開業の背景
「Gallery & Restaurant 舞台裏」はアート作品を鑑賞するだけでなく、誰かと語り合いたくなる空間として、お酒や食事を楽しめるスペースを内包します。The Chain MuseumではこれまでもArtStickerを通じてアーティストと鑑賞者が出会う場を提供してきました。今回、オンラインでの体験とリアルな場所での時間が交錯するシチュエーションをつくることで、気付きのトリガーを更に拡げていけるアートスペースです。当店は、2021年に、KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS内に開業した「GALLERY ROOM・A」、2023年に六本木(ANB Tokyo跡地)に開業した「アートかビーフンか白厨」に続き、ArtStickerが手がける3箇所目のアートスペースとなります。
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加藤泉の新作個展「Izumi Kato」
Installation View at 6F, Sculpture Park, K11 Musea, HK, 2021. Photographer: Ringo Cheung. Courtesy the artist and Perrotin ©2021 Izumi Kato
Gallery&Restaurant 舞台裏の柿落とし展として、原始的な生命体を主なモチーフとして作品を制作する加藤泉の新作個展を、世界的アートギャラリーであるPERROTIN協力のもと開催します。本展で展示される鋳造立体シリーズは、過去に香港、ニューヨーク、ロンドン、パリで展示され、アルミによる大型作品は日本初発表となります。
展覧会ステートメント
不可思議な人がたを使いながら独自の絵画を追求している加藤泉は、2000年代から木彫作品を発表し、現在に至るまで絵画と立体を同時に制作しながら活動しています。
近年、石を彫塑するのではなく、自然石そのものに絵を描いた立体作品を発表し、さらに石を鋳造した作品としても展開しています。本展は海外で発表しているアルミ鋳造の大立体作品を国内で初めて発表します。ギャラリー空間に大きな人がた像が出現します。
アーティストプロフィール
Izumi Kato. Portraits by Claire Dorn. Courtesy of the artist and Perrotin
加藤泉(Izumi Kato)
1969 年島根県⽣まれ。1990年代末より画家として本格的にキャリアをスタート。絵を描くだけでなく、様々な素材を使い立体作品を制作している。主な個展として、Red Brick Art Museum (中国、2018年)、Fundación Casa Wabi (メキシコ、2019年)、原美術館/ハラ ミュージアム アーク(東京/群馬、2019年)、SCAD Museum of Art (米国、2021年)、ワタリウム美術館(東京、2022年)など。
PERROTINについて
PERROTIN(ペロタン)は、エマニュエル・ペロタン(Emmanuel Perrotin)によって1990年にフランスで設立された国際的な現代美術ギャラリーで、現在ではパリ、香港、ニューヨーク、ソウル、東京、上海、ドバイにギャラリースペースを展開しています。また、毎年20以上のアートフェアに参加するなど、多くのアーティストの作品を広く世界に紹介し、世界中のアートシーンにおいて重要な役割を果たしています。
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開催概要
展覧会タイトル
「Izumi Kato」
開催期間
2023年11月24日(金)〜2024年1月8日(月)
※招待者限定のレセプション:11月22日(水) 16:30(受付開始)〜21:00
※どなたでも参加可能なレセプション:11月24日(金) 18:00〜22:00予定(事前予約不要)
開催時間
・ギャラリーエリア(展示)
火-日/11:00-20:00
月/定休日
※月が祝日の場合は翌日休業
・レストラン(飲食)
水-日/11:00-15:00 L.O.14:00(ランチ)17:00-23:00 L.O.22:00(ディナー)
月-火/定休日
※月火が祝日の場合は翌日休業
会場
Gallery & Restaurant 舞台裏
住所
〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1F
アクセス
東京メトロ日比谷線神谷町駅5番出口より徒歩2分(駅直結)
Collaborator
PERROTIN
参加アーティスト
加藤泉
主催
ArtSticker (運営元:The Chain Museum)
▽展覧会詳細
≫https://bit.ly/3Fa9OBw
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Gallery&Restaurant 舞台裏について
今後の展示スケジュール
Vol.1 展示作家:加藤泉
開催期間:2023年11月24日(金)〜2024年1月8日(月)
vol.2 パフォーマンス アーティスト:山田うん
開催期間:12月下旬(予定)
Vol.3 展示作家:落合陽一
開催期間:2024年1月12日(金)〜2024年2月18日(日)(予定)
スペース情報
住所
〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1F
営業時間
・ギャラリーエリア(展示)
火-日/11:00-20:00
月/定休日
※月が祝日の場合は翌日休業
・レストラン(飲食)
水-日/11:00-15:00 L.O.14:00(ランチ)17:00-23:00 L.O.22:00(ディナー)
月-火/定休日
※月火が祝日の場合は翌日休業
アクセス
東京メトロ日比谷線神谷町駅5番出口より徒歩2分(駅直結)
▽ギャラリー詳細
▽公式Instagram
≫https://www.instagram.com/butaiura_artsticker/
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空間について
アート作品と向き合う緊張感と、仲間たちとの食事でリラックスするひと時。26坪という決して広くはないスペースを2つに分断し、それによって生まれるオモテとウラをシームレスに味わえる場を目指しました。床の高低差、照明の明るさや色温度、仕上げの違いによって2つのエリアに異なる雰囲気を与えています。ギャラリーとレストランを隔てるのは、スチールパイプで組まれたフレームとそこに掛けられた仮設的な展示壁のみで、あらゆる隙間からの相互干渉を楽しむという新しい体験を期待しています。
設計はStudio Hashimuraの橋村雄一と、nao architects officeの内田奈緒が担当。
<<設計者プロフィール>>
橋村雄一 (Yuichi Hashimura)
多摩美術大学、University of East London Dip.Archにて建築の学位を得た後、ロンドンのTony Fretton Architects、Carmody Groarkeでの実務を経て2012年に帰国。2013年から2018年まで新素材研究所にて国内外のプロジェクトに携わる。2015年にSawada Hashimuraの共同設立を経て、2023年にStudio Hashimuraに改組し主宰を務める。
▽Website
≫https://www.instagram.com/studio_hashimura/
内田奈緒 (Nao Uchida)
東京生まれ。 2010年より日本デザインセンター・原デザイン研究所にて空間、建築関係のプロジェクトに携わる。2016年に東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了。 在学中、2014-2015年にスイス連邦工科大学(ETH)留学。 修了後、デザイン事務所nendoに在籍し、国内外でインスタレーションや展覧会の会場構成、建築・家具のデザインを担当。 nao architects officeを設立し、現在は家具や住宅、店舗、工場の設計プロジェクトが進行中。2020年よりバーゼルと東京を拠点とする建築設計事務所an-a-cを共同主宰。
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レストランについて
展示スペースの裏側に回り込むと、そこはまさに舞台裏。暗がりのなかにシェフのいる厨房が浮かび上がり、奥にはテーブルやカウンターが並んでいます。メニューは「クラシックなウフマヨ」や「自家製ロースハムのグリル」などシンプルで気楽な前菜から「いわて短角牛のサーロインステーキ」など本格的なメインディッシュまで。シェフが毎日お店で焼き上げる自家製パンドカンパーニュは食事と合わせても、お酒のつまみとしても。アートを鑑賞したあとにビールやワインを片手に語り合う時間をお楽しみいただけます。
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ArtStickerについて
株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。
▽ArtSticker Webサイト
▽ArtSticker ダウンロードURL
≫ App Store:https://apps.apple.com/app/artsticker/id1446438049
≫ Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=art.tcm.artsticker
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会社概要
社名 :株式会社 The Chain Museum(読み:ザ・チェーンミュージアム)
所在地 :東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階 代官山TOKO
代表者 :代表取締役 遠山 正道
▽株式会社 The Chain Museum 公式Webサイト