのようなデータを流し込むかがクリアになったため、AGCは今後2022年~2023年にかけて検証環境を構築し、実データを使ってBIツールで表示するテストを実施していく予定です。
今後もジールは、AGCの課題に対し、適切な環境作り、ツールのご提供などを通じて解決のご提案を行うとともに、お客様のご要望を反映したサービスの充実を推進してまいります。
◆AGCにおけるクラウド型DWH「Snowflake」PoC事例の詳細は以下URLをご参照ください
https://www.zdh.co.jp/customer/manufacturing/agc/
AGC株式会社について
2018年に、旭硝子が社名変更し誕生したAGC。グローバル素材メーカーとして、自動車ガラス、フッ素樹脂など多くの分野で世界トップレベルのシェアを誇ります。「独自の素材・ソリューションの提供を通じて、サスティナブルな社会の実現に貢献するとともに、継続的に成長・進化するエクセレントカンパニーでありたい」という“2030年のありたい姿”の実現に向けてさまざまな取り組みを進めています。
*詳しい情報は、以下URLをご参照ください。
https://www.agc.com/
【株式会社ジールに関して】
株式会社ジールは、社内外のデータを整理・統合するデータプラットフォームやデータを分析・予測・可視化するAI・BIソリューション等を、コンサルティング・システム開発を通じて提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションやデータドリブン経営の推進を支援しています。自社開発のクラウド型データ分析基盤「ZEUSCloud」、DX人材育成を支援するeラーニングサービス「ZEAL DX-Learning Room」なども展開しています。東証プライム市場上場の株式会社アバントグループの 100%子会社です。
社 名: 株式会社ジール
設 立: 2012 年 7 月
代表者: 代表取締役社長 岡部 貴弘
URL: https://www.zdh.co.jp/
主要業務: ビジネスソリューションパッケージの開発・ライセンス販売・コンサルティングサービス・サポートサービス など
本社所在地: 東京都品川区上大崎 2 丁目 13 番 17 号 目黒東急ビル 6 階
大阪支社: 大阪府大阪市中央区伏見町二丁目 1 番 1 号 三井住友銀行高麗橋ビル 7F
【アバントグループに関して】
株式会社アバントグループ(本社:東京都港区、代表取締役社長:森川 徹治、東証プライム市場上場、証券コード:3836)を持株会社として展開するアバントグループは、「企業価値向上に役立つソフトウエア会社になる」とのマテリアリティの実現に向けて、2022年10月1日に新たなガバナンス体制とグループ体制でスタートしました。
アバントグループでは、財務情報・非財務情報を問わず様々な情報に基づき、お客様が適時・適切な経営判断を行い、経営改革を推進するためのソフトウエア開発・販売・保守や、ソフトウエアベースのコンサルティング・BPOサービスをご提供し、「経営のDX」に貢献してまいります。主要なグループ事業子会社(いずれも100%所有)は以下の通りです。
<アバントグループ>
○株式会社アバント
○株式会社インターネットディスクロージャー
○株式会社ジール
○株式会社ディーバ
※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
以上