- 設置背景
エネチェンジは、EVシフトのカギを握る充電インフラの拡充をミッションとし、2027年までに国内に3万台のEV充電器を設置することを目標に掲げています。当社では、目的地到着のために利用した電気の一部を継ぎ足して充電できる目的地充電に注目し、宿泊施設やゴルフ場のほか、レジャー施設や商業施設を中心に、EV充電器の設置を進めてまいりました。今回の導入先であるオフィスビル分野においても、ESGへの取り組みのひとつとして、従業員や顧客満足度の向上や環境に配慮したビルへのシフトなどを背景に、EV充電器の設置を検討される企業が増えています。
このたび、エネチェンジのEV充電器を導入したケネディクス・オフィスは、国内有数の不動産運用実績を持つケネディクスグループにおいて、東京経済圏(東京都、神奈川県、埼玉県及び千葉県の1都3県)に所在するオフィスビルを中心に投資・運用を行う投資法人です。都内で多くを占める中小規模の事業者が使用する中規模オフィスビルなど計98物件を保有しており、テナントニーズに対応した改修工事や顧客満足度調査などを通じて、入居テナントの期待に応えるとともに、不動産価値の向上に繋げています。同社は、グループ全体のサステナビリティ方針に基づき、オフィスビルにおける省エネルギー対策や、外部機関による環境認証・評価の取得を積極的に行うなど、持続可能な不動産運用と環境負荷の軽減に努めています。脱炭素社会実現に向けた取り組みの一環として、保有物件におけるEV充電器の導入等にも取り組んでいます。
神奈川県川崎市のオフィスビル「KDX武蔵小杉ビル」に、EV充電エネチェンジの6kW普通充電器「チャージ1」1台を導入いただきました。同ビルが位置する武蔵小杉駅は、都心及び横浜方面へのアクセスに優れ、商業施設が充実するなど、ビジネスや生活の拠点としても人気が高いエリアであり、地域のEV充電スポットとして利便性向上に貢献していくことが期待されます。
なお、全国における神奈川県の人口1万人あたりのEV・PHV普及台数は20.5台で全国26位※です。当社は、今後も地域創生やSDGsの目標達成に取り組む企業と連携し、EV充電インフラの普及に貢献してまいります。
※一般社団法人次世代自動車振興センター「都道府県別補助金交付状況」EV・PHVの補助金交付台数(2009~2020年度)と2020年10月の人口推計よりENECHANGEで試算
- 設置概要
≪設置場所≫
施設名:KDX武蔵小杉ビル
所在地:神奈川県川崎市中原区新丸子東三丁目1200番地
EV充電器設置数:1台
≪利用概要≫
利用時間:24時間
設置モデル:
・チャージ1
・出力最大6.0kW ※一般的な普通充電器(3.2kW)の倍速で充電可能
・コネクタ:Type1規格ですべてのEV、PHVで利用可能 ※テスラは変換アダプターが必要です。
・定格電圧:AC200V
・充電ケーブル長さ:約5m
- EV充電エネチェンジについて
設置・月額費用0円から、導入や運用の手間を最小限に電気自動車向けの充電設備が、商業施設や宿泊施設などの目的地となる場所への導入をはじめ、マンション向けにも導入ができるオールインワンサービスです。EV充電エネチェンジは、EVドライバー向けサービスも充実。充電スポットの検索はもちろん、誰もがいつでも充電器を利用でき、月額費用なく使った分だけ料金をお支払いいただくシンプルさが魅力です。
EV充電エネチェンジウェブサイト:https://ev-charge.enechange.jp/
- ENECHANGE株式会社
ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズ(現 東証グロース)に上場(証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。
名称 :ENECHANGE株式会社
所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋3−1−1 東京スクエアガーデンWeWork内14階
URL :https://enechange.co.jp
■EV充電エネチェンジに関するお問い合わせ先
ENECHANGE株式会社 EV充電サービス事業部
Mail:ev-charging@enechange.co.jp(受付時間:平日9時~19時)