本イベントでは、小学生の教育格差縮小に向けて共同で取り組んでいる、国内における子どもの教育格差という社会課題の解決に向けた取り組みである「感動体験プログラム」の2021年度社会的インパクト評価結果報告や、評価機関・パートナー財団を交えた多様な視点での意見交換を行います。より多くのステークホルダーが次世代育成に取り組むことの重要性を、広く発信することが開催の目的です。
近年、企業活動を通じた社会課題解決を目的とした取り組みが増えている一方で、活動の評価方法や、中・長期を見据えた展開方法等、新たな課題が見えてきています。ソニーと放課後NPOアフタースクールは、本イベントを通して、この課題に企業、NPOがどのように向き合っているかご紹介します。また、「感動体験プログラム」の社会的インパクト評価を実施している第三者機関、特定非営利活動法人ソーシャルバリュージャパン(以下、ソーシャルバリュージャパン)による社会的インパクト評価の概要および2021年度の評価結果をご報告します。トークセッションでは、ソーシャルバリュージャパンに加え、「感動体験プログラム」のパートナー団体である日本財団のパネリストもお迎えし、多様な視点で意見交換を行います。
<オンラインイベント「社会課題に企業とNPOはどう挑戦するか」詳細>
概要
・日時 :2022年9月7日(水)10:30〜12:00
・対象 :企業のサステナビリティ、CSR、CSVご担当者、自治体、
子ども支援団体のご担当者、テーマにご関心のある方
・参加費 :無料
・形式 :オンライン会議システム Zoom(ウェビナー配信)
・お申込み:https://houkago-forum2022.peatix.com/ *申込締切:9/5(月)
内容
1.企業、NPO、財団 コレクティブインパクトによる教育格差縮小への取り組み
2.社会的インパクト評価の概要と「感動体験プログラム」の評価結果報告
3.トークセッション:活動を通じた所感と今後の展望
【登壇者/パネリスト】
・日本財団 経営企画部広報部 子どもサポートチーム リーダー 野本 圭介 氏
・ソーシャルバリュージャパン 代表理事 伊藤 健 氏
・放課後NPOアフタースクール 理事 アフタースクール事業統括
ソーシャルデザインチーム事業統括 正村 絵理
・ソニー サステナビリティ推進部 CSRグループ シニアマネジャー 森 悠介
■感動体験プログラムとは
「感動体験プログラム」は、国内における子どもの教育格差という社会課題の解決に向けた取り組みとして、ソニーが2018年より展開。プログラムの一環として、小学生の放課後活動の充実、環境向上に長年取り組んできた放課後 NPO アフタースクールと連携し、ソニーグループの技術やコンテンツを活用したSTEAM※分野の多様なワークショップを実施することで、子どもたちの創造性や好奇心の向上をサポートしています。
※Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の略
■ソニーが取り組む教育支援活動
ソニーは社会貢献活動のスローガンとして「For the Next Generation」を掲げ、次世代を担う子どもたちのための教育プログラム「CurioStep with Sony(キュリオステップ)」を国内外で展開しています。2018年には、国内における社会問題の一つである子どもの「教育格差」縮小に向けた「感動体験プログラム」を開始。NPOなどの外部団体とのパートナーシップのもと、放課後の学童、地方や離島の小学校、子ども食堂などにおいて、ソニーグループの技術やコンテンツを生かした多様なワークショップを実施しています。
■放課後 NPO アフタースクールが「放課後拠点の充実+企業連携」で目指す
ソーシャルイノベーション
「放課後をゴールデンタイムに!」をスローガンに小学校の放課後改革に挑戦し、安全・安心な場と本物・多様な体験が両立するアフタースクールを展開している放課後 NPO アフタースクールは、放課後拠点の運営・サポートに加え、企業や行政等と連携して子育て・教育プロジェクトを推進する専門チームを設置。社会的に大きな影響力を持つ多様な組織団体と共に、社会全体で子どもたちを守り育む活動を加速させ、子どもたちのためのより豊かな放課後の実現に向けたチャレンジを続けてまいります。