<AIと弁理士の協働モデルを確立> AI Samurai代表・白坂一、令和7年度「特許情報普及活動功労者表彰」理事長賞を受賞

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株式会社AI Samurai(本社:東京都千代田区、代表取締役:白坂一)は、代表取締役 白坂一が、令和7年度「特許情報普及活動功労者表彰」(一般財団法人日本特許情報機構 理事長賞・特許情報技術研究功労者)を受賞したことをお知らせいたします。

「特許情報普及活動功労者表彰」は、特許情報の普及・活用・研究・人材育成に顕著な功績があった個人および団体を対象に、その功績を顕彰し、特許情報のさらなる普及と活用を促進することを目的とするものです。

本受賞では、白坂がAI技術を活用した特許情報解析の研究と実務実装を通じて、特許情報活用の高度化およびその普及に寄与してきた点が評価されました。

■ AIと弁理士の協働モデルの原点 - 審査シミュレーション

白坂は、AIを用いた特許情報解析の可能性に早くから着目し、AIと弁理士が協働する新たな実務モデルの構築を進めてきました。

その最初の実装が、クレームチャート表示を活用した審査シミュレーション機能です。AIにより副引例候補を探索し、クレームチャートを出力することで特許性評価を支援する仕組みを構築しました。

これは、AIが専門家の判断を代替するのではなく、判断力を拡張するという思想に基づくものであり、「AIと弁理士の協働モデル」の原点となる取り組みです。

■ AIによる特許書類作成への展開と制度整理

その後、2021年よりAIによる特許書類作成支援に本格的に着手しました。

2022年には経済産業省のグレーゾーン解消制度を通じて、AIによる特許作成と弁理士業務との関係について一定の見解を得ました。

この取り組みは、日本におけるAI活用型知財実務の制度的整理に一石を投じるものとなりました。

■ 『特許3.0』で提示したAI時代の構造変化

白坂は2023年12月に著書『特許3.0 ― AI活用で知財強国に』(ダイヤモンド社)を刊行し、AI活用の進展により特許出願構造が変化する可能性について論じました。同書では、AIによって発明創出および出願準備のハードルが下がり、「量と質の両立」が現実的なテーマになると提示しています。

そして2025年12月、特許出願件数は8万2188件となり、前年同月比168.9%増という大きな伸びが確認されました(特許庁公表統計、2026年2月27日付日経クロステック報道)。

白坂が提唱してきた「量と質は対立概念ではない」という視点は、AI時代における知財戦略の新たな方向性を示すものといえます。

■ 受賞者コメント

    代表取締役:白坂一

『大変名誉ある賞を賜りました。心より感謝申し上げます。私は2021年より、AIによる特許書類作成に本格的に着手しました。2022年には経済産業省のグレーゾーン解消制度を通じて、AIによる特許作成と弁理士業務の関係について一定の見解を得ました。あの時、他の先進諸国よりもより早く日本がAI活用の知財立国になり得ると確信したことを今でも鮮明に覚えています。そして2025年12月、特許出願件数が大きく伸びるという歴史的な動きが生まれました。日本では長らく「特許は量より質」と言われてきました。しかし私は、量と質は対立概念ではない、良質な母集団(量)があるからこそ、真に強い特許(質)が生まれ、その両立を可能にする鍵がAI活用であると信じていました。AIと知財の融合は、まだ道半ばです。これからは、賞に恥じぬよう、そして身の丈に合った誠実な活動を続けながら、日本の知財力向上に静かに、しかし力強く貢献していきたいと思います。常に現場で支えてくれた播磨弁理士をはじめ、仲間たちに感謝いたします。ありがとうございました。』

■ 株式会社AI Samuraiについて

「知財立国の再興」をミッションに掲げる発明創出AI®企業。
知的財産分野の専門家集団と独自のAI技術を融合した『AI Samurai®』は、特許審査のシミュレーションを可能にするシステムとして実務に活用されています。2019年には第4回「JEITAベンチャー賞」を受賞。

AIによる特許文書作成支援、IPランドスケープ支援など、知的財産戦略を加速させるソフトウェアとソリューションを提供しています。

■ 会社概要

株式会社AI Samurai
代表取締役:白坂 一
設立:2015年9月11日
所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4階
資本金:1億円(2022年10月31日現在)
事業内容:知的財産関連IT・分析サービスの提供
URL:https://aisamurai.co.jp/

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