新バージョンでは電子帳簿保存法対応の検索要件を満たすために、スキャナ保存や電子取引で受領した電子データからAIReadが特定の項目を読み取り、電子データのファイル名を自動生成・保存する機能を提供いたします。また、別売の「AIRead ETL Option」やRPAと組み合わせることで、お客様が利用する電子帳票システムと連携することも可能です。これにより、電子帳簿保存法の検索要件の自動化はもちろん、汎用的なAI-OCRとしても活用することができます。
また来年には電子帳簿保存法対応の改ざん防止措置として有効な「電子データへのタイムスタンプ付与機能」の実装を計画しております。引き続き、お客様の電子帳簿保存法対応に必要なソリューションを開発・提供していく予定です。
アライズイノベーションでは今後もAI-OCRの開発を進め、あらゆる企業・自治体の業務効率化、生産性の向上、自動化を実現するための機能の充実を図ってまいります。
処理の流れ
1. 電子データの読み取り
スキャナ保存、電子取引で相手先から受領した請求書、注文書などの電子データを、AIReadで読み取ります。
2. 規則的なファイル名を自動生成し保存
AIReadが電子データ内の日付、金額、相手先名などを読み取ります。
電子データのファイル名を規則的なファイル名に自動的に変更し、ファイルサーバに保存します。
3. 外部システムとの連携
AIRead ETL OptionやRPAを用いることで、AIReadで読み取った値と電子データをお客様の電子帳票システム
などに連携することも可能です。
提供開始時期
2022年10月3日 より
AIReadとは
AIReadは、CNNやLSTMなどのDeep Learningを活用して文字を認識、データ化(OCR)するソリューションです。手書き・活字文字、定型・非定型書類のデータ化が可能で、学習機能も有しています。
オンプレミス(スタンドアロン型、サーバ型)、クラウド(SaaS型、LGWAN-ASP型)など、様々な形態での利用が可能です。
AIReadの特長
●最新の AI や画像処理を活用した OCR 機能を搭載しています
手書き・活字、定型・非定型など、様々な種類の帳票のデータ化が可能です。フリーピッチの手書き文字、
チェックマーク、丸囲み、バーコードなどの読み取りができます。
●利用者が使い易いツールを提供します
読み取りたい帳票定義や手書き文字の学習機能を、利用者が自由に使用できます。定型・非定型の帳票定義の
作成、文字の学習、プレビュー(読み取り結果の確認・編集)ツールを提供します。
●誤読文字を学習することで読取精度の向上が可能です
文字学習ツールを用いて、誤読した文字の画像ファイルを教師データとして学習させることで読取精度の向上が
実現できます。
販売価格
AIRead ソフトウェア(買取型の場合)
AIRead 推奨利用環境
●AIRead Stand-alone
●AIRead Standard / Enterprise
アライズイノベーション株式会社について
鈴与グループの一員であるアライズイノベーション株式会社は、人工知能(AI)技術を活用した『企業向けAIサービス(Enterprise AI)』、システム開発において高い生産性を実現する『ローコード開発(LCD)』、ホワイトカラー業務の自動化を支援する『RPA(Robotic Process Automation)』そしてそれらのサービスの基盤となる『クラウド』を柱としたITソリューションで、お客様の新事業の立ち上げ(Arise)と既存事業の変革(Innovation)を実現いたします。
会社名 : アライズイノベーション株式会社
所在地 : 東京都中央区勝どき3-13-1 フォアフロントタワーⅡ 12階
設 立 : 2016年7月1日
資本金 : 8,000万円
代表者 : 代表取締役社長 清水 真
URL : https://www.ariseinnovation.co.jp/
AIRead: https://airead.ai/
本ソフトウェアに関するお問い合わせ先
アライズイノベーション株式会社
営業部
AIRead営業担当 宛て
お電話:03-5534-9967
メール:sales@ariseinnovation.co.jp
URL :https://airead.ai/contact/
以上