【建設業界における現場負担の実態調査】機材や物品を探す時間は「1日あたり平均35.1分」 従業員の40.9%が「仕事に影響が出た」と回答

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MAMORIO株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:増木大己、以下MAMORIO社)は2023年8月15日(火)、全国の建設現場で働く男女264人を対象とした「建設現場の機材や物品を探す負担」に関するアンケート調査を実施しましたので、結果をお知らせいたします。

  • 調査サマリー

・回答者の40.9%が「建設現場で機材や物品が見つからず、仕事に影響がでた経験がある」と回答

・1日の業務のうち、建設現場で機材や物品を探している時間は、1日あたり平均35.1分

・建設現場で働く従業員が所在を管理したいと思う物として、「投光機」「インパクトドライバー」「高所作業車」「足場材」「検査機器」「鍵」「重機」「コンプレッサー」「ケーブルドラム」「工具類」と回答

  • 調査概要

調査方法:インターネット調査

調査対象:建設業界で働く15歳以上99歳以下の男女(全国調査)

有効回答数:264

調査実施日:2023年8月15日(火)

調査会社:MAMORIO株式会社

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  • 調査背景

多くの作業員や物の行き来が絶えない建設現場では、機材・物品などの“所在管理の難しさ”が課題となっています。作業が進む中で機材・車両・足場材などの物品が散在してしまい、所在を管理しきれなくなる問題が起きているのです。これにより、「不必要な物品のレンタル」「レンタル機材の紛失・盗難」などによる原価コストの上昇や、物品の捜索による生産性の低下などが指摘されています。「探し物が見つからず、仕事に影響が出たと感じた人はどれほどいるのか」「建設現場で機材や物品を探すために、どれほどの時間を費やしているのか」「どのような機材・物品などの所在管理を希望しているのか」など、現場で働く従業員の負担について実態を調査しました。

  • 調査結果

【図1】

建設現場で機材や物品が見つからず仕事に影響がでた経験に関する調査では全体の40.9%建設現場で機材や物品が見つからず、仕事に影響が出たと回答しています。

所在確認に時間をとられて作業が遅れたケースや、物品の紛失により再購入・レンタルが必要となるケースなど、「物が見つからない」「必要なときに使えない」状況に悩まされていることが明らかとなりました。

【図2】

続いて1日の業務のうち建設現場で機材や物品を探している時間についての調査では、1日あたりの建設現場で機材や物品を探している平均時間35.1分であることが分かりました。

仮に毎日探し物をしているとすると、365日×35.1分=12,811分。

時間で換算すると年間で約214時間も探し物に時間を費やしてしまう計算になります。

【図3】

建設の現場での機材や物品のうち最も所在を管理したいと思う物に関する調査では、「投光機(30歳・男性)」「インパクトドライバー(52歳・男性)」「高所作業車(43歳・男性)」「足場材(53歳・男性)」「検査機器(51歳・男性)」「鍵(42歳・女性)」「重機(70歳・男性)」「コンプレッサー(42歳・男性)」「ケーブルドラム(61歳・男性)」「工具類(53歳・男性)」といった、さまざまな回答が得られました。

  • まとめ

今回のアンケートでは、建設業界の現場で働く15歳以上99歳以下の男女264名に対し「建設現場の機材や物品を探す負担」について調査しました。

調査の結果、全体の40.9%が「建設現場で機材や物品が見つからず、仕事に影響がでた経験がある」と回答し、改めて所在管理の必要性が明らかとなりました。

建設現場では、作業の進捗具合によって機材や物品の置き場所が変わったり、現場内で複数の作業を同時に行ったりすることがあるため、それらが物が見つからない要因になることもあります。

1日の業務のうち建設現場で機材や物品を探している時間についての調査では、「1日あたり平均35.1分」の回答が得られています。

また、現場の従業員が所在の管理を希望する物として、「投光機」「インパクトドライバー」「高所作業車」「足場材」「検査機器」「鍵」「重機」「コンプレッサー」「ケーブルドラム」「工具類」など、さまざまな機材・物品が挙げられました。

建設現場では、高所作業車や重機などの大きな車両も所在不明となることがあります。

作業範囲が広大な建設現場では、数十台の車両が同時に稼働しているケースもあり、作業が進む中で所在や使用状況を把握できなくなってしまうのです。

また、インパクトドライバーや検査機器などの小型機材を大量にレンタルし、もので溢れかえっている現場も少なくありません。

人と物の行き来が激しい現場では所在管理がより困難になり、レンタル品の紛失・盗難などが発生する可能性もあります。

このように、機材や物品の所在管理を徹底しきれていない建設現場では、物を探す手間が生じ、従業員に負担をかけている場合があります。

従業員の高齢化や、深刻な人手不足が課題となっている建設業界においては、所在管理による「コスト削減」「生産性の向上」が課題解決の糸口となっていくことでしょう。

MAMORIO社はこうした「所在管理に関する建設現場の困りごと」を解決するため、機材や物品の位置情報を把握し、常に所在を管理するソリューション「MAMORIO Biz Plus for 現場」の提供を開始しました。

今後もMAMORIO製品のさらなる改善を通じて「なくすを、なくす。」社会の実現に邁進して参ります。

  • MAMORIO Biz Plus for 現場について

MAMORIOはBluetooth通信を用いてスマートフォンとMAMORIOとの距離を元に忘れ物の発生を検知し、スマートフォンで置き忘れ場所を確認、紛失防止ができる世界最小クラスのスマートトラッカーです。

万が一の紛失時には全国のMAMORIOユーザー全国700路線以上の公共交通機関と提携した国内最大級のネットワークで紛失物の発見を行います。

MAMORIO BizはこのMAMORIOとそれら端末を一元管理するWEBコンソール機能により企業、組織単位で所有する物品の紛失防止を実現する法人向けIoTソリューションとして開発しました。

紛失防止機能に加えて様々な業界や業種の所在管理ニーズの解決に特化した機能をプラスする「MAMORIO Biz Plus for現場」は工事や建設の現場でのレンタル機材や物品の所在管理に特化した建設業界向けの機材・物品の所在管理ソリューションです。

工事や建設の現場では様々なレンタル機材や物品が利用されますが、多くの作業員や機材が日々目まぐるしく移動する現場ではそれらの所在管理は困難を極め、所在がわからないことによる不必要な物品のレンタルによる原価コストの上昇物品の捜索時間の発生などにより、生産性が低下する問題が度々発生していました。

MAMORIO Biz Plus for現場」では大きな設備投資の必要がなく、普段の日常業務で使っているMAMORIOアプリを入れたスマートフォン、スマートトラッカーのMAMORIO端末、インターネットブラウザだけの簡単な組み合わせだけでこれらの工事や建設の現場の様々な機材や物品の所在管理に関する課題解決を実現します。

建設現場の機材や物品などの対象物品にMAMORIO端末を取り付けて、現場で働く方々のスマートフォンにMAMORIOアプリをダウンロードいただき、通常通り業務をしていただくだけでMAMORIOアプリがバックグラウンドで自動的に機材や物品の位置情報を検知しサーバーに送信、ブラウザの管理画面から機材や物品の最終検知場所を確認することができます。

また万が一機材や物品が現場から紛失・盗難された際にはMAMORIOのネットワークを通じて位置情報のトラッキングが可能です。

MAMORIO Biz Plusの詳細な資料については下記特設ページよりダウンロードいただけます。

「MAMORIO Biz plus for現場」

MAMORIO Biz Plus for 現場

  • MAMORIO株式会社について

「なくすを、なくす」社会を推進し、IoTソリューション(※)の開発とIoT技術の向上に取り組みます。

主に物品の紛失防止(コスト削減)・所在管理(生産性の向上)・持ち出し管理(リスク分散)を通じて、さまざまな業界に貢献します。

※物とインターネットをつなぎ、物から個別の情報を取得するツール

■会社概要

企業名  :MAMORIO株式会社

代表取締役:増木 大己

設立   :2012年7月

本社所在地:〒101-0021 東京都千代田区外神田3-3-5ヨシヰビル5F

事業内容 :「MAMORIO」「MAMORIO Biz」「MAMORIO Biz Plus for 現場」の開発・提供、ポータルサイト「落し物ドットコム」の運営

■製品サイトURL

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