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採用の背景
変電所構内での従来の変電設備の保全業務内での安全操作(電気的・機械的ロック等)においては、紙帳票と電話連絡を使用した作業が行われており、ヒューマンエラーによる事故リスク、電話連絡・打合せに時間を要している(効率化の妨げ)、現場での操作進捗の不透明さ(可視化の不足)といった課題がありました。これらの課題を解決するため、スマート保安(DX)製品「現地操作支援システム」が採用されました。(システム開発受託し、2022年8月より順次運用開始、2023年8月より全面運用開始)
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現地操作支援システムについて
ICタグやQRコードなどの識別タグを操作対象に取り付け、電子伝票と組み合わせることで、保全業務において現地での作業員の誤った操作を防ぐ仕組みを提供します。これにより、作業手順の誤り(ヒューマンエラー)や待ち時間を削減し、現地作業の進捗をリアルタイムに事務所にて把握することが可能です。
このシステムは、九州管内の変電所約600カ所での実績を持ち、その効果が証明されています。
詳細は「現地操作支援システム」製品案内をご覧ください
https://prtimes.jp/a/?f=d57160-5-5ca7339c41c4aa5cfee50cf203e5c490.pdf
今後、人手不足や高齢化が進行する中で、インフラや設備の業務効率化がますます重要となります。当社は、スマート保安ソリューションの提供を通じて、これらの課題の解決に貢献し、電力、ガス、公共インフラなどの分野に展開しています。
※本製品に関する特許は、九州電力送配電株式会社、株式会社日立システムズ、弊社の3社共同特許となります。
※中部電力パワーグリッド株式会社における本システム名称は「指令操作支援システム」となります。
ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時現在のものです。
今後もさまざまなステークホルダーとの協創を通じて社会貢献を続けて参ります。
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本件に対するお問合せ先:
株式会社正興電機製作所
エネルギーソリューション営業部 電力広域グループ
〒101-0031 東京都千代田区東神田二丁目5番12号
TEL:03-5835-1013
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