出版業界からWebディレクターへの転身経験者に聞いた それぞれの仕事の「違い」とは?

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Webディレクターを目指す方に知っておいて欲しい情報を分かりやすくまとめたWebメディア「ディレタマ」(https://www.dire-tama.com/)を運営する全研本社株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:林 順之亮)は、出版業界からWebディレクターに転身した人108名に対し、出版業界からWebディレクターへの転身者の調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。調査の結果、出版業界からのWebディレクターへの転身者の多くが、直接クライアントと関わりが持てるWebディレクターの仕事に魅力を感じていることが分かりました。
■調査サマリー

■調査概要
調査概要:出版業界からWebディレクターへの転身者の本音調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年9月22日〜同年9月25日
有効回答:出版業界からWebディレクターに転身した人108名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ディレタマ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.dire-tama.com/

■出版業界から転身したきっかけ、約半数が「確実に伸びる業界で仕事がしたいと感じたこと」と回答
「Q1.あなたは、どのようなきっかけで出版業界からWebディレクターに転身しましたか。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「確実に伸びる業界で仕事がしたいと感じたこと」が45.4%、「裁量権の大きい仕事がしたいと感じたこと」が39.8%、「Webディレクターに転身した同僚にすすめられたこと」が35.2%という回答となりました。

・確実に伸びる業界で仕事がしたいと感じたこと:45.4%
・裁量権の大きい仕事がしたいと感じたこと:39.8%
・Webディレクターに転身した同僚にすすめられたこと:35.2%

・出版業界でのキャリアアップに限界を感じたこと:29.6%
・誰かのためになる仕事がしたいと感じたこと:20.4%
・育児で忙しくなったこと:7.4%
・その他:10.2%
-32歳:出版以外のメディアに幅を広げたかった、クライアントワークの経験を積みたかった
-53歳:もともとがWeb業界からでもあったため
-65歳:昔の会社の後輩が起業して誘われた
-32歳:クライアエントからの要望が増えたこと
-45歳:収入
・わからない/答えられない:0.9%

■他にも「WEBサイト制作の草創期で、楽しそうな分野だと思った」や「収入を上げたかった。経験が活かせると思った」などの声も
Q1で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q2.Q1で回答した以外に、出版業界からWebディレクターに転身したきっかけがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=107)と質問したところ、「WEBサイト制作の草創期で、楽しそうな分野だと思った」や「収入を上げたかった。経験が活かせると思った」など58の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・56歳:WEBサイト制作の草創期で、楽しそうな分野だと思った。
・45歳:収入を上げたかった。経験が活かせると思った。

・49歳:これからWebで伸びそうな会社が人材を募集していたから。
・33歳:転職した先のポジションだったから。
・34歳:元々興味があったから。
・33歳:仕事が安定していそうなため。
・28歳:前職の場でキャリアを気づくのは難しいと判断したため。
・58歳:出版不況が叫ばれ始めたから。

■Webディレクター職ならではの魅力、「クライアントから感謝の声を直接聞ける」が45.4%で最多
「Q3.実際に転身してみて、出版業界の仕事にはなかった「Webディレクター職ならではの魅力」として感じているものを教えてください。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「クライアントから感謝の声を直接聞ける」が45.4%、「Webに関する幅広い知識が得られる」が44.4%、「顧客課題の解決に直接携われる」が43.5%という回答となりました。

・クライアントから感謝の声を直接聞ける:45.4%
・Webに関する幅広い知識が得られる:44.4%
・顧客課題の解決に直接携われる:43.5%

・企画立案など上流にも携わることができる:41.7%
・制作物に対する自由度が高い:22.2%
・その他:2.8%
-32歳:技術や環境が日々アップデートされているので刺激的
-32歳:顧客分析など市場調査もできること
・特にない:1.9%
・わからない/答えられない:2.8%

■他にも「好きなだけ好きな情報を盛り込める」や「いろんな仕掛けや企画、施策を含めて提案できる」ことに魅力を感じる声
Q3で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、出版業界の仕事にはなかった「Webディレクター職ならではの魅力」として感じているものがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=103)と質問したところ、「スペースに限界がないため、好きなだけ好きな情報を盛り込める」や「いろんな仕掛けや企画、施策を含めて提案できる」など53の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・39歳:スペースに限界がないため、好きなだけ好きな情報を盛り込める。
・32歳:Webではできることが広がり、いろんな仕掛けや企画、施策を含めて提案できること。

・65歳:印刷と違って修正が簡単に出来る。
・33歳:台割にしばられずに自由に企画できる。
・34歳:エンジニアと関われる。
・31歳:どこでも仕事ができる。
・33歳:勢いがある。
・58歳:誌面では考えられなかった展開に魅力を感じ、またそれらの企画を提案することができる。

■クライアントと関われることで、「感謝の声が聞けてモチベーションが上がった」や「担当したサイトにてセッションやCVが増加し大変感謝された」などのエピソードも
Q3で「顧客課題の解決に直接携われる」「クライアントから感謝の声を直接聞ける」と回答した方に、「Q5.顧客課題の解決に直接携われることやクライアントから感謝の声を直接聞けることに魅力を感じた具体的なエピソードなどがあれば、自由に教えてください。(自由回答) ※答えられない場合は、そのようにご記入ください。」と質問したところ、「感謝の声が聞けてモチベーションが上がりました」や「自分が担当したサイトにてセッションやCVが増加し大変感謝された」など39の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・33歳:感謝の声が聞けてモチベーションが上がりました。
・28歳:自分が担当したサイトにてセッションやCVが増加し大変感謝された。

・31歳:よかったと言ってもらえた。
・58歳:顧客の手間が軽減され効率が上がったこと。

■82.4%がこの先もWebディレクターとして働き続けたいと回答
「Q6.あなたは、この先もWebディレクターとして働き続けたいと思いますか。」(n=108)と質問したところ、「非常にそう思う」が38.9%、「ややそう思う」が43.5%という回答となりました。

・非常にそう思う:38.9%
・ややそう思う:43.5%

・あまりそう思わない:11.1%
・全くそう思わない:2.8%
・わからない/答えられない:3.7%

■Webディレクターとして働き続けたい理由、「企画立案に携われることが楽しいから」や「人のために仕事ができているという実感があるから」という声多数
Q6で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q7.この先もWebディレクターとして働き続けたいと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=89)と質問したところ、「将来性がある業界だから」が51.7%、「企画立案に携われることが楽しいから」が48.3%、「人のために仕事ができているという実感があるから」が41.6%という回答となりました。

・将来性がある業界だから:51.7%
・企画立案に携われることが楽しいから:48.3%
・人のために仕事ができているという実感があるから:41.6%

・拘束時間や働き方に融通が利きやすくなったから:34.8%
・市場価値の向上につながるから:28.1%
・年収が高いから:10.1%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%

■出版業界で働く当時の同僚に、7割以上が「Webディレクター職を勧めたい」と回答
「Q8.あなたは出版業界で働く当時の同僚に、Webディレクター職をおすすめしたいと思いますか。」(n=108)と質問したところ、「非常にそう思う」が31.5%、「ややそう思う」が40.7%という回答となりました。

・非常にそう思う:31.5%
・ややそう思う:40.7%

・あまりそう思わない:14.8%
・全くそう思わない:7.4%
・わからない/答えられない:5.6%

■まとめ
今回は、出版業界からWebディレクターに転身した人108名に対し、出版業界からWebディレクターへの転身者の調査を実施しました。

出版業界を経てWebディレクターになった転身者だから分かるWebディレクター職ならではの魅力について、出版業界の頃とは大きく異なる”クライアントとの関わり”について挙げる人が多いことが分かりました。具体的には「クライアントから感謝の声を直接聞ける」(45.4%)や「顧客課題の解決に直接携われる」(43.5%)といった回答が多くありました。また、82.4%が「この先もWebディレクターとして働き続けたい」と意欲を示しました。「企画立案に携われることが楽しいから」や「人のために仕事ができているという実感があるから」など、人のためになっている実感が、モチベーションの源泉となっているようです。

電子出版市場は拡大傾向にあるものの、年々市場規模が縮小し衰退が懸念されている出版業界。出版業界からWebディレクターへの転身者の多くが、顧客課題に向き合うなど、クライアントと直接関わることを楽しんでいるようです。また、Webディレクターとしてコンテンツ制作の上流工程にいることで、仕事に関する自由度の高さにも魅力を感じていることもうかがえます。成果を出して感謝されることで、モチベーションが上がるプラスのサイクルを実感できるからこそ、多くの転身者がWebディレクターとして輝けるのでしょう。

■未経験からWebディレクターを目指すなら「ディレタマ」

「ディレタマ」は、Webディレクターを目指す方に知っておいて欲しい情報を分かりやすくまとめたWebメディアです。

Web制作にまつわる業務全般を統括し、チームを引っ張ってゴールへと導くWebディレクター。制作現場になくてはならない存在ですが、どのような仕事を任され、どんなスキルが必要とされるのかと疑問に思う方のための情報をまとめました。

現役のWebディレクターからのインタビューや必須スキルなど、Webディレクターになるための制作の流れをしっかりと理解することが出来ます。

Webディレクターになるには、ディレタマをチェック:
https://www.dire-tama.com/

■会社概要
会社名 : 全研本社株式会社
代表者 : 代表取締役社長 林 順之亮
本社所在地: 東京都新宿区西新宿6-18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー18・19階
創業 : 1975年(昭和50年)5月2日
設立 : 1978年(昭和53年)7月14日
資本金 : 432,276千円(2022年6月30日現在)
オフィシャルHP: https://www.zenken.co.jp/

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