株式会社INSPIREI、拡張現実および複合現実技術を活用した、世界初の音響インテンシティ計測・可視化システムSound Intensity Scanner AR (SISAR)をリリース

この記事は約4分で読めます。
音場の計測・可視化を行う早稲田大学音響工学研究室発のXR企業、株式会社INSPIREI(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:井上敦登 以下INSPIREI)は、拡張現実(AR)および複合現実(MR)技術を活用した世界初の音響インテンシティ計測・可視化システムSound Intensity Scanner AR(SISAR)の情報を公開します。
SISARを導入することで、ユーザーは移動しながら広い範囲を迅速に計測し、AR/MRデバイスを介して実空間上に三次元音響インテンシティ分布を可視化することができます。自由な視点移動と両眼立体視がもたらす音場観測によって、これまでの可視化システムにはない直感的なビジュアライゼーションを提供します。

■ SISARについて
Sound Intensity Scanner AR(SISAR)は、拡張現実および複合現実(AR/MR)技術を活用した、世界初の音響インテンシティ計測・可視化システムです。AR/MRデバイスを装着し、ハンディセンサーを走査することで、定常的な音場を可視化しながら計測することができます。スキャンデバイスは音響インテンシティ計測用マイク、状況に応じてiPhoneを利用し、可視化デバイスはiPadやHololens2を利用します。自動車から電化製品といった音を発する製品から、コンサートホール、建築現場といった弊空間内の音の流れまで計測・可視化することが可能です。
URL:https://inspirei.co.jp/sisar/
 

 

■ 主要な機能・当サービスの強み
・スピーディーな広範囲計測
計測センサもカメラを固定する必要なく、ユーザーは移動しながら、広い範囲を迅速に計測することができます。

・立体的な音場観測
Hololens2やiPadといったAR/MRデバイスを介して、実空間上に三次元音響インテンシティ分布を表示します。自由な視点移動と両眼立体視がもたらす立体的な音場観測は、これまでの可視化システムにはない直感的なビジュアライゼーションを可能にします。

 

・多彩なパラメーター
周波数帯域や可視化レンジなどの設定項目を変更することで、計測データを様々な条件で解析します。結果は即座に、AR/MRデバイスに表示されます。

・3Dモデル化
PCアプリケーション内への3Dモデルのインポートや、INSPIREIが計測データを処理することで音響インテンシティ分布を3D化することができます。

・対応デバイス
スキャンデバイスは音響インテンシティ計測用マイク、状況に応じてiPhoneを利用し、可視化デバイスはiPadやHololens2を利用します。

■ 提供方法とお問い合わせ
下記フォームからお問合せいただいた企業・個人の方へサービスの詳細について弊社からご連絡を差し上げます。
お問合せ先:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdd9CFmFeCxvekvoolm7hE57_Im5112RQGsnRXRT_7sOrueLQ/viewform

■ 代表取締役CEO 井上敦登 のコメント
SISARは、私が早稲田大学在学中である2016年に開始し、後輩たちが年々進化させてくれた研究が元となっています。
国内外の音響学会やCG学会で発表をするうちに、「このシステムを実際に利用したい」という声を度々いただいたき、製品化および株式会社INSPIREI設立に至りました。
体験希望や質問などございましたら、ご気軽にお問い合わせください。

■ 株式会社INSPIREIについて
株式会社INSPIREIは、早稲田大学音響研究室をルーツとし、OTOMIRU(共同研究:飛島建設株式会社), SISARといった音の可視化研究開発を行っています。OTOMIRUは設置型センサーを利用したリアルタイム計測・可視化システムであり、SISARは、定常的な音場を立体的に取得することを目的としたシステムです。
URL:https://inspirei.co.jp/
 

タイトルとURLをコピーしました