スマホで撮るだけ!AIによるマーカーレス動作分析アプリ『SPLYZA Motion』β版をリリース

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アプリケーション開発を通してスポーツ×教育の支援を行う株式会社SPLYZA(所在地:静岡県浜松市、代表取締役:土井 寛之)は、AIによるマーカーレスで動作分析が出来る「SPLYZA Motion」を(以下、本機能)のベータ版をリリースしました。
【URL】https://products.splyza.com/motion/
 

【SPLYZA Motion開発背景】
コロナ禍におけるGIGAスクール構想の急速化によって小中学校でも96%以上が1人1端末を所持する時代になりました。
そんなICT教育が進む中、主要5科目に関しては以前からアプリやコンテンツは十分にありましたが、体育を含む副教科に関してはコンテンツがほとんどありませんでした。
その中で、以前より弊社の既存ツール「SPLYZA Teams」をスポーツコースで導入いただいていた、大阪体育大学浪商高校様より「体育の授業でも手軽に活用できるアプリが欲しい」という要望もあり、実証実験など協力いただきながら本アプリの開発に至りました。
iPhoneもしくはiPadで撮影すれば、AIによって動作分析を行えるので誰でも手軽にスポーツサイエンスに携わることができます。
体育においても運動技術だけでなく、観察力や言語化能力という部分も測れるようになったため、定量的な部分での成果以外にも運動が苦手な子でも力を発揮する場として活用いただきたいと思っております。

【サービス概要】
SPLYZA Motionは「スポーツ現場で素早く動作分析を行いたい」「中高生でも手軽にスポーツサイエンスに取り組みたい」という要望から生まれたアプリケーションです。
iPhoneやiPadで撮影するだけで、AIによりマーカーレスで動作分析ができます。
体の各部位の角度/角速度、速度/加速度、特定の位置からの距離などが簡単に測定可能、さらにオフラインで動作するため、実際の競技や練習中に利用することが出来ます。
また、野球バットやテニスラケット・ゴルフクラブの検知も可能にしたので、より幅広い分野でお役立ていただけます。

【SPLYZAMotionの3つの特徴】

  1. iPhoneまたはiPadで撮影するだけ
  2. AIによるマーカーレス動作分析
  3. 野球バット、テニスラケット、ゴルフクラブも検知可能

【活用事例】
 ー大阪体育大学浪商高校 保健体育科:山中 晃司先生 

SPLYZA Motionを導入してから、生徒たちの問いかけ・行動の「質」に変容がありました。
これまでは漠然と、「今の動作はどうだったか、上手にできたか」などと質問していましたが、自他の運動を分析することで、生徒が自ら課題を把握し、テーマを絞って質問をしたり、克服や技能向上をめざした主体的な取り組みができるようになりました。また、運動が苦手な生徒であっても、積極的に体育の授業に取り組めるツールができたと思っています。
これまで、体育の授業ではタイムなど技能的な部分に評価の重点が置かれ、運動の苦手な生徒は消極的になってしまうこともあったように思います。運動が苦手であっても、分析を通じて自分のペースで課題克服や技能向上をめざし積極的に授業に取り組むことができるようになっています。

【今後の展望】
本リリースの際は更に以下のような新機能を予定しております。

  • 3次元モーションキャプチャ(2D→3D)
  • 2画面比較
  • 認識点の追加

弊社は、スポーツの教育的価値の向上を目指しております。
スポーツは正解のない問題です。それを解いていくプロセスには、社会に出てから生き抜くために必要な力が含まれていると考えています。
今後もスポーツの上達に加え、スポーツを通じて正解のない問題を考える力が身に付くようなサービスを生み出し、スポーツの教育的価値を創出していきます。

【利用料金】
1ヶ月の無料お試しが可能です

【β版利用開始にあたって】
App Storeよりインストールができます。
ただしβ版は、利用制限をかけさせていただいています。
予めご了承ください。
利用されたい方はお問い合わせください。
オンラインにて利用方法についてご説明を行っております。

【株式会社SPLYZAとは】
アマチュアスポーツマンの「もっと上手くなりたい」を叶える
会社名:株式会社SPLYZA
https://www.splyza.com/
所在地:静岡県浜松市中区相生町16-13
代表者:土井 寛之
設立:2011年5月

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