事業の中心に、脳情報のチカラを。企業の商品・サービス開発における脳情報活用を支援する“Works with XHOLOS”パートナーシッププログラムを提供開始

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株式会社CyberneX(本社:東京都大田区、代表取締役:馬場基文、以下「CyberneX」)は脳情報の活用を日常に開放することを目指すブレインテックスタートアップです。

これまでイヤホン型脳波測定デバイス「XHOLOS Ear Brain Interface」を中核とした脳情報活用プラットフォーム「XHOLOS」の開発*1やXHOLOSを活用した世界初の脳情報を活用したリラクゼーションサービス*2の提供を行うなど、脳情報の日常利用に向けて歩を進めてきました。
この度、CyberneXは企業の商品・サービス開発の現場において、脳情報の取得、解釈、活用までを網羅的にサポートする『”Works with XHOLOS”パートナーシッププログラム』の提供を開始いたします。
当プログラムは、脳情報活用プラットフォーム「XHOLOS」*1を企業の商品・サービス開発の現場に活用することで、人間の内面にフォーカスした商品・サービスの実現をサポートする脳情報活用支援サービスです。脳に関する専門家を有する研究機関から知見を持たない事業者までさまざまなニーズに対応が可能です。

*1 脳情報の日常利用を実現するCyberneXは、Ear Brain Interfaceを中核としたBCIプラットフォーム “XHOLOS(エクゾロス)”を発表し、BCIの商用利用を開始 
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000086789.html
*2 【世界初】脳情報を活用して心と身体をより深いリラックスへ導く”プレミアムプライベートサロン”Holistic Relaxation Lab XHOLOS”を6月4日、麻布広尾にプレオープン!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000086789.html
 

  • 『”Works with XHOLOS”パートナーシッププログラム』の特徴

『”Works with XHOLOS”パートナーシッププログラム』は、これまで困難とされていた日常シーンにおける脳情報の取得(はかる)、解釈(わかる)に加え、実験設計、分析サポート、商品・サービス開発等、脳情報の活用(つかう)までを網羅的にサポートすることを可能にしました。

【取得(はかる)】
イヤホン型脳波測定デバイス「XHOLOS Ear Brain Interface」は小型化技術、ドライフレキシブル電極等の開発によって外耳道から脳波をはじめとする生体情報の取得を可能にしました。一般的なワイヤレスイヤホンと変わらない使用感を実現し、日常のあらゆるシーンにおいて、簡便に脳情報を取得します。

【解釈(わかる)】
取得した脳情報に対して、弊社が独自で開発した脳情報活用ソフトウェア「XHOLOS Engine」のアルゴリズムを適用することで、人間の内面状態※3をスコアとして算出し、グラフや色の変化等で表現(可視化)します。
※3 例)リラックス状態、集中状態等

【活用(つかう)】
脳情報を取得したい場面や指標に合わせた実験設計、データサイエンティストによる分析・検証、商品やサービスの共同開発、実証実験まで、実際の商品・サービスのローンチに至るまでのプロセスをニーズに合わせて設計、サポートすることが可能です。

 

  • 『”Works with XHOLOS”パートナーシッププログラム』提供プラン

「ベーシックプラン」、「ライトプラン」、「カスタマイズプラン」の3つのプランがございます。
弊社担当者がお客様の置かれている状況や課題、ご要望をヒアリングし、最適なプランを提案させていただきます。
※プランは現時点の内容です。今後予告なく変更する可能性がございます。

詳細はコンタクトフォームよりお問い合わせください。
https://cybernex.co.jp/contact-jp/

・ベーシックプラン
脳情報を活用した研究や商品・サービス開発を中長期的に実施したい企業者様向けのプランです。「XHOLOS Ear Brain Interface」や「XHOLOS Engine」といった脳情報活用基盤の利用に加えて、実験設計や脳情報の分析・検証等、中長期的にサポートさせていただきます。

・ライトプラン
試しに脳情報を取得してみたいという企業様向けのプランです。「XHOLOS Ear Brain Interface」の貸出および「XHOLOS Engine」を搭載したスマートフォンアプリやRAWデータ取得用のWindowsアプリの利用権をライセンスします。

・カスタマイズプラン
特殊な実験、弊社によるアプリケーションやアルゴリズムの開発等、ベーシックプラン以上の内容をご希望される企業者様向けのプランです。ご要望に応じて、内容のご提案やお見積りをさせていただきます。

■ご利用の流れ
ご利用の流れは以下のとおりです。

1. お問い合わせ
まずはコンタクトフォームまでお問い合わせください。
https://cybernex.co.jp/contact-jp/
ご相談内容を確認の上、担当者よりご連絡いたします。

2. ヒアリング
お客様の現状や課題感を担当者がヒアリングいたします。

3. プランのご提案
お客様の課題に対して最適なプランをご提案いたします。

4. 契約・利用開始
契約書のご記入・ご入金をもって利用開始となります。
専任の担当者が継続的にサポートいたします。
 

  • 先行導入企業様のコメント

株式会社4S/株式会社Spark Neuro Japan 林 恵一 氏

これまで株式会社Spark Neuro Japanにて、EEGデバイスを視聴者に装着して広告クリエイティブの効果を可視化する活動を3年以上実施して参りました。今回、ウェルネス領域の事業展開として、個々の脳情報を活用しながら音楽とCBDなどの健康素材を組み合わせたリラクゼーションプログラムを開発・提供していくにあたり、『”Works with XHOLOS”パートナーシッププログラム』(ベーシックプラン/カスタマイズプラン)を導入しました。

導入する上でポイントとなった特徴は以下3つです。
1. 脳波測定デバイスの装着が簡単であり、使用に際してのハードルが高くないこと。
2. 体や頭の動きに影響されづらく、ノイズの少ない正確な脳情報が取得しやすいこと。
3. 脳情報活用基盤(デバイスやアプリケーション)のレンタルだけでなく、サービス開発にも並走していただけること。

サポートをしていただいたCyberneXのチームは、実際に脳情報を活用したサービスを開発、運用している実績があるため、私たちのサービス・インのイメージへの共感が容易で、適格なアドバイスをもらうことができました。PoC段階から相談に乗っていただき、ラボ内で速いサイクルで実験も回していただけたことで自信を持ってサービス開発を進めることができました。
 

  • プログラム開始の背景

市場の成熟やデジタル化等を背景に顧客ニーズが多様化・高度化する昨今の商品・サービス開発においては、それらの機能的な側面だけではなく、顧客一人一人が商品やサービスに対して主観的に意味付けすることで生まれる情緒的な価値が注目されています。そこでは、客観的・定量的に評価することが難しい人間の内面状態に着目し、活用することが求められてくると考えます。

例えば、昨今の大きなトレンドである「ウェルビーイング」のような概念は、まさに人間の内面にフォーカスしたものであり、本気でその実現を目指すのであれば、人間一人一人が何に喜び、何に悲しむのか等、人間の内面を解像度高く認識し、理解することが前提となってきます。

そういった状況の中、脳情報から人間の内面を表現するCyberneXの技術をあらゆる企業の商品・サービス開発の現場に活用することで、時代に求められる新しい価値の創造をエンパワーするとともに、脳情報の日常利用への確かな歩みを進めるべく、当プログラムを開始しました。

株式会社CyberneX

https://www.cybernex.co.jp/
代表取締役:馬場基文
会社設立:2020年5月22日
本社所在地:東京都大田区蒲田5-26−8 アーデル蒲田 1107号室
事業内容:BCIデバイスの開発、脳波生体データを活用した研究開発支援、実験PoCのサポートなど

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