コウズが開発しているAI「Groweb!Ai」シリーズ(β版)を導入しての自治体ホームページでの実証実験は全国初の試みとなります。
実証実験は3段階での実施を予定しており、開始したばかりの第1フェーズでは、導入したAIが奄美市公式ホームページのアクセス分析と課題の抽出、課題の改善を担います。繰り返しの改善によって生まれる知見の蓄積に、人の経験値からの知見を加え、AIに学習させることで精度の高いAIへと成長させていきます。
■実証実験の流れ(予定)
順序 | 導入するAI | 実証実験内容 |
第1フェーズ | Web改善アドバイスAI導入 Groweb!Ai |
AI活用と人による現状分析と課題抽出、 課題の改善を繰り返し、知見を蓄積します。 |
第2フェーズ | Web戦略型運用AI導入 Groweb!Ai Maker |
人的リソースを割かずにユーザーニーズに 応じたサイトコンテンツの更新・運用を 目指します。 |
第3フェーズ | WebリコメンドAI導入 Groweb!Ai Recommend |
閲覧者にあわせた情報やサービスを提供する パーソナライズ機能の搭載を目指します。 |
今後は両者協力のもと、知見が蓄積されたAIも加わり、三位一体で実証実験を続け、閲覧者に寄り添った一歩先ゆくホームページ運営の実現を目指して取り組んでまいります。
※AI[エーアイ]…Artificial Intelligenceの略。人間のような知能を人工的につくりだしたソフトウェアやシステムのことを指します。
※Groweb!Aiシリーズはβ版となり、サービスのローンチへ向けて開発を進めております。
- 実証実験に関する連携協定の背景
コウズは、「お客様の「成果」を徹底的にこだわり、成果を上げる為の根拠・アイデア・技術を持ち、お客様の求める以上の成果を提供し続けます」というミッションのもと、ウェブマーケティングを強みとし、ウェブ制作から更新・管理、マネジメントにいたるまで、お客様をウェブで成果に導くための一貫したサービスを提供しております。コウズは、2018年2月にグループ会社「株式会社グローバライズコーポレーション」の本社所在地を大阪市から鹿児島県奄美市へ移転しており、奄美市内にグループ拠点を有しております。
鹿児島県奄美市は、市民向けの情報に加え、観光客へ向けた情報など、様々な情報を発信しています。
自治体ホームページの役割や運用のあり方を考える中、近年では、新型コロナウイルス関連の情報を求める奄美市民、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産登録に伴う観光関連情報を求める観光客など、市の公式ホームページの閲覧者それぞれのニーズも複雑化しております。
これまで奄美市では市の公式ホームページをはじめ、様々な媒体を活用しながら情報発信を行ってきましたが、必要な情報が必要な人に届いていないという声も伺えることから、情報を受けとる側に立った発信の工夫も課題として考えております。
コウズが開発したAIと培ってきたアクセス分析力やマーケティング力からの知見を取り入れ、課題解決に取り組むことで、市のホームページを閲覧する皆様の利便性が向上し、IT活用促進につなげてまいります。
- 締結式
コウズと奄美市は本日2022年9月21日(水)、奄美市役所にて締結式を執り行いました。
写真左:奄美市長 安田 壮平氏 / 写真右:コウズ 代表取締役 浜野 耕一
・奄美市長 安田壮平氏のコメント
この度、奄美市の公式ホームページにおいて、より閲覧者に優しく、必要な情報を探しやすくすることを目的に、AIを用いて改善を試みる実証実験を行うことになりました。
株式会社コウズ様が有するホームページ改善技術は、一部自動化を用いた新しい手法であり、これまで積み重ねられた実績もあることから、本市におきましてもこの技術・ノウハウを活用させていただくことにより、ホームページの見せ方や市政情報の伝え方という点において、効率的な改善につながるものと期待しております。
・コウズ 代表取締役社長 浜野耕一のコメント
弊社「Groweb!Ai」サービスのローンチに先立ち、奄美市公式ホームページで導入実証実験という形で連携させていただけることに心から感謝しております。
企業として奄美大島に進出して5年目となり、この島で生まれ育った若手メンバーも技術者として立派に成長し、活躍してくれています。そういったメンバーと共に、様々な分野で注目されているAI(人工知能)が、より身近なところで活用してもらえるサービスとして、奄美市民の皆様のお役に立てることを目指して尽力してまいります。
また本協定を通して、奄美市がIT分野における活用事例や成功モデルとしての実績をつくり日本全国へ発信できるよう取り組んでまいります。
- 鹿児島県奄美市について
奄美市は、奄美大島全体の約4割の面積を占め、中核都市としての機能を有する名瀬地区、緑豊かな森林と清流を有する住用地区、広い農地と美しい海岸線を有する笠利地区で構成されています。
奄美には多くの希少な野生動植物が生息・生育していることから、その価値が世界的に認められ、令和3年7月26日に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」として世界自然遺産に登録されています。また、シマ唄や八月踊りといった島ならではの伝統文化や、各地域で保存されている史跡・建造物などの文化財が数多く遺されており、こうした歴史とロマン漂う空間も本市の見どころのひとつとなっています。
- コウズのAIサービス「Groweb!Ai」について
お客様のホームページ運用(更新・改善)及びアクセス解析を用いたウェブ戦略をAI(人工知能)を用いて自動化するシステム構築プロジェクトです。お客様が抱えるホームページに関する人材不足、知識・ノウハウ不足という課題を、コウズが長年培ってきたノウハウと実績データ、AIの活用で解決する新たなソリューションモデルとなります。
コウズのAIサービス「Groweb!Ai」は、大阪産業創造館(公益財団法人大阪産業局)、なにわあきんど塾同友会、一般社団法人大阪市産業経営協会、大阪市女性起業家情報交流協会主催のビジネスコンテスト「ビジコンOSAKA 2021」にて、リノベーター大賞グランプリを受賞し、2021年大阪市トップランナー育成事業の認定を受けたサービスです。
現在、サービスのローンチへ向けて開発を進めております。
- コウズについて
2000年創業、2006年設立のコウズは「利益を追求する為だけの組織ではなく利益以上の価値を提供できる組織です。」という理念のもと、アクセス分析レポートサービス「Groweb!」やホームページ制作パッケージ「Site Factory」「Site Maker」、定額ホームページ更新サービス「Site Manager」などのウェブサービスを通じ、お客様の成果を徹底的にこだわるパートナー企業として、これまでに4000社以上の課題解決に取り組んでまいりました。
また、グループ会社で鹿児島県奄美市に本社所在地を置く「株式会社グローバライズコーポレーション」は、奄美情報処理専門学校並びに奄美情報通信協同組合と情報通信産業の活性化と雇用創出を目的としたパートナーシップ協定を締結しており、コウズグループとして奄美市内でIT教育支援、IT人材育成に取り組んでおります。
株式会社コウズ 会社概要
会社名 | 株式会社コウズ |
所在地 | 大阪府大阪市西区西本町1-8-14 SEKONビル4F |
代表者 | 代表取締役 浜野 耕一 |
設立 | 2006年3月 |
事業内容 | ■インターネット関連事業 - Webマーケティング - ホームページ制作・運用 - Webコンサルティング |
資本金 | 1,000万円 |
支社 | ■東京:東京都中央区銀座4-11-7 第二上原ビル4F-A ■奄美:鹿児島県奄美市名瀬浦上町1393 旧大島工業高校2号棟(2F) |
URL | https://kous.co.jp/ |
グループ会社 | ■株式会社グローバライズコーポレーション 鹿児島県奄美市名瀬浦上町1393 旧大島工業高校2号棟(2F) ■株式会社パーク 富山県富山市布瀬町1-8-1 高石ビル3F(南) |
【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ】
●株式会社コウズ コーポレートコミュニケーション室 広報 堀
TEL:06-4391-0055 FAX:06-4391-0056 E-Mail:pr@kous.co.jp
●鹿児島県奄美市 総務部企画調整課広報統計係 里村
TEL:0997-52-1111(内線5424) E-Mail:kikaku03@city.amami.lg.jp