プレス屋が作った町工場DXシステム「Haruca Smart Press」

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チトセ工業株式会社(本社:大阪府八尾市西高安町5丁目3番、代表:中西 進之輔)は、中小製造業を取巻く
社会問題に「町工場だからこそ」わかるDXシステムを開発しました。
「Haruca Smart Press」を本日から24,617円/月/3年(最小構成)にて販売開始いたします。
  • 生産進捗の管理に最適なソフト

「Haruca Smart Press」とは子機をプレス機などに取り付け、取得した稼働データを無線送信し親機を接続したPCで管理するシステムです。データ送信距離は最大10kmで、管理事務所と製造現場が離れていても安心です。生産ロット毎に生産数、稼働時間、非稼働時間を自動計算し、生産進捗を数値化することで改善すべき点が一目瞭然になります。1日の時間別生産数をグラフ化し日々のペース管理や目標立てが可能です。歩留まりの改善にも役立ちます。また、データの収集・分析と現在の生産進捗や生産終了分からのアクセスが容易で生産計画の短縮も可能です。

  • 新たなビジネスの創出、革新的な業務効率化など新規性や独自性がある取組み

中小製造業を取巻く環境はコロナ禍で大きく変化しました。少子高齢化による生産年齢人口の減少で、デジタル変革の必要性がますます高まっています。人材確保が難しい中、生産性向上への取り組みが必須となっているのです。弊社は、温度、湿度、照度、CO2濃度センサと一体化した長距離無線システムを商品化し地域におけるスマート農業、建築土木IoT、製造現場の見える化を進めてきました。その中で設備稼働の見える化による生産性向上に着目しました。プレス機等のショット数をリアルタイムに遠隔監視しデータ収集、分析する
「Haruca Smart Press」を開発し自社のものづくり現場で利活用しています。

  • チトセ工業株式会社 代表取締役社長 中西進之輔

当社がHaruca Smart Pressを開発したきっかけは至ってシンプルです。欲しいシステムが世に無かったからです。「無いなら作ってしまおう」とチャレンジしました。

そして、生産数や進捗の確認をできるだけ手軽に、かつ安価で提供するソリューションは当社以外にもニーズがあると考え、今般リリースすることとなりました。プレス屋でありながら無線機器も手掛ける当社の強みを活かしながら、中小企業のDXという社会課題の解決に向け力添えができれば幸いです。

  • 会社概要

社名:チトセ工業株式会社
本社所在地:大阪府八尾市西高安町5丁目3番
代表者:中西 進之輔, 中西 啓文
事業内容: 金属プレス加工, 無酸化炉中ろう付け加工, 無線電子機器設計製造
設立: 1962年6月10日
HP:https://www.chitose-kk.co.jp/hsp/

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