▽「フレキシブルワークスタイル制度」2022年8月1日の変更点
– 社員・契約社員を対象に、入社時の環境設定支援のため支給する「在宅勤務一時金」を2万円から12万円に変更
– 社員・契約社員を対象に許可していた、オフィスで利用していた椅子やディスプレイなどの備品の在宅利用(貸与)を中止
— 変更に伴う手当として22年8月に10万円を支給(月2万円の在宅勤務手当とは別の特別手当として支給)
▽ 変更の背景
はてなでは、従業員が「在宅・出社勤務を自由に選択できる」というフルリモートも可能な働き方を実現する「フレキシブルワークスタイル制度」(2020年11月開始・2022年5月恒久化)を運用しています(※)。
「フレキシブルワークスタイル制度」以前より、業務効率や快適性に関わるPC、椅子、ディスプレイ、マウス、キーボード等の備品においては、生産性低下につながらないよう一定以上の品質の機種やスペックを推奨するとともに、従業員それぞれが自分の好みに合うものを上限額内で選択できる制度を運用してまいりました。また、在宅勤務をはじめる際には、これらの備品の貸与を許可する制度に変更することで、自宅での勤務環境整備を支援してまいりました。
制度開始以降、京都・東京オフィスの2拠点における平均出社率は10%以下を保っており、多くの従業員が在宅勤務をベースとした働き方を選択しています。はてなの従業員にとって、住む場所と働く場所が重なることが標準的になっていることを踏まえ、オフィス勤務を前提とした推奨機種にとらわれることなく、自宅や勤務スペースのテイストや個人で所有している家具やその他ガジェットなどとの相性を重視しながら、これまで以上に自由に勤務環境を整えられるよう、この度の制度変更に至りました。2022年8月1日より、PCを除く椅子、ディスプレイ、キーボード、マウスに関しては希望品の購入と貸与ではなく、個人購入を支援するための手当支給に切り替えます。
22年8月以降に入社される社員・契約社員については、入社時の在宅勤務一時金2万円の支給を12万円に変更します。社員・契約社員には、購入支援として10万円の一時金を支給(22年8月)します。
推奨スペックのなかから上限金額内で希望する備品を選択できるというこれまでの制度においては、職種や従業員個人の好みによる金額の差が大きく、上限金額を大きく下回る備品を選択する従業員の割合のほうが高いという状態が続いていました。制度変更後は、こだわりの有無にかかわらず、多くの従業員にとってメリットのあるものになると考えています。
はてなでは今後も「フレキシブルワークスタイル制度」のもと、事業成長と働きやすさを高次元でバランスさせ、働きがいのある会社を目指すため、出社を前提としない福利厚生の見直しや改善を継続してまいります。
※ 2022年5月2日 はてなプレスリリース
はてな、働き方制度をアップデート。働く時間や場所に捉われないフレキシブルワークを推進
https://hatena.co.jp/press/release/entry/2022/05/02/160000
■ 株式会社はてな 概要
https://hatena.co.jp
本社:京都府京都市中京区烏丸通六角下ル七観音町630 読売京都ビル7F
東京オフィス:東京都港区南青山6-5-55 青山サンライトビル3F
代表取締役社長:栗栖義臣
設立:2001年7月
事業内容:
登録ユーザー数:約1,168万人・月間ユニークブラウザ数:約1.28億(※2022年1月実績)のコンテンツプラットフォームサービスを運営。代表的なサービスは国内最大級のソーシャルブックマークサービス『はてなブックマーク』やブログサービス『はてなブログ』など。
コンテンツプラットフォームサービスで培われた技術力やユーザーパワーを活かした様々なソリューション&サービスも提供中。オウンドメディア専用CMS『はてなブログMedia』、新世代のSaaS型サーバー監視サービス『Mackerel』ほか。また、おもにコンテンツプラットフォームなどのWebサービスおよびアプリの共同開発事例も多数。