当社としても、フェアな不動産マーケットの創造のために、土地の利用の最適化が重要であると考えており、当プロジェクトに協力させていただく運びとなりました。
※一棟物マンションとは、建物まるまる一つで取引されるマンションのことです
当プロジェクトでは、一橋大学の学生の方々が、一橋大学SDSチームの技術面でのサポートの下、一棟物マンションの適正価格を予測する機械学習モデルを実装します。
そして、2022年12月下旬に、成果発表会を実施し、それぞれが実装したモデルの予測精度を公開し、コンペティションを行います。
学生の方々は、これらの経験を通じ、授業やゼミなどの机上で学ぶことでは得られない、社会実装を生で経験することにより、自らの技術や成果物が、社会をよりよくすることを、肌で感じることができます。
当社は、参加者である学生の方々が、社会に出ていく前にこのような経験をされることに共感し、本プロジェクトに対して、ビジネス面からのサポートを申し出ることといたしました。
本プロジェクトにおける、学生の方々へのサポートや、報告会での議論などの機会を通じて、当社がこれまでに取り組んできた一棟物マンションの価格予測に対して、新たな示唆を得られることも期待しております。
一橋大学の学生の方々は、前述の通り、一棟物マンション価格予測や機械学習モデルの実装を行い、一橋大学SDSチームは、アルゴリズムの実装方法や統計知識の指導などの技術面からのサポートを行います。
当社は、特徴量設計や学習用データの読み込み、実務家の観点からの情報提供やコメントなど、ビジネス面からのサポートを行います。
左から、トグル植村、トグル舟木、一橋大学学生の皆様（4名）、鈴木雅智特任准教授、西颯人特任助教、清水千弘教授
一橋大学国際研究館にて、9/6(火)にプロジェクトが始動し、オフラインでのキックオフミーティングが開催されました。
キックオフミーティングは、プロジェクトのスムーズな立ち上げを目的とし、参加者全員のコミュニケーションを中心とした、下記の内容で実施されました。
【キックオフミーティングの内容】
①清水千弘教授より、ご挨拶
②参加者それぞれの自己紹介
③トグルの講義・講演
④西颯人特任助教より、プロジェクトの具体的内容の共有
⑤交流会
【当社 エンジニアユニット 責任者 植村より】
まず始めに、多くの学生の方々と一緒に、本プロジェクトを進められることを嬉しく思います。そして、この日を迎えるまでに多くのサポートをいただいた一橋大学SDSチームの皆様にも感謝申し上げます！
私自身、産学連携のプロジェクトが初めてですが、学生の方々を精一杯サポートし、よりよい成果物を生み出せるよう、共に頑張って行こうという気持ちになりました！
【一橋SDSチーム 西颯人特任助教より】
企業側から実務的なコメントを直接もらえる貴重な機会だと思います。良い学びの場にしていきたいです。
当プロジェクトは、11月初旬に進捗報告会を実施する予定です。
プロジェクトに進展がございましたら、お知らせさせていただきます。
