【総力特集】AV家電辛口採点簿
テレビにイヤホン、サウンドバーをはじめとするオーディオビジュアル家電の新製品は続々と新しいものが登場します。趣味の家電だからこそこだわったモノを買いたいし、失敗もしたくない! そこで本誌が気になる製品たちの「買うべき理由」、「ダメなところ」をまとめて本音で採点しました。
▼特集内のベストバイ製品の一部をご紹介
【最上位有機ELテレビ部門】1位受賞
パナソニック VIERA LZ2000シリーズ
実勢価格(TH-55LZ2000):40万5900円
▼総合評価
画質:30点/30点満点
音質:20点/20点満点
機能性:26点/30点満点
操作性:18点/20点満点
VIERAの今夏発売モデルが、画質・音質ともに満点評価を獲得。有機ELディスプレイが「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ NEO」に進化したうえ、画素ごとにパネルの発光状態を管理する「BrightBooster」によって、性能が向上しました。輝度とコントラストも前モデルと比べてさらに評価を上げています。スピーカーは前モデルの125Wから150W(77V型は170W、65V型は160W)になり、より臨場感が増しています。音の聞こえかたを編集できる「サウンドフォーカス」のような、実験的な機能を備えたのも好印象でした。
【最上位有機ELテレビ部門】1位受賞
シャープ AQUOS ES1ライン
実勢価格(4T-C55ES1):31万877円
▼総合評価
画質:29点/30点満点
音質:20点/20点満点
機能性:27点/30点満点
操作性:18点/20点満点
前年モデルよりも音質と画質が進化。画面の輝度を上げたことで、精細感や立体感が向上しており、試写時にはその場にいた全員が「キレイ!」と声に出したほどです。特にあざやかだったのは、YouTubeと外部入力した4K Blu-rayの映像。光を反射した輝きまで再現していました。シャープ史上No.1といっても過言ではない映像の美しさは、一見の価値ありです!
【ハイコスパ小型サウンドバー部門】1位受賞
TaoTronics TTSK027
実勢価格:4980円
▼総合評価
映画音質:8点/10点満点
動画音質:8点/10点満点
音楽音質:8点/10点満点
Bluetooth接続時音質:8点/10点満点
約5000円と低価格ながら、バランスのとれた平均点が高い音質が高評価となりました。1万円台の製品には敵いませんが、正直こだわらなければ必要十分。小型なので、広いリビングに設置してサラウンドやシアター環境を構築したりはできないものの、約5000円でPCのサウンド環境が劇的によくなると考えると、かなりお買い得。「そこまでこだわりはないけど、さすがにPCのスピーカーじゃ我慢できない」という人にオススメです。
【高性能サウンドバー部門】1位受賞
Bowers & Wilkins Panorama 3
実勢価格:13万6000円
▼総合評価
映画(サウンド):10点/10点満点
横方向の広がり:9点/10点満点
高さ方向の広がり:9点/10点満点
音楽:9点/10点満点
YouTube動画:8点/10点満点
非常にシンプルにセッテングできるうえに誇張しない自然な高音質で再生できます。サブウーファー付きではなく単体モデルなので、過剰な低音は出ませんが、映画視聴には十分な低音もあります。非常に高音質なので音楽スピーカーとしてもオススメです。
【シーリングライト部門】1位受賞
スイッチボット SwitchBotシーリングライト 8畳
実勢価格:6160円
▼総合評価
明るさ:10点/10点満点
デザイン:8点/10点満点
機能:9点/10点満点
操作性:9点/10点満点
取り扱いやすさ:9点/10点満点
通常のシーリングライトに比べ、便利すぎるSwitchBot。設置時にはライトの固定力がやや甘く、触るとちょっと傾くなどやや不安になる点もありましたが、状況に合わせて調光調色できたり、どこでもスマホで電源のオンオフができて快適です。
【巻頭特集】Androidタブレット最新ランキング
今までの日本市場では、Androidタブレットは「安くてスペックがそこそこ」のモデルが主流だったため、iPad の方が人気でした。しかし、ここにきて、iPad Proに迫るスペックのモデルが続々と登場。その一方、iPadは大幅に値上がりしてしまい「今こそAndroidタブレットの出番では!?」と注目されています。そこで、Androidタブレットの最新製品を集めて、趣味も仕事も快適にこなせる1台を探しました。
▼特集内のベストバイ製品をご紹介
【Androidタブレット部門】1位受賞
サムスン Galaxy Tab S8+
実勢価格:10万8000円
▼総合評価
[基本性能]
ベンチマーク:18点/20点満点
バッテリー容量:9点/10点満点
ストレージ容量:8点/10点満点
メモリ容量:10点/10点満点
価格:1.5点/5点満点
[使い心地]
付加機能:5.5点/10点満点
使い勝手:14.5点/15点満点
ペン:4点/5点満点
キーボード:3点/5点満点
[エンタメ性能]
スピーカー音質:3.5点/5点満点
ディスプレイ画質:5点/5点満点
iPad Proに似た洗練されたデザインで、高精細な有機ELにハイエンドチップ、大容量バッテリー搭載と、ハード面の性能の高さはさすがのひと言。サムスン独自のOne UIはサイドキーやジェスチャー操作など、便利機能が充実しています。高リフレッシュレートで反応のよいディスプレイと合わせて、操作性は抜群。アンドロイドスマホやウィンドウズパソコンとの連携機能は、iPadにはない魅力です。
【第2特集】俺の仕事を楽にする秘密道具
リモートワークにワーケーションなど職場以外での仕事があたり前になった昨今。どんな環境でも仕事の効率をあげてくれるような道具が欲しい! そんな願望に応えるべく、職場・自宅・出張の3つのカテゴリーで活躍する仕事の秘密道具をご紹介します!
▼特集内のベストバイ製品の一部をご紹介
【360度WEBカメラ部門】1位受賞
ソースネクストKAIGIO CAM360
実勢価格:8万8000円
▼総合評価
画質:◎
音質:○
操作性・使用感:◎
画質・音質・認識のどれも優秀で、全4モードの画面分割に対応。アプリなしで最大9分割でき、小規模の打ち合わせなら全員を映せます。ZoomやSkype など主要ツールにもほぼ対応しています。使い方は、パソコンと接続し使用ツールの設定で本製品を選ぶだけ。実際に3名でZoomを行いましたが、細かな反応がわかり、発言するとハイライトされて便利です。個人のWebカメラで行うよりも発言のかぶりが減り、会議の進行がスムーズになりました。
【昇降デスク部門】1位受賞
SUNON 電動昇降デスク
実勢価格:3万8680円
▼総合評価
昇降機能:◎
機能性:◎
組み立てやすさ:◎
肝心要である昇降機能がとても安定しており、1㎜単位で高さを調節可能。好みの高さをメモリ機能で保存できるので、立ったり座ったりを気軽に行えます。組み立ても手動式と比べて簡単! 組み立てだけなら1人で十分です。性能において圧勝にもかかわらず、金額は電動式なのに4万円以下で、コスパも非常に高い製品です。
【小特集】軽量・コンパクト高圧洗浄機ガチバトル2022
年月の経過とともにほこりや砂で黒ずんでいく家まわり。一気に手軽にキレイにしたい人にオススメなのが高圧洗浄機です。今回は収納性の問題も考慮し、戸建てだけでなくマンションでの使いやすさも鑑みて「軽量・コンパクト」を重視して検証。高圧洗浄機の代名詞ともいえるケルヒャーをはじめ、条件に合う製品を計4社から集めて、その実力を調べました。
▼特集内のベストバイ製品をご紹介
【軽量・コンパクト高圧洗浄機部門】1位受賞
ボッシュ EA110
実勢価格:1万4800円
▼総合評価
汚れ落ち:29点/30点満点
使用準備:9点/10点満点
使い勝手:18点/20点満点
取り回し:4点/5点満点
水道代:3点/5点満点
電気代:3点/5点満点
収納性:12点/15点満点
静音性:3点/5点満点
付加価値:4点/5点満点
検証機の中では最多の3種類のノズルを同梱しており、本製品を購入するだけで家の外まわりから洗車までまかなえる点が勝利の要因となりました。本体の横幅こそ大きめですが、パーツがすべて本体に収まるので次回の使用もすんなりとかないます。高い洗浄性能に豊富な付属品、良好な収納性と、EA110は初心者が初めての高圧洗浄機として買うのに最適の一台です。
誌面に登場する「認証」マークは編集部が認めた製品の証!
“使う人目線” の厳しいテストの結果、 編集部が “本当におすすめできる” と認めた製品に付与している認証マーク。 いくらお金を積んでも手に入らないこのマークは、 受賞企業様の商品販促としてご活用いただいています。
(認証マークに関するお問い合わせは、 本リリース最下部に記載のマーケティング事業部まで)
さらに詳しい比較テスト結果やベストバイに選出した理由は紙面(家電批評22年10月号)をチェック! 今後も『家電批評』発行日に合わせて「BEST BUY」受賞アイテムを発信していきます。 お楽しみに!
『家電批評』とは・・・
出版社では珍しく、広告ページを入れないことにより、メーカーの意向に左右されず他誌には書けない家電製品の本音を伝える家電情報誌。 今年で創刊13周年を迎えた、日本で唯一の家電テスト専門誌です。専門家と編集部が使う人目線で商品を徹底検証。読者のことだけを考えた「正直な評価」をお伝えする雑誌です。毎月3日発売 定価700円(税込)
【媒体概要】
媒体名: プロが本音でテストする家電購入ガイド『家電批評』
発行日:毎月3日
発行元:株式会社晋遊舎 (東京都千代田区神田神保町1-12)
晋遊舎公式サイト: https://www.shinyusha.co.jp/
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