脆弱性管理クラウド「yamory」、「オートトリアージ機能」の発明で令和5年度関東地方発明表彰「発明奨励賞」を受賞

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Visionalグループが運営する脆弱性管理クラウド「yamory(ヤモリー)」(https://yamory.io/ 以下、yamory)は、公益社団法人発明協会が主催する「令和5年度 関東地方発明表彰」において「発明奨励賞」を受賞したことをお知らせします。
本受賞は、yamoryの主要機能である「オートトリアージ機能」の特許発明(特許番号:6678798号)に関して、サイバー攻撃のリスクを大きく軽減し、サイバーセキュリティに関する社会課題の解決に寄与する点が評価されたものです。

  • 地方発明表彰について

地方発明表彰は、地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的に1921年(大正10年)に創設されました。全国を北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の8地方に分け、各地方において優秀な発明、考案、または意匠を完成された方々、発明などの実施化に尽力された方々、発明などの指導・育成・奨励に貢献された方々の功績を称え顕彰するものです。

  • 受賞内容

脆弱性管理クラウド「yamory」 オートトリアージ機能

発明名称:ソフトウェア脆弱性管理装置 

特許番号:6678798号

 

ITシステムに潜む脆弱性を自動で検知し、脆弱性への対応フローを構築できる脆弱性管理クラウド「yamory」の主要機能である「オートトリアージ」機能に関する発明です。企業におけるオープンソースソフトウェア(OSS)の利用が増加する中、OSSの管理や脆弱性対策が企業にとって大きな負担となっています。本発明は、無数にあるOSSの脆弱性情報の中から、脆弱性自体の深刻度に、脆弱性が存在するシステムの使用状況や攻撃コードの有無を加味して、脆弱性対応の優先順位づけを行うものです。これにより、利用企業の組織やチームにとって、対応する優先度の高い脆弱性を自動で判別することができ、効率的に脆弱性対策を行うことができます。 

オートトリアージ機能オートトリアージ機能

yamory管理画面(ダッシュボード)yamory管理画面(ダッシュボード)

  • 受賞者コメント

株式会社アシュアード yamory事業部 プロダクトオーナー 鈴木  康弘 

この度はこのような賞を受賞させていただき、大変光栄です。

サイバー攻撃は年々増加しており、ITサプライチェーンへの攻撃など攻撃の手法も多様化しています。脆弱性管理の重要性が高まっていますが、セキュリティ人材不足や工数がかかる、利用システムの可視化ができていない、管理が属人化している等、多くの組織が課題を抱えていらっしゃるのが現状です。特許技術であるyamoryのオートトリアージ機能では、3つの客観的根拠から優先順位を自動判定し、セキュリティ専門家が不在の場合でも効率よく脆弱性対応ができるよう対応基準を提供することで、担当者様の業務負荷を軽減することができます。

今後も、安心してテクノロジーを活用できる世界の実現を目指し、サービスを磨いてまいります。

【脆弱性管理クラウド「yamory(ヤモリー)」について】

「yamory」は、ITシステムの脆弱性を自動で検知し、管理・対策ができるクラウドサービスです。ソフトウェアの脆弱性管理に加え、セキュリティ診断やクラウド設定管理(CSPM)を提供することで、ITシステムに必要な脆弱性対策をオールインワンで実現します。複雑化するITシステムの網羅的な脆弱性対策を効率化し、安心してテクノロジーを活用できる世界を目指し、社会のDX加速を支えます。

URL:https://yamory.io/

X(旧Twitter):https://twitter.com/yamory_sec

 【Visionalについて】 

「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。

URL:https://www.visional.inc/

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