日本のビジネスシーンでは、重要ファイルなどのデータをメールで送信する際、データを圧縮・暗号化(以下パスワード付Zipファイル)し、添付したうえで送信することが習慣化している企業は珍しくありませんでした。
パスワード付Zipファイルで送信することを、技術者を中心に「PPAP(P:パスワード付Zip暗号化ファイルを送ります、P:パスワードを送ります、A:暗号化、P:プロトコル)」とも呼ばれ、問題視されてきました。
重要ファイルを安全に送受信したいニーズに対してパスワード付Zipファイル方式は効果の乏しさ、ウイルス感染により情報漏洩リスクについて多くの指摘があり、官公庁や大手企業ではすでに利用廃止が進んでいます。
海外ではパスワード付Zipファイルを添付した送信の撤廃はもちろん、受信の際もブロックする対策が一般的ですが、日本では今でも多くの企業でパスワード付Zipファイルの送受信が広く使われているのが実情です。
●廃止したいパスワード付Zipファイル、業務効率を下げないためには?
ウイルス感染による情報漏洩を防ぐにはパスワード付Zipファイルの受信を受け付けない方法が最も効果的です。
一方で、パスワード付Zipファイルの撤廃が進んでいない企業やエンドユーザーからのパスワード付Zipファイルを受け付けないことで業務に支障がでる問題点も生まれてきます。
また、別の手段を取ることで運用に工数がかかりすぎ、業務効率を下げる懸念を抱く企業も少なくありません。
●Kozutumiで、安心安全、簡単に重要ファイルの送受信を可能に
重要ファイル転送サービス「Kozutumi」は、安全に重要ファイルを送信・受信するためにウイルススキャンが搭載されていながら、送受信方法の手軽さを兼ね備えています。「組織管理」機能では、監査機能、メンバー管理が可能です。2022年2月よりα版〜プライベートβ版として運用しており、既に約500名のユーザーにご活用いただいております。
<使用イメージ>
- パスワード付きZipファイルの送受信禁止で、ウイルス感染のリスクを軽減!
- ストレージフォルダを作成しメールリンクをコピーや、期限付きストレージフォルダだと期限切れで再発行などの手間を省いて安全にファイル送信が可能!
- 送信キャンセルで誤送信防止!
- ファイル受信者はウイルススキャン済のファイルのみ受け取りで安全なダウンロード可能!
- システム管理者は組織内のファイル送受信を管理可能でリモートワークでも安心!
●パブリックβ版の主な機能
・渡す機能:相手のメールアドレス宛にファイル送信、送信ファイルは全てウイルススキャン、通信経路・ファイルは暗号化、相手がダウンロードしたか把握可能、ダウンロードされるまで送信キャンセル可能
・受け取る機能:ウイルススキャンされたファイルを受信、未ログインでもファイルのダウンロード可能
・組織機能:Googleアカウント、MicrosoftアカウントでSSO
●リリース予定
<2022年秋頃の追加リリース予定>
2022年夏から秋にかけて、より多彩な機能を随時追加予定です。また、パブリックβ版でのユーザーの反応や要望などもできる限り実現し、よりユーザーに寄り添ったサービスを目指していきます。
●ユーザー募集中
いち早くKozutumiを体験されたい方は以下より登録が可能です。
パブリックβの期間は、無料プランだけでなく、有料プランも無料でお使いいただけます。
下記のサービスサイトよりご利用下さい。
重要ファイル転送サービス Kozutumi
サービスサイト: https://kozutumi.com/
【株式会社ハートビーツについて】
会社名:株式会社ハートビーツ
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-28-11 小杉ビル5F
代表者:代表取締役 藤崎正範
設立:2005年4月
URL:https://heartbeats.jp
株式会社ハートビーツは、MSP(マネージド・サービス・プロバイダ)事業および、システムコンサルティングやセキュリティコンサルティングなどのITコンサルティング事業を手掛け、お客様の安全・快適で豊かなITインフラを支えています。2018年に高い技術力をもってお客様の作りたいWebサービスやWebアプリの開発支援を行う開発事業も開始しました。2022年中に、Kozutumiを正式ローンチ予定。既存事業の成長をベースに、新規事業に積極的にチャレンジしてまいります。