スマホ撮影画像を用いた水災の浸水高計測システムにおいて、「映像解析ソリューションkizkia」を東京海上日動火災保険が採用

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この度、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:中野 隆雅、以下「MDIS」)が開発、販売する「映像解析ソリューションkizkia」(きづきあ、以下「kizkia」)を東京海上日動火災保険株式会社(取締役社長 広瀬 伸一、以下「東京海上日動火災保険」) が採用しましたので、お知らせいたします。

東京海上日動火災保険は、kizkiaを活用することで、スマートフォン画像から浸水高を計測するサービス(以下「本サービス」)の提供を開始します。

■開発の背景

近年、災害が激甚化している状況を踏まえて、担当者が被災地を訪問して行っている被害状況の確認をより迅速に行う手段が求められています。本サービスでは、保険契約者が自身のスマートフォンを使用してペットボトルと一緒に浸水跡を撮影し、画像分析技術により浸水高を自動計測することにより、担当者の訪問を待たずとも被害状況の確認を行うことを可能としました。

■kizkiaによる浸水高計測の特長

本サービスに利用されるアプリケーションとして、MDISのkizkia(注1)が採用されています。操作ガイドに沿って浸水跡を撮影することで、独自AI技術(注2)で画像を解析し、被害状況の確認を行う担当者が現地にいなくても浸水線の高さを自動で計測できる点が特長です。
(注1)サービス基盤としてアマゾン ウェブ サービス(AWS)を利用。
(注2)三菱電機のAI(人工知能)技術「Maisart®(マイサート)」と独自の計測アルゴリズムを組み合わせることで実現(特許出願中)。

■今後の取り組みについて

MDISは、デジタル技術を活用したアプリケーション開発を通じて、東京海上日動火災保険の安心・安全でレジリエント(強靭)な社会づくりへの取り組みに貢献していくとともに、こうした持続的な社会の実現に貢献するサービスの提供に積極的に取り組んでまいります。

■「映像解析ソリューションkizkia」(きづきあ)紹介サイト

映像解析ソリューション kizkia|三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(MDIS)
kizkiaは、カメラ映像上の特定の「ヒト・モノ・コト」をリアルタイム かつ自動的に検知して通知するソリューションです。

■本サービスによる保険契約者の自己申告画面例
※開発時の画面であり実際は異なる場合があります。
 

 

(図1)ご案内画面(図1)ご案内画面

(図2)撮影画面(図2)撮影画面

(図3)床面・浸水線指定画面(図3)床面・浸水線指定画面

■三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(MDIS)について

三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社は、金融業、製造業、流通・サービス業向けシステム事業を推進するリーディング・サービスインテグレーターとして、三菱電機グループ各社の技術力やサービスを最大限に活用した各種ITサービス事業を展開しています。
オフィシャルウェブサイト:https://www.mdis.co.jp/
 

MDISブランドロゴMDISブランドロゴ

■商標関連
・kizkia、MDIS、MDISロゴは三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社の登録商標です。
・その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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