■導入により、利用者の満足度向上やSDGs 目標6への寄与などを目指す
トイレの混雑抑止メディアサービス「AirKnock Ads(https://corp.vacan.com/service/airknock)」は、AIとIoTを活用し取得したトイレのリアルタイムの混雑情報と利用時間を、個室内壁面に設置したモニターに表示することで利用者の自主的な退室を促し、長時間利用を抑制するサービスです。また個室内に設置されたモニターを通して、施設からのお知らせや動画広告などを配信できます。
今回はトイレの混雑抑制による施設利用者の満足度向上や、SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」・目標8「働きがいも経済成長も」の推進を目的として、同サービスを野村不動産プライベート投資法人が保有する野村不動産新横浜ビル及びクリエ川崎に導入します。
(サービス導入で期待される効果)
・トイレの混雑抑制による利用者の満足度向上:
同サービスが導入されたオフィスでは、1個室あたり1日45分のトイレ利用時間の削減効果が確認されています。また実証実験では「30分以上」の個室利用回数が64%減少、20分以上の利用は43%減、15分以上も29%減となるなどの効果を上げています。
※利用削減時間などは参考値であり、場所や環境によって変わります
・SDGs目標6への寄与:
今回各施設で導入したサイネージから得られる広告収益の一部を、国際NGO「ウォーターエイド」に寄付する取り組みを実施いたします。利用者がトイレを利用すればするほど、同NGOが取り組んでいる「水と衛生」の領域に対するサポートに繋がります。これにより、物件としてSDGs目標6などへの貢献が期待できます。
・取得データの活用:
今回「AirKnock Ads」 のサービス導入により取得するトイレの使用時間や使用回数といったデータを活用することで、施設管理上の新たな価値創造への活用が期待できます。下記のようなデータ活用を想定しています。
・清掃や備品管理などの効率的なマネジメント
・長時間利用のタイムリーな把握などのリスクマネジメント
・利用者満足度を向上させる環境づくりの検討
■トイレの混雑抑止メディアサービス「AirKnock Ads」について
「AirKnock Ads」は混雑具合に応じて広告の長さを自動で調整したり、滞在時間に応じて画面の表示を滞在抑制につながる表示に変更したりといった、バカンがこれまでに蓄積してきた技術やノウハウから生み出した特許技術(出願中含む)が多数用いることで、トイレの混雑抑制とメディア化を実現しています。全国約6,000個室に導入されています。また収益の一部をNGO/NPOに寄付するといった取り組みもおこなっています。
■野村不動産投資顧問株式会社について
会社名:野村不動産投資顧問株式会社
代表取締役社長:三浦公輝
所在地:東京都新宿区西新宿八丁目5番1号
URL:https://www.nre-am.co.jp/
■野村不動産プライベート投資法人について
投資法人名:野村不動産プライベート投資法人
執行役員:須賀智仁
所在地:東京都新宿区西新宿八丁目5番1号
URL:https://www.nre-pr.co.jp/
■株式会社VACANについて
会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:東京都千代田区永田町2−17−3 住友不動産永田町ビル2階
設立:2016年6月
URL:https://corp.vacan.com/
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してレストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信しています。また空き状況可視化だけでなく、混雑の抑制・管理などもおこなっており、空き/混雑情報を起点とした「待ちをなくす」DXサービスを幅広く提供しています。