AI僧侶問答(https://hasunoha.jp/ai/q/new)
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3名の「回答僧」が登場
回答するAI僧侶として3名を準備。各僧侶の特徴を生かした言葉を投げかけてもらえます。
・優しいお坊さん:丁寧な言葉でお話をしてくれます。
・老僧:人生の先輩として、しみじみと語ってくれます。
・元ヤン僧侶:喝が欲しい、叱って欲しい人におすすめです。
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AI僧侶問答の概要と今後の展望
1) 無料でいつでも。2分で回答。匿名で使える
「AI僧侶問答」は、GPT-4を搭載したAI自動生成によるQ&Aシステムです。hasunohaに登録(無料)すれば、どなたでも無料でご利用できます。あなたの相談に対してAI僧侶が仏教の教えを交えながら回答をしてくれます。
2) 10年間のhasunohaの運営ノウハウを学習
10年間のhasunohaでの運営実績をベースに、回答の方向性や相談者への寄り添い方などをAIに学習させており、仏教教義の提供よりも、現代において悩み苦しむ人にAIはどこまで向き合い、勇気づけることができるのかを突き詰めることを主題に実装しています。
3) 継続的な運営のための取り組み
AIによる生成には、少なくないコストが発生するため、生成されたページの閲覧時に広告を表示したり、一定数の質問を超えると質問を制限することもあります。継続して運営できるよう収支バランスを見極めながら改善をしていく予定です。
4) ChatGPTの進化に合わせてバージョンアップ予定
今回のリリースでは、hasunohaの本物のお坊さんの回答を学習させたAI回答はしませんが、今後のChatGPTのバージョンアップに応じて、よりhasunohaらしさを加味した改良版をリリースしていく予定です。
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AI僧侶問答を開発した背景
1) いびつなリボンの解消
お坊さんに悩みを聞いて欲しいとhasunohaを訪れる人は後を絶ちません。メディア露出も増え、月間100万弱のアクセスがあります。対して、回答をしてくれるお坊さんの登録者数は300名超。相談したい人に対して、回答してくれるお坊さんの数が足りない状況が7年間も続いています。
hasunohaでは、7年間、質問制限を解除できていません。相談したいのにできない相談者は増え続け、退会してしまう人も少なくありません。
そこで、比較的シンプルな質問や相談はAI僧侶が担うことで、少しでもhasunohaを頼ってくれる方に相談機会を提供できると考えています。AIの回答に興味をもってもらい、より複雑な問題にはhasunohaのお坊さんが深く寄り添ってくれる流れを作ります。
2) 本物のお坊さんと出会う架け橋
現代の特に若い年齢層の人々にとって、お坊さんはお葬式のときにだけ会う人なのかもしれません。しかし、われわれ日本人の価値観には、先祖代々受け継がれた仏教的な考えが根付いています。普段何気なく使っている「ありがとう=有り難し」の気持ちや、困ったときに助け合う慈悲の精神には仏教の教えが宿っています。
AIとの共存は今後避けて通れません。AIを通して少しでも仏教的な価値観を感じてもらうこと、そこから本物のお坊さんや仏教に興味をもってもらい、お坊さんとお話をすることで、より幸せな人生を送るヒントを得てもらいたい。真摯に向き合ってくれる生身のお坊さんとのご縁を、AIを介して繋いでもらいたいという願いを込めています。
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hasunoha(ハスノハ)とは
hasunohaは、2011年3月11日の東日本大震災をきっかけに誕生しました。
震災の中、我先にと争わず、お互いに支えあい、励ましあう人々の姿に感銘を受けて、われわれには何ができるのだろう。自問自答しました。その答えが、日本人に流れている価値観の源泉をもう一度掘り起こして、もっと優しく幸せな日本になる手助けをしたいということでした。日本人の価値観、昔から脈々と受け継がれている美徳。その一つに「仏教の教え」があると、そのとき感じたのです。
hasunohaは、あなた自身や家族、友人がより良い人生を歩んでいくための生きる智慧(アドバイス)をQ&Aの形でお坊さんよりいただくサービスとしてスタートしました。お寺はその昔、地域の人が集まるコミュニティの場であったと言われています。みんなで助け合い、励ましあって生きていく。悪いことをすればきちんと叱ってくれる和尚さんがいる。そんなコミュニティをインターネットを使って実現できればとの思いでhasunohaを作りました。
そして今、hasunohaは数万の智慧が蓄積される場所に成長しました。その間、生き辛さを感じる何百万人もの人々がhasunohaを訪れてくれています。
ニッポンを優しくする。それがhasunohaのミッションです。
hasunoha(ハスノハ)
お問い合わせ:info@hasunoha.jp