オンラインの合意形成プラットフォーム「Liqlid(リクリッド)」を活用し、日高村の掲げるSociety5.0の実現に向けた取り組みに寄与して参ります。
- 本協定の内容
本事業は、日高村がSociety5.0の実現に向け、デジタルインフラを活用しながら様々な社会課題の解決を図るものです。日高村の住民の生活の質向上につながる取り組みを通じて、日本の地方における共通課題の解決に資するソリューションの開発を目指しています。締結された協定の内容は以下の通りです。
- スマートフォン100%普及による新しい行政の在り方の追求と地域課題の解決
- Society5.0の基盤整備のため、デジタル活用のプラットフォーム化を推進検討
- 本協定で取り組む事項での地域内資源の活用
Liquitousは、この包括的連携による人的・知的資源の活用および地域活性化に向けた取り組みに深く賛同し、弊社が独自に開発する参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」による、住民参加の新しい仕組みづくりを行っていきます。
(参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000033931.html
- 日高村長 戸梶 眞幸氏 のメッセージ
日高村では、これまで様々なご意見をお持ちの方と向き合いながら、「村まるごとデジタル化事業」の取り組みを進めてまいりました。健康アプリの実装により、毎日の楽しみが増えたといった声や、友達が増えたという声もいただいています。
この取り組みをさらに推進し、多くの皆様にご参加いただくためには、多くの意見を聞いた上で、その意見の中からより良い取り組み方を模索していく必要があります。
膨大な意見をいただき、それを使いやすい仕様という形に狭めていく。Liquitousとの事業は、まさに針の穴に糸を通すような取り組みになると思います。
これからの取り組みは、一部の人の頭の中だけで進むのではなく、多くの人の意見を聞かなければなりません。また、若い人だけが考える仕組みでもいけません。あらゆる人が一緒に考えていけることを期待しています。
- 株式会社Liquitous 代表取締役CEO 栗本 拓幸 のメッセージ
この度、日高村様・KDDI様・チェンジ様の3者間包括連携に参画できますことが、大変光栄です。「まるごとデジタル」事業における「スマホ普及率100%」という目標値は一見大胆ですが、これから日本全国でデジタルインフラが普及していく際に欠かせないと認識しています。
同時に、100%が実現すれば、例えば弊社の参加型合意形成プラットフォームの取り組みの有効性も確実に向上すると考えています。日高村の村民の皆様と積極的に意思疎通を図りながら、全世代を意識した取り組みとして、日高村、KDDI、チェンジの皆様と歩みを進めて参ります。
- 高知県日高村について
日高村は日本有数の水質を誇る仁淀川に沿い、県庁所在地から16kmと県の中央部に位置し、村内3カ所のJR駅や国道整備により県内では比較的利便性が高い村です。人口は、1954年(昭和29年)の7,926人をピークに減少が続き、2015年の国勢調査では5,030人まで落ち込んでいます。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)に準拠した推計によると、2060年には2015年比で総人口が約30%となる見込みですが、このような状況を逆に強みと捉え、日本で初めてのスマートフォン普及率100%を目指して「日高村まるごとデジタル化事業」を実施します。日高村のスマートフォン普及率は64.6%(令和2年実施独自アンケート調査結果)であり、スマートフォン未所有者が高齢者層に偏っている状況であるため、「民間企業」「村内事業者」「住民」のレイヤーごとにフォロー施策を展開し、実現性の高い事業として実施します。
- 株式会社Liquitous について
Liquitousは、「⼀⼈ひとりの影響⼒を発揮できる社会」を⽬指し、オンラインの参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」の開発、導⼊・運⽤⽀援、定着化⽀援までを⼀気通貫で⾏う「市⺠と⾏政の間のコミュニケーション・エージェント」です。弊社は、埼⽟県横瀬町・⾼知県⼟佐町をはじめ、連携協定を大阪府河内長野市・千葉県木更津市などと締結しながら、複数の⾃治体でLiqlidの実証/事業導⼊を進めています。
〇 社名:株式会社Liquitous(代表取締役・CEO:栗本 拓幸)
〇 ホームページ: https://liquitous.com
〇 Twitter: https://twitter.com/liquitous
〇 Facebookページ:https://www.facebook.com/Liquitous/