ノキアがNTTドコモの5Gネットワーク設計にAVA AIソフトウェアを導入

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エスポー(フィンランド)- ノキア(本社:フィンランド エスポー)は、本日、株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、以下ドコモ)向けに5Gネットワークの展開を加速し、無線容量設計計画の効率化を支援するために、AI 無線容量設計ソフトウェアを導入したことを発表しました。

AI 無線容量設計ソフトウェアは、“intelligence everywhere”を実現するためのノキアのAVA1製品群の1つです。これをドコモの要求仕様に基づきカスタマイズすることで、基地局パフォーマンスデータから4Gセルの無線限界容量を予測し、必要なエリア容量を満たすための5G基地局の設置場所候補や基地局ハードウェアタイプをシミュレーションできるようになりました。

このソフトウェアは、ネットワークがどこで混雑し始めているのか、無線容量のボトルネックを予防するためにどこでネットワークのアップグレードを計画すべきなのかをより明確に理解するというドコモの継続的な取り組みをサポートします。

NTTドコモ 無線アクセスネットワーク部 平本義貴部長は、次のように述べています。「弊社では通信技術を通じて新しい価値の創出や社会課題の解決に貢献し、お客様の生活がより便利で、豊かなものになるよう努めているところです。その実現のためには効率的なネットワーク構築が不可欠であり、ノキアの AI 無線容量設計ソフトウェアをネットワーク容量設計業務に取り入れることで効率の良いネットワークの構築が実現できることを期待しています。」

ノキア日本法人のノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社代表執行役員社長であるジョン・ランカスターレノックスは次のように述べています。「5G基地局を最適な場所に設置することは、テクノロジー自体と同じくらい重要です。AI 無線容量設計ソフトウェアは、ドコモがエンドユーザ様にさらに優れた 5G 体験を提供するために、ネットワーク キャパシティ レベルをよりよく理解するための重要なツールを提供します。」

*AVAとは、Automation Visualization Analyticsの略で、NOKIAのOSS, BSS及びセキュリティソフトウェア製品のブランド名です。

資料
AVA AI and analytics : https://www.nokia.com/networks/ai-and-analytics/(英文)

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