認知症による資産凍結を防ぐため、家族信託の無料相談開始

　ネットで簡単に頼める訪問介護・家事・生活支援サービス「Crowd Care(クラウドケア)」を運営する株式会社クラウドケア (本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：小嶋潤一) は、この度、トリニティ・テクノロジー株式会社 (所在地：東京都港区、代表取締役：磨和寛) と業務提携し、認知症による資産凍結を防ぐため、「スマート家族信託」の無料相談を開始いたします。

業務提携の背景

　クラウドケアでは「ケアを通して、多くの人々を幸せにする。」をミッションに、2016年の創業から、介護保険制度では補えない介護ニーズとヘルパーのマッチングを図り、介護保険外の訪問介護・家事・生活支援サービスを提供してきました。

　クラウドケアのサービスをご利用いただく方には、認知症の方も多くいらっしゃいます。日本では超高齢社会の到来により「認知症による資産凍結」という大きな社会課題も抱えています。高齢者数の増加と平均寿命の増加が相まって、2020年時点で約630万人の認知症患者は、2050年には1,000万人を超えると推計されています (※内閣府「平成29年度版高齢社会白書」)。

　認知症によって意思能力を喪失すると、「資産の凍結」状態に陥ります。資産が凍結すると、入院費や介護費といったまとまったお金が引き出せなくなったり、不動産売買ができなくなったりします。たとえ親のためであっても、子が資産を管理することができず、生活の大きな負担となってしまいます。

　資産凍結問題への新たな対策として、2016年頃から「家族信託」という、家族の中で資産を信託し管理・承継する仕組みが注⽬され始めました。家族信託とは、認知症による資産凍結を防ぐために、「自分の財産を管理する権限」を家族など信頼できる第三者に渡し、自らに代わって財産管理をしてもらう法的制度です。

　トリニティ・テクノロジーが提供する「スマート家族信託」は、家族信託を正しく普及させるために、家族信託の組成コンサルティングを専門家が行うだけでなく、信託契約締結後に信託したお⾦や資産をアプリで簡単に管理することができる、日本初の家族信託の財産管理サービスとなっています。

　また、トリニティ・テクノロジーが運営する、おひとりの高齢者に家族の代わりにずっと寄り添う「おひさぽ」サービスで、お客さまから介護保険外の自費介護サービスのご利用希望があった場合、クラウドケアの訪問介護・家事・生活支援サービスを紹介いただく流れも同時に実施します。

　クラウドケアは、トリニティ・テクノロジーとの提携を通して、今後も増加し続ける保険外のケアニーズとヘルパーが正しくつながる機会を創出してまいります。

スマート家族信託について

　「スマート家族信託」は、これまで500件以上の家族信託の組成を行い、国内トップクラスの家族信託組成実績を誇っています。家族信託に精通した専門家による、オーダーメイド設計されたご提案によって、お客様一人一人に合わせた最適プランをご案内します。

　また、日本初の家族信託専用アプリを使用したサポート体制によって、従来ご家族の大きな負担となっていた信託した資産の帳簿管理を誰でもスマホ一つで簡単に管理・運用することが可能となっています。サポートの際は、司法書士だけでなく、保険・不動産・相続など周辺領域の専門家もいるため、トータルサポートを受けることができます。

業務提携の内容について

今回の提携により、下記のサービスを展開してまいります。

サービス名　：スマート家族信託の無料相談

サービス内容：

家族信託の専門家(司法書士など)に、無料でご相談できます。

提携するトリニティ・テクノロジーにおつなぎし、家族信託の専門家(司法書士など)に無料で相談することができます。ご相談者様の状況を詳しくお伺いした上で、家族信託が最善の方法なのか、費用がどのくらいかかるかなど、ご説明いたします。家族信託・認知症対策なら、まずは無料相談ください。

料金　　　　：初回相談　無料

　　　　　　　初期費用　家族信託組成サポート費用：55,000円〜 (税込)

　　　　　　　月額費用　アプリ利用料・専門家への相談料：2,728円〜 (税込)

提供エリア　：全国どこでも、土日祝日でのご相談にも柔軟に対応可能 (オンライン面談も可能) 。

申込方法　　：「お電話」か「お問い合わせフォーム」より、クラウドケアにお問合せください。

　　　　　　　　・電話：0120-972-790（平日9時～18時）

　　　　　　　　・問い合わせフォーム：https://www.crowdcare.jp/contact/

詳細ＵＲＬ　：https://www.crowdcare.jp/alliance/family-trust/

ネットで簡単に頼める訪問介護・家事・生活支援サービス「Crowd Care(クラウドケア)」について

　「Crowd Care」は、シェアリングエコノミー型(クラウドソーシング)の訪問介護・家事・生活支援マッチングプラットフォームです。依頼ごとにヘルパーをマッチングして、介護スキルを持つ貴重な人材をシェアしていく仕組みとなります。シェアリングエコノミーの仕組みとテクノロジーを活用することで、依頼者は介護保険外の自費訪問介護ヘルパーサービスを低価格でご利用いただけます。また、介護職として働いている方はもちろん、介護の仕事から離れてブランクがある方、未経験の方も、隙間時間を使って自分のスキルや都合に合わせてヘルパーとして働くことが可能です。

※シェアリングエコノミーとは、個人が保有するスキル・モノなどを必要な人に提供・共有するほか、インターネットを介して個人間で取引する、新しい形態のサービスを指します。