東京都では、通信環境の高度化や外出自粛・テレワークの普及に伴い、コンテンツやソリューションの重要性が高まる社会において、より効果的なコンテンツ等の開発・活用を通して社会課題の解決や、産業力の強化を目指しています。
このような取組の一環として、社会課題の解決に資する優れたコンテンツやソリューションの活用促進を目的に、「第2回Tokyo Contents/Solution Business Award 2022」が開催されました。
■Tokyo Contents/Solution Business Awardの詳細はこちら:https://tcsba2022.jp/
本アワードでは、社会課題の解決に資する優れたVR、AR、MRのいずれかの最先端技術を活用したコンテンツが応募対象とされ、今回カスタムVRトレーニング『iVoRi 360』の技術が評価され、奨励賞を受賞しました。
この度の受賞に際し、「産業交流展2022」への出展が決まり、当社ブース内でカスタムVRトレーニング『iVoRi 360』のデモをするとともに、同日に会場で開催された表彰式に出席致しました。
■産業交流展2022
【開催期間】2022年10月19日~2022年10月21日
【開催場所】東京ビッグサイト
今後も当社は、様々なIT技術を通して、DX推進や社会課題の一助となることを目指します。
■カスタムVRトレーニング『iVoRi 360』について
『iVoRi 360(アイヴォリィ サンロクマル)』は 360 度映像でできた空間に遠隔で複数人で入り、コミュニ ケーションが取れる、というソリューションです。 その場に 360 度カメラを置いてリアルタイムの映像をお互いに見ることもできます。
・トレーニングでの活用
普段研修が行えないような場所や、一度に多人数入るのが難しい現場などiVoRi 360で時間や場所を問わずに研修が行えます。
360度カメラを用いて、実際の現場空間の再現が出来、自身で気軽にVRコンテンツ化が行えます。
・遠隔支援での活用
現場に360度カメラを設置し、遠く離れていても同じ空間に最大10人で同時に入ることが可能です。
現場にいかなくても、現場そのままの状況を共有しながら全員で協議、現場支援が出来ます。
テレビ電話やZOOMなどでは対応できない全方位を共有し、360度空間内での音声コミュニケーション、アバターリアクション、ライン描画機能により、正確でストレスのないコミュニケーションが可能です。別々のネットワークから複数人で同時接続が行える為、突発的な現場トラブル対応や海外の方への支援も可能となります。
■ポケットクエリーズの今後の取り組み
XR※1やメタバース※2を活用したソリューションやその活用事例は増加の一途を辿っています。
当社は、もともと3Dのゲームを作っている会社で、創業2年目となる2012年頃から、ゲームが持つ「人を惹きつけるちから」を実用ソリューションに活かすという理念のもとで事業を展開してきました。
「技能継承」や「省人化」をテーマに、「人材不足」という課題の解決に取り組み、「第一現場を持つ」お客様へのDX推進を加速させ、「使いやすく、飽きず、満足感が高い」ソリューションを提供していきます。
もう一方で、新しい技術開発のために、業務用のソリューションのみに囚われず、エンターテインメント向けの領域も含めて技術研究・開発を行っていき、最先端技術をいち早く取り入れ、安価かつスピーディーに提供可能なソリューションへとつなげていくべく、取り組み続けます。
※1 VR、AR、MR技術の総称
※2 3次元の仮想空間やそのサービスを示し、仮想空間にアバターと呼ばれる自分の分身で参加し、他者とコミュのケーションを取ったり、ゲームやイベントを楽しむことが出来ます。
■ゲームで培った技術とノウハウで課題を解決、ポケット・クエリーズが提供する「リアルメタバース」とその価値
https://www.moguravr.com/pocket-queries-interview/
■(講演)メタバース・XR技術の産業活用を考える(ビジネスブレークスルー大学)
https://www.youtube.com/watch?v=dWus9_ry9IQ&t=402s
■会社概要
会社名:株式会社ポケット・クエリーズ
代表者:代表取締役社長 佐々木 宣彦
所在地:東京都新宿区西新宿三丁目20-2 東京オペラシティタワー35階
URL:http://quantize-world.com/