OKI、JR九州とAIを活用したお客様案内「AI駅員」の実証実験を開始

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「AI駅員」のサービス画面イメージ「AI駅員」のサービス画面イメージ

OKIは、九州旅客鉄道株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長執行役員 古宮 洋二、以下「JR九州」)と、AIを活用したお客様ご案内システム「AI駅員」のサービス提供の実現に向けた実証実験を、10月2日より実施します。本実証実験では、お客様のニーズや海外からのお客様への多言語案内など、駅をご利用いただくお客様へのサービス向上を目的とします。

実験では、鹿児島本線 香椎駅、長崎本線 諫早駅に「AI駅員」を搭載した端末を設置します。「AI駅員」は、OKIの接客支援ミドルウェア「CounterSmart(注1)」を活用したAI対話エンジンを採用しており、鉄道を利用するお客様への応対で多数を占める駅構内案内や乗換案内などをAIチャットボットにより自動で行うことが可能です。また、AIチャットボットで解決できない問い合わせは、遠隔案内機能にて駅係員へお尋ねいただくことも可能です。この遠隔案内機能は、外国人旅行者への応対やバリアフリーを考慮し、音声・映像通話に加えて、画面共有やリアルタイム多言語翻訳、筆談などを可能としています。

なお、対象の各駅構内にいるお客様は、自身のスマートフォンから「AI駅員」に問い合わせをすることも可能です。端末を利用することに抵抗があるお客様でも気軽に利用できる仕組みを構築することで、システム利用者数の向上と、サービスの継続的な改善につなげます。

実証実験の概要

期間:2023年10月2日~2023年12月24日

場所:JR九州 鹿児島本線 香椎駅、長崎本線 諫早駅(他2駅)

内容:AI対話エンジンによる案内の検証

   駅係員によるリモート案内の検証

「AI駅員」の概要

・駅構内に設置の専用端末や鉄道を利用されるお客様のスマートフォンからアクセス可能

・AIチャットボットが駅構内情報、乗換情報、時刻表情報を案内

<AIチャットボットによる乗換案内><AIチャットボットによる乗換案内>

・AIチャットボットで解決できない問い合わせは、遠隔案内機能にて駅係員へお尋ねいただくことが可能

・音声映像通話、画面共有、リアルタイム多言語翻訳、筆談機能を搭載

用語解説

注1:CounterSmart

「音声認識、AI対話エンジンによる無人応対」と「音声・映像・画面共有によるリモート支援」を実現できる接客支援ミドルウェア。OKI独自の雑音除去技術を使用して利用者が操作するエリア音のみを収音するエリア収音マイク「X-Beamforming®」(クロスビームフォーミング®)や、騒音環境下でも利用者に音が届きやすい指向性のあるスピーカーにより、駅構内などの騒音環境下においても、端末利用者と遠隔地にいる駅係員とのスムースな会話が可能。

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接客支援ミドルウェア「CounterSmart」紹介サイト

接客支援ミドルウェア「CounterSmart」|ストアフロント変革|店舗デジタル変革ソリューション「Enterprise DX」|OKI
セルフ端末用ミドルウェア「CounterSmart」は、お客様のセルフ操作による取引の実行や、お客様のニーズに合わせた本部専門家によるリモート支援サービスの提供など、有人窓口のデジタル化や省人化ニーズに対応します。

  • 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。

  • X-Beamformingは、沖電気工業株式会社の登録商標です。

  • その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。

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