具体的には、2023年11月〜2024年10月の期間、現在のAI STOREよりもSKU (※2) 数を増やし、ユーザー単位の販売動向や、ユーザー属性、来客数の変化、店内導線分析等のマーケティングデータも活用しながら商用に近い店舗運営を実施いたします。
(※1)店舗内に設置されたセンサーやカメラにより購入商品を検知し、レジを通らず退店が可能。アカウントに紐付けたクレジットカードで決済される無人・省人店舗
(※2) ストックキーピングユニット(Stock keeping Unit)の略。在庫管理上の最小の品目数を数える単位を表す。一つのアイテムを、サイズ、パッケージ、カラー、内容量などのより小さい単位で分類したものがSKU
1.共同実験内容
今回のAI STOREにおける共同実験では、テルウェル東日本が展開するスマートストア事業におけるウォークスルー型店舗の実現に向け、検証項目を設定し、課題の分析・検討を実施いたします。
共同実験期間中は、より実店舗運用に近い形での検証を実施すべく、現在150SKUほどの商品種別を、段階的に300~500SKUに増加させる予定です。
また、商品登録や商品の補充といった店舗オペレーションの基本ノウハウの提供をセキュアからテルウェル東日本が受け、テルウェル東日本が商用展開に必要な店舗オペレーションやユーザーサポート、店舗設計等の商用展開ノウハウの確立を目指します。
2.実証店舗場所
店舗名称: SECURE AI STORE LAB 2.0
住所 :〒163-0220 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号 新宿住友ビルB1階
営業時間:平日10:00~19:00
3.SECURE AI STORE LAB 2.0 の概要
“SECURE AI STORE LAB 2.0”は、決済、棚割りの解析など最新テクノロジーで未来のショッピングを体験いただける無人化店舗です。また、AIを活用した「実証実験」が行える研究所でもあります。各種の流通小売企業に先駆けて実験店舗をつくることで、導入しやすい適正価格で無人店舗の設備を開発できるノウハウを獲得することを目的としています。
AIを活用して在庫把握し、消費者が興味を持ったものの購入に至らなかった商品の分析など、マーケティングにも活用できるようなソリューションの開発・提供を目指しています。
4.今後の展開
AI STOREでの検証結果を受け、次のステップとして、さらに大型店舗での実証実験も視野に入れております。マーケティングデータを活用することで、展開する商品カテゴリーや商品数、営業時間等を調整し、より効率的でローコストな無人・省人店舗運営の実現も期待されます。無人化・省人化は、労働力不足に貢献するだけでなく、万引きや店内でのトラブルなどの防犯にも直結します。セキュアは今後も、安心安全でスマートな社会の実現へ向けて邁進してまいります。
5.商標について
本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
6.店舗ご利用方法
本店舗については一般のお客様もご利用いただけます。
ご利用頂くにはスマートフォンへの専用アプリのダウンロードが必要です。
■テルウェル東日本株式会社について
会社名 : テルウェル東日本株式会社
所在地 : 〒135-0033 東京都江東区深川2丁目7番6号
代表者 : 代表取締役社長 石川 達
設 立 : 2001年4月2日
URL : https://www.telwel-east.co.jp/
NTT グループの 100% 出資会社としてNTTグループ内外のお客様の快適な職場環境のサポートを行う清掃事業や、オフィスソリューション事業、お客様のコア業務への注力に向け、ノンコア業務を請け負うビジネスプロセスアウトソーシング事業をはじめ、本実証実験におけるICT を活用した地域店舗等の活性化や省人化をサポートするスマートストア事業まで幅広い事業を展開しています。スマートア事業については、小売店舗における効率的運営に対するご要望にお応えするため、入店から商品選択、決済までをスマートフォンで完結し、購買データを活用した店頭、バックヤード業務を効率化する『店舗向けスマート化ソリューション』として2022年7月よりサービス展開を開始しています。
■ セキュアについて
会社名 : 株式会社セキュア
所在地 : 〒163-0220 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号 新宿住友ビル20階
代表者 : 代表取締役社長 谷口 辰成
設 立 : 2002年10月16日
URL : https://www.secureinc.co.jp/
「AI×セキュリティで新しい価値を創る」をビジョンに掲げ、入退室管理システムや監視カメラシステムに、AI(画像認識)技術を掛け合わせた付加価値の高いセキュリティソリューションを提供しています。顔認証による入退室管理システムでは、2020年、2021年、2023年と3年連続マーケットシェアNo.1を獲得(数量ベース)。中小から大手企業まで過去9,000社以上の導入実績があり、性能・コスト・安定性を考慮したシステムの設計や設置環境までの最適化をサポート。あらゆる空間の安心・安全と最適なソリューションをご提案します。